「NOT SORRY」が出来た瞬間、私はフェスに出たい!と思って
ーー改めて1st EP「HOW HIGH?」は、ExWHYZにとってどんな位置づけの作品になりそうだと思いますか?
maho:私たちの持っている雰囲気って、いろいろな側面があると思うんですけど、イメージとのギャップがない、明るくて、そのままスッと入ってくる感じの作品ですね。みんなが等身大で歌っている作品だなと思っています。
ーーまだ世の中に公開されていない楽曲について解説いただきたいなと思うんですけど、「There’s a no limits」はどんな楽曲でしょう?
maho:これは80KIDZさんが作ってくださった、2曲目の楽曲なんですけど、ライブでどうなるんだろうと私たちも思っていて。今回のEPの制作の最初の頃に録った曲なんですけど、練りに練ってくださって、最近やっと音源が完成したんです。私たちも最近聴いて、今振り付けとかしているんですけど、ちょっと未知な感じですね。歌詞に隠れた反骨精神みたいなものが潜んでる感じがして、私は勝手にフィットしていて。だからやるのが楽しみです。
ーーmahoさんの中にも反骨精神がある?
maho:そんな大それたものはないんですけど、あると思います。あまり表に出したりしないので、いただいた歌詞を見ると気づきがあったり、そこから自分について考えたりもするんです。
ーー「虜」はいかがでしょう?
maho:Seihoさんの曲なんですけど、めちゃおもろい曲です(笑)。メンバーがいろいろなキャラになり切っている感じがして、聴いていて楽しい。Seihoさんの曲はすごくノれるから、この曲もライブでどうなるかなと思いますね。
ーーSeihoさんとは、これが3曲目?
maho:EMPiRE時代の「IZA!!」を含めたら3曲目です。
ーーレコーディングの雰囲気とか、お互いのフィーリングは合ってきているんじゃないですか?
maho:Seihoさんの曲は歌うのが難しいんですけど、1回1回丁寧に教えてくださるので、緊張とかはなく安心してレコーディングさせてもらっています。それにSeihoさんって、いつもおいしいものを差し入れてしてくれて私たちを喜ばせてくれるんです(笑)。初めてのレコーディングのときは、すごく美味しいみかんジュースをくださって、私たちバカみたいに喜んじゃって(笑)。毎回私たちが普段知らないおいしいもの、凝ったものをくださいます。
ーー今回は何を持ってきてくれたんですか?
maho:Seihoさんがやってらっしゃる和菓子屋さんの、すごくきれいなお菓子をくださって「わーーー! かわいいーーー!」って(笑)。

ーー10月にはZepp東名阪公演「ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ part.2:with Special Guest Series」が行われます。対バン形式で、Seihoさん、大沢伸一さん、yahyelさんがそれぞれ参加しますが、どのような気持ちで臨みたいと思っていますか。
maho:ExWHYZをはじめて1年くらい経つんですけど、試行錯誤して自分たちの空間を探し続けてきているので、ベストな状態で自分たちらしくできたらいいなと思っています。でも、絶対に見たこともない新しい刺激があると思っていて。それをちゃんと感じて繋げていけたらいいなと思いますね。3組ともレコーディングのときは穏やかで、トーンも落ち着いた大人の方たちなんですけど、ライブ映像とか実際ライブを観ると、ステージに立つ雰囲気が全然違うので、どういう感じになるのか楽しみです。
ーーそこに今のマスター含めたハッピーでアッパーなExWHYZがどんな化学反応を生むか楽しみですね
maho:ほんとですよね。きっとマスターたちも、私もExWHYZがなかったら踏み込んでなかった世界だと思うので、お互いいいきっかけになったらいいなと思います。
ーー今年も後半に入り、2024年に向かっていくような時期ですけど、mahoさん的にExWHYZの活動を通しての展望や思い描いていることを聞かせてもらえますか?
maho:いろいろなことに囚われすぎず、その瞬間瞬間で感じ取ったことを自分で噛み砕いて、違和感があったら違和感のまま残しておかず、ちゃんと向き合って歩みを進めていけたらいいなと思っています。EPとか作っているのもそうですけど、やっぱりライブが一番なので、そのとき来てくれる人たちと楽しい時間を作るためにいろいろなことに挑戦して、楽しいを一緒に探し続けていけたらいいなと思います。あとは、フェスに出たいです! 「NOT SORRY」が出来た瞬間、私はフェスに出たい!と思って。マスターが熱を持って、一緒にExWHYZのライブを作ってくれている空間が私は楽しいので、この空間をもっといろいろな人に知ってもらって、その輪の中にいろいろな人が入ってきてくれたらいいなと思っています。
ーー「NOT SORRY」はこの先のExWHYZのキーになりそうな楽曲ですね。
maho:そうですね。毎回新しい曲を出していく度にそれくらい素敵な曲が多くて。これがExWHYZっぽい!みたいな軸はあると思うんですけど、囚われすぎず、いろいろ自由にやっていきたいです。自由って言いすぎて、それにとらわれるのもやだなと思いますし、いろいろ試して作り続けていきたいなと思います。

編集 : 西田健
メンバー・mayuが作詞を手掛けたハイスピードトラック
LIVE INFORMATION
"ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.2:with Special Guest Series"
10月14日(土)Zepp Nagoya w/ Seiho
10月15日(日)Zepp Osaka Bayside w/ Shinichi Osawa
10月19日(木)Zepp Haneda w/ yahyel
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PROFILE : ExWHYZ

2022年6月に突如解散した『EMPiRE』のメンバー、yu-ki,mayu,midoriko,mikina,maho,nowの6名で結成されたグループ。
レーベルはUNIVERSAL MUISC / EMI Records。
2022年11月2日に、大沢伸一(MONDO GROSSO)、Denny White、Shin Sakiura、80KIDZなど国内外の様々なクリエイターが参加した1stアルバム「xYZ」をリリース。
2022年11月3日から2023年1月2日まで、全国ツアー「ExWHYZ First Tour”xYZ”」を開催し、ファイナルとなるZepp DiverCity公演で、活動休止していたmidorikoが活動再開し、6人での活動がスタート。
2023年3月1日に、全曲midorikoのVocalを追加収録し、新曲を加えた「xYZ[hYPER EDITION]」をリリース。
4月1日からは全国4都市にて「ExWHYZ TOUR 2023 xANADU」を開催。 4月19日に2ndアルバム「xANADU」のリリースと、ExWHYZ初の自主企画としてVJセットのExWHYZとBANDセットのBiSHの2マン「ExWHYZ presents"BiSHWHYZ"」を開催、5月13日には初の日本武道館単独公演「ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP」を開催した。
7月から9月にかけて全国19ヵ所20公演「ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.1: Live House Series」を開催中、さらに10月からはExWHYZの楽曲プロデュースに関わるアーティスト"Seiho"、"大沢伸一[MONDO GROSSO]"、"yahyel"をゲストに迎え、全国3都市を回るZeppツアー『ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.2:with Special Guest Series』を開催予定!