先週のオトトイ(2025年7月7日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ーウィスパーヴォイスで描かれる、リアルな田舎の情景 (西田)
ー初のボーカル・プロジェクト!音響派なサウンドスケープと伝統歌などを掛け合わせたレフトフィールドな作品(津田)
・アイナ・ジ・エンド “革命道中 - On The Way”
ーアニメ『ダンダダン」第2期OPとして書き下ろされたアップテンポがクールな一曲 (藤田)
ー間奏→2Aで体が浮いてしまう。最高です。(菅家)
ー8月リリースEPより先行配信! 諦めたところから再び踊り出す人生讃歌! (高木)
ーひらけたポップスの音像とDTMの歪みがバンドの新たな地平を描く一曲 (石川)
ーこのところの熱さで太陽の光には恐怖や憎しみ (ごめんなさい) しか覚えなくなっているが、この歌を聴いていると日差しの優しさや日差しへの愛を思い出せてくれる。そんな季節が恋しい。ほんとは夏好きなんですけどね (高田)
その他追加曲は、TOMOO “LUCKY”、Conton Candy “スノウドロップ”、緑黄色社会 “illusion”、浮 “海へ(とおあさver.)” 、Oasis “Acquiesce (Unplugged)” 、Sundae May Club “幽霊まぼろし”、EVISBEATS, Nagipan “伊太祁曽”、Heavenstamp “秘密基地”。
編集後記
早見和真『アルプス席の母』
早見和真の小説『アルプス席の母』が素晴らしかった。高校野球のスタンドに立つ母親たちを主人公に、子どもを見守るというストーリー。僕は小学校の頃だけ地元の小さい野球チームに入っていたのだけど、それなりに親が手伝わなきゃいけない感じだったし。明文化されてないルールもあったのだろうなと思う。そんななかで、いろいろと頑張っていたのと思うと、冒頭から涙が止まらなかった。一方で自分は親でもあるので、その目線での感動ももちろんあった。とにかく泣いた小説だった。(西田)
12年
阿佐ヶ谷Cafeinの周年二日目が土曜にあったので、お祝いしに遊びにいった。友達が二人スタッフになったので、その姿をみるのも兼ねて。(めちゃくちゃ嬉しい)ECM fieldをやっている方のパーティーチームがオープンからゆるゆると温め、そこからずっと素敵なソウルやジャズやハウスやでわいわいしていて、すごくいいムードだった。半年ほどレギュラーのパーティーをやらせてもらっているけれど、場所の全体像みたいなものがこの日ようやく掴めた。次パーティーやる時はもう少しうまく力を抜いてできそうな予感。途中抜けてVENTに行き、マルセルの前のイエロウフルをみたけど、これまで見た中でも飛び抜けて素晴らしかった。いつもはフロアと近いところでやっているからもう少し盛り上げる要素の方が強いけれど、この日は作品作るようにセットを組んでいた模様。ざわざわと人の森の中に入り込んだ気分にさせられたり、そんな深くにつれてきたかと思えば警告音で現実に戻したり、最後歌ものでマルセルに渡していたのもよかったです。そこから自転車を漕ぎまくってカフェインに戻り、たくさんお酒飲みました。ついた瞬間「戻ってきた」感覚があって嬉しかった、居場所作るの好きじゃないけど、そんな気分になるのは素敵なことだな。12周年おめでとうございました、これからもどうぞよろしくお願いします!カフェインの周年は9日の水曜でラスト!(津田)
記憶がない!
夏バテというわけでも無く、なぜか機会を逃してしまい、先週いく予定だったインストア・ライブとカフェでのライブにいけず、一週間を振り返っても記憶が全然残っていません。予定がない土日が久しぶりだったので、とてもゆっくりした記憶だけがあります。画像を振り返ると、知人の家でマリオカートをしたり、銭湯に行ったり、イコライザーを買ったり、鉄フライパンを育てたりしていました。もっと毎日を大切に過ごしたいです。(菅家)
出かけまくり2weeks
先週は月曜日にお休みを取って、日月で熱海へ。そしてこの週末は友人たちと軽井沢へ。どちらも楽しい週末だったけれど、さすがに2週連続で旅行に出かけたので、今日はだいぶお疲れモード。特にこの週末は軽井沢が気持ちよくすごせただけに、東京帰ってきたときに湿気と暑さに絶望感。2周連続リフレッシュしたので、また気合いを入れ直してやったるぞーという気持ちで7月、8月とこの夏を乗り切ろうと思います。(高木)
怪我の功名
骨折から4週間が経ち、ようやく痛みが引いた。が、まだ骨が繋がったわけではなく、地に足をつけて歩くことはまだできない。家の中で過ごすだけでもかなり不便である。だが、なんだか最近、足以外の調子は良い気がする。体力が落ちたり過剰に太ることが嫌で少しずつ筋トレをしているからか、寝つきが良く、持病によるめまいや立ちくらみも少し落ち着いている。足を庇って座る時に、骨盤が立つように綺麗に座ると楽で、姿勢も以前よりは良くなった。骨を作るためにマルチミネラルの錠剤を飲んでいるのも、何か良い効果があるのかもしれない。この調子で、全ての不調を治したい。(藤田)
先週観た印象的だったライブ2つ
ひとつは湯浅湾@月見ル君想フ。二十歳前後と今じゃ感じ方がまるで違っていて新鮮だった。自分の精神年齢が追いついたようで嬉しい。ゆるくて可笑しみがある中で時折鈍く光る狂気。名曲 “柔らかい太陽” では思わず涙腺がゆるんだ。それぞれに魅力を持った各楽器のプレイも素晴らしかったです。aldo van eyckは新宿MARZにて君島大空トリオとの共演。ポストパンク、ジャズ、R&Bなどあらゆるジャンルを混ぜこぜに即興的につないでいくステージングが見事だった。ソニック・ユースみたいだと思った次の瞬間、ギター2人がサックスと鍵盤に切り替えると「あれ?ファラオ・サンダース?」と驚かせ、onoueがシャウトすれば54-71すらよぎるという、ひとつのバンドにこんなに多くの要素が成立しうるのかと。情報がとにかく多いのにスタイリッシュにまとめあげる手腕に脱帽!(石川)
充実さ
インターンも折り返しに差し掛かってきました。最近たまに今の自分は充実してるのかなと思ってます。バイトや就活に追われながら、遊びたいなぁ、金ないなぁと思ったり。こんな時僕が聞いてるのは、RainyBlueBellの “STAR BURST” です。歌詞の「どうせ無理ゲーなら生まれてねーわな」や「詰みかけてからが面白い」が、落ち込んでも、まあこれも俺のスキルやレベルアップのためのイベントだなと勇気づけてくれるのでmy favorite songと思ってます。RainyBlueBellのメンバーでもあるトップハムハット狂が新作EPを出すのでテンション爆上げです!(福士)
aldo van eyckと君島大空トリオをMARZでみた
aldo van eyckのレコ発東京ライブ。最新アルバムはあんなに「ガチャガチャ」なのに、ライブになると謎の統一感があるのが不思議です。やってることは変わらずのはずなのに。その一本筋の通りかたをバンドが良しとしているのか、本当はもっと壊したいと思っているのか、どっちなんだろう? と考えさせるところまで含めてバンドの魅力なのかも。レコ発ツアーファイナルは地元福岡でKhakiとのWネーム公演。羨ましい。2マン対バンは君島大空トリオ。藤本ひかりの素晴らしさよ。君島が合奏形態で出るフジロック2日目、まだ悩んでるんですが、強く強く背中を押されてしまいました。うわー。(高田)
先週の特集記事
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