2回目の衝撃を先行フル試聴で!!ーー新メンバーを迎えたWHERE'S ANDYがガンズのカバーを含む2ndアルバムを5月14日にリリース

OTOTOYのレギュラーUst番組でもお馴染みの3ピース・ロック・バンド、WHERE'S ANDYが、約1年2ヶ月ぶりとなる2ndアルバムを5月14日にリリース!! TOKIE(unkie、LOSALIOS)プロデュースのもと制作された1stミニ・アルバム『FIRST CRY~逆襲の産声~』をさらに進化させ、ラウドかつポップに押し進めた意欲作。そして、ドラムのCHIBAchan脱退という大きな事態を乗り越え、初の男性メンバーNORIを迎え踏み出す新たな第一歩でもある。よりタフになったサウンドに加え、彼女たちのルーツでもあるハードロックに対してのリスペクト、Guns N' Rosesの「Welcome To The Jungle」も大胆にカバー!! いろいろな意味でセカンド・ショックな本作を1週間先行でフル試聴開始!! またメンバー3人にインタヴューを決行。どこよりも早く彼女たちの音源と生の声をお届けいたします!!
5月14日配信予定の2ndアルバムを先行フル試聴!!
WHERE'S ANDY / SECOND SHOCK
【配信形態】WAV、FLAC、ALAC、mp3
【配信価格】単曲 258円 / まとめ価格 1,234円
【Track List】
1. チャッキーイズカミング
2. MY HEART SONG
3. ダイアモンド
4. a suicidal act
5. ヒューマニズム
6. Welcome to the jungle
7. NBNL(No Beer,No Life)
8. Mary Jane
復習!! レギュラーUstream番組「WHERE'S ANDYのクレイジー放送局」
2013年10月より、ミューズ音楽院より全6回に渡り生放送してきたWHERE'S ANDYのレギュラーUstream番組「WHERE'S ANDYのクレイジー放送局」!! 「クレイジー放送局」の名の通り、楽器を使った身体測定大会(第一回目は「シンバルキック選手権」!!)や、メンバーによるカラオケ歌ってみたまで、かなりぶっとんだ放送をしてきました。ときにはゲスト(つしまみれ、hy4_4yh)を呼び、一緒にクレイジーなことへのチャレンジも!! 後に語られること間違いなしの同番組のアーカイブは以下よりご覧いただけます!!
ミューズ音楽院 × OTOTOY × WHERE'S ANDY
「WHERE'S ANDYのクレイジー放送局」
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>>WHERE'S ANDYへの最初のインタビューはこちら
INTERVIEW : WHERE'S ANDY
WHERE'S ANDYからドラムのCHIBAchanが脱退するという話を聞いて驚いた。ぼくは彼女たちのデビュー時にインタヴューをしているし、その後半年に渡りレギュラーUst番組のディレクターも務めさせてもらった。3人で企画を練っている姿やライヴの姿も観ているだけに、このトライアングルが欠けるというのが信じられなかった。そして、それ以上に驚いたのが、新メンバーが男性ドラマーだということだった。「ギャルバンなめんなよ」をコピーにすえて活動してきた彼女たち。そこに男性メンバーNORIが入ることによってどんな変化をみせるのか。それはまだ未知数といったところだ。
本作『SECOND SHOCK』は、約1年2ヶ月ぶりとなる2ndアルバムである。彼女たちがリスペクトするGuns N' Rosesの「Welcome To The Jungle」のカヴァーから、らしさが全力で発揮されたメロディアスでハードなロック・ナンバーまで、さあ新しい扉を開くぞという疾走感に満ちている。ただし、この作品は、CHIBAchanがドラムを叩いている。そういう意味では、かなり歪なアルバムである。しかし、インタヴュー内でも語っているように、WHERE'S ANDYを一度壊し、再生していく渦中での作品として重要な作品となるに違いない。2回目の衝撃。その言葉通り、WHERE'S ANDYの第2章がいまはじまった。
インタヴュー&文 : 西澤裕郎
自分の世界ってちっちゃかったんだなーと
ーーNORIさんとは、どういうきっかけで出会ったんですか?
MAI : 対バンがきっかけです。
CHIKA : 「あのドラムがいいよ」って言われて見てみたらヤベ!! ってなって。
NORI: で、すぐ仲良くなったよね。考えてることとかはわりと対称的だったけど、好きな音楽が一緒だったのが大きいかも。
ーーちなみに、どんなバンドの話で盛り上がったんですか?
NORI: グッドシャーロットとかランシドです。
CHIKA : バンドをやってても、そこらへんのことをしゃべる人、あんまりいなかったから。
ーーでも、グッドシャーロットとかランシドって世代じゃないですよね?
NORI: めっちゃ流行ってましたよ、中学~高校時代。
CHIKA : 私も高校生のころ、目の下にメイクしてライヴしてた。
NORI: コピー・バンド、超いたもんね。
ーーそうなんだ。MAIちゃんはそのあたり通ってないの?
MAI : 私は高校のとき、全然バンドマンじゃなかったから。テレビで流れている音楽を聴いているくらいで。だから、名前は知ってるけど、ほとんど知らなかったです。
ーー今作『SECOND SHOCK』は、NORIさんが入る前から作っていたわけですよね。CHIBAchanと3人で作った最後の作品でもあるわけですけど、2人にとってはどういう気持ちでリリースされる作品なんでしょう。
MAI : いろいろあるよね。複雑。いい意味の複雑っていうのかな。
CHIKA : 曲を生み出した側からすると、自分の過ごしてきた時間の中でできた曲だから、これはこれで「あの時の想いから出た曲だなー」とか「あの時3人でこうでこうで、こうだったな」とかって想いが詰まってる。その曲を聴くと、そのときの気持ちを思い出したりとかするし。
ーーそもそも、CHIBAchanが抜けたことは、バンドの根幹を揺るがすような事態だと思うんですよ。WHERE'S ANDYって「ギャルバンなめんなよ」っていうコピーがあって、いわゆるギャルバンとして見せてたわけですし。ギャルバンの延長線にしようっていう考え方はなかったんですか?
CHIKA : ないよね。
MAI : ないない。
NORI: 2人がそれを言ってくれたから、俺は楽になったんですよね。これからスタイルも変わってくし、たぶん1回ぶっ壊す場面だと思うんですよ。そこから新しく作っていきますみたいな感じで。
MAI : うん。「ギャルバンなめんなよ」って言ってたときは、そのときの視点で最高のものを作りたかったんだけど、いま考えると、ちっちゃい世界だったなーって感じるし。別に男も女も関係ないし、いい仲間が揃えばそれでいいやって話をして。そこのこだわりは別にいいんじゃないかっていうのが自分の中でできて、楽しそうな人とやりたいっていうほうにシフトしたというか。
ーーなるほど。WHERE'S ANDYとして、もっと広いところを見ていきたいと。
CHIKA : 私はそうだったんだと気づきました。そのときは必死にやっていたんだけど、自分の世界ってちっちゃかったんだなーと。
MAI : みんな、視野が狭かったんだよね。
CHIKA : 来年のCHIKAから見たら、ちっちぇーよーってなると思うんだけど。
歌はアクセルと張るぞ!! みたいな
ーーなにより注目点なのは「Welcome to the Jungle」のカバーが入ってることですよね。それこそOTOTOYで放送していたレギュラーUst番組「WHERE'S ANDYのクレイジー放送局」でも「シャナナ選手権(※サビの「シャナナナ」部分をどれだけ早いBPMで歌えるかの競技)」をやりましたけど、なんでカバーしようと思ったんですか?
CHIKA : ANDYのルーツだし、それを真面目に伝えようかなと思って。ボーナス・トラックにする方法もあったと思うんだけど、オマケとかじゃなくてガチで組み込みますっていう姿勢でやりたくて。WHERE'S ANDYを通過した「Welcome to the Jungle」ですよって。だからちゃんと曲間にも入れたし。
ーーそのなかで、自分たちの色はどういうふうに出していこうと思ったんですか。
CHIKA : 個人的には、カバーをするって考えたとき、ギターは割と忠実に頑張りたくて。そこはスラッシュに近づきたい! っていう気持ちでやるけど、歌はアクセルと張るぞ!! みたいな。歌の方が、らしさは出してるのかもしれない。ただ、モノマネみたいに本人に近づけるつもりはなくて、CHIKAが素直にシャナナナって歌ったら、なにかいい化学反応が生まれるんじゃないかなって。そういうところで、自分らしさっていうかANDYらしさは出てるかな。
ーーカバーすることで気づいたこととか学んだことはありますか?
CHIKA : どうせなら遊ぼうかなっていう感じの刺激とかはあったかな。あとは、そこまで歪んでないのに、これだけ伝わるし太いしカッコいいサウンドになるっていうのは勉強したっていうか。カッコいいものはカッコいいなって再認識しました。

ーーMAIちゃんは、どう?
MAI : 私は、知らない人に知ってもらえたらいいなと思って、結構忠実にやりました。
CHIKA : たまたま家にあったギター雑誌が「Welcome to the Jungle」のタブ譜が付いてたやつだったんだよね(笑)。すっごい古いやつで。
MAI : それをチラっと見てやりましたね(笑)。
ーー演奏に関しても、すごく複雑そうなイメージがあるけど。
MAI : シンプルでしたね、めちゃくちゃ。
CHIKA : それがおもしろくて。ジャングルっぽいゾーンがあったりして、すごく分かりやすいなあって。ある意味新しくも感じるところもあったし、『Second Shock』を買った子が、ガンズの入口になってくれれば嬉しいなっていうのもあります。
ーーライヴでもやる予定はあるんですか。
CHIKA : まだやってないんだけど、やりたいなぁと思ってます。
ーーそこでNORIさんがどうやってプレイに参加してくるかも楽しみですね。
CHIKA : ハードロック魂が出ちゃうんじゃないかなって(笑)。
NORI : 出ちゃうよ、オレ。一音に魂を込めるタイプになるからね。
ガンズみたいな感じで、らしさ、は絶対に出したい
ーー(笑)。例えば「MY HEART SONG」では、歌詞で海外バンドの名前を並べてるじゃないですか。これは好きなバンドを並べてるんですよね?
CHIKA : うん。
ーー自分が通ってきたものとか、リスペクトし続けているバンドを大切に思ってそれを前面に押し出してるのがいいですよね。ここまではっきり名前出して歌うっていうのは珍しいと思うから。
CHIKA : 普通みんな押し出せないんだと思うんですよ。閉じ込めちゃったりして(笑)。
NORI: 時代の流れからすると、遅れてるみたいに思っているのかもよ。オレらからしたらもう、ずっとカッコいいんだよ、あるものは。
CHIKA : そうなんだよね。私はバンドのルーツを知るのが好きなんですよね。そこって絶対ぶれないじゃないですか。みんなが通ってきて、その下でバンドって生まれてるから。もちろん、そこまで興味がない人が多いのもわかるんです。チカも正直18歳のときにストーンズ聴いて、意味わかんなかったもん。けど、この間来日公演に行って、すげー!! ってなって。あのサウンドを、いま体感できてよかったなって思えたし。年齢重ねて分かったこともあるから、ラッキーなことに早く気づいただけかも。
ーーMAIちゃんはどう?
MAI : ここだけに限らず、同じものをカッコいい、いい、って思えるんですよね。素直にそういうのが多い。
CHIKA : うんうんうん。そこで聴いてみたい! とかになるから、はいじゃあこれ聴こう!! ってなるし。で逆にこういうのもいたよって言ったら、えー貸して貸してってなるし。みんなでこう、いいものを知ってこうぜっていう。柔軟かもねそこは。
ーーなるほど、なるほど。
MAI : それって、説明できんもんな。これカッコよくない? って言って。なにが? って言われたら説明しづらい。
CHIKA : うん。それを感覚でわかりあうってのはすごく大事な気がする。その結果、(NORIの)加入とかも一言二言で終わったし(笑)。

ーー(笑)。ルーツとなるバンドに辿り着いたとして、そこに近づきたいって人もいれば、新しいものを生み出していきたいって人もいると思うんだけど、ANDYとしてはどういうスタンスなのかな。
CHIKA : そこは同じにはしたくない。目立ちたがり屋なのかもしれないけど、やっぱりANDYを通していたいです。CHIKAはそういうプレイヤーが好きだったし、ルーツを大事にしてる人がカッコいいと思えるし、説得力もあるなって思う。だからと言って、自分がないただのバンドにはなりたくないから。だからガンズみたいな感じで、らしさ、は絶対に出したい。うん。
ーーANDYってそういうルーツとか大元の人を大切にしつつ、メロディアスな部分が特徴的だよね。メロディ・ラインとかキャッチーな部分がすごく強いと思ってて。それこそそのグッドシャーロットとかの影響もあって。
CHIKA : やっぱそれは通ってきた道の吸収力なんだと思う。
ーーそうだよね。初めて見たとき、ストーンズとか渋すぎてよくわかんなかっただろうし(笑)。
CHIKA : うん、渋すぎてよくわかんなかった(笑)。そこはやっぱり現代を生きてるし、自分の経験しかないから。グッドシャーロットもそうだし、邦楽で言ったらGLAYとか聴いてきたときの衝動を超えられないのはあるから。それとの融合っていうか。メロディアスなものが好きな私っていうのは、出来上がってるかな。それはみんなもそうだと思う。
いい意味でもなにが起こるかわかんないよねって
ーーただ、これからどんどん変わってくって感じはするね。ANDYとしては、広い意味でどういうバンドになりたい?
MAI : 個人的にはアーティスト、みたいな感じかも。バンドだけがすること以外にも色々できたらいいなと思ってるかな。そこは前のギャルバンのときよりは変わってるかも。この3人やったら、やれることがいっぱいあると思うから。
ーー例えば、どういうことをやってみたい?
MAI : それは内緒です(笑)。これからですね。
ーーNORIさんはほんとこれからですよね。
NORI: だから追求していきたいですよね。薄っぺらいバンドじゃなく、ルーツを大事にするメンバーなんで、そこを活かしてほんとに深い音楽をやりたい。先祖たちが残してくれたカッコいい音楽を忘れないで、昔こういうバンドがいたからいまのオレたちがあるんだよってことをちゃんと伝えていきたい。大事にしていこうよってことをバンドを通して伝えたいですね。もっと音楽を好きになってほしいから。
CHIKA : (NORIが入って)ANDY自体も広がった気がする。だから、もっといろいろできるんじゃないかなとも思うし、そのためには、ANDYを通していろんな人を知ってもらえるくらい、ちゃんとした位置にいたい。小さかったら自己満で終わるから。いまのANDYになって、ひとつ大きいところの世界に行けたから、今度また3人で大きいところの世界に行って、また気づいての繰り返しな気がします。
NORI: オレたちがいまを楽しまないとな(笑)。そこはわかんないしな、まだ。
MAI : まだ、わかんない。
ーーそういいながら、のびのびやってる感じがいいですね。
CHIKA : うん。いい意味でもなにが起こるかわかんないよねっていう。まだ見えてない世界があるだろうし、この3人だったらできることがいっぱいあるだろうって思ってます。
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LIVE SCHEDULE
2014年5月9日(金)@吉祥寺SHUFFLE
2014年5月16日(金)@HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2014年5月19日(月)@横浜F.A.D
2014年5月21日(水)@下北沢BASEMENT BAR
2014年5月23日(金)@HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
2014年6月8日(日)@心斎橋CLUB DROP
WHERE'S ANDY presents "シャナナナイト" 〜SECOND SHOCK Release Party!!〜
2014年6月14日(土)@渋谷CHELSEA HOTEL
出演 : WHERE'S ANDY / ユナイテッドモンモンサン and more!!
PROFILE
WHERE'S ANDY
ラウドで超キャッチーな3ピース・バンド、WHERE'S ANDY。
CHIKA(Vo&Gt) / MAI(Ba) / NORI(Dr)
2013年3月に1stミニ・アルバム『FIRST CRY~逆襲の産声~』でデビューし、以降様々なイベント出演や数々のライブ対バンなど活動感を広め経験を積んで来た。 そして紆余曲折を経て、ドラム”CHIBAchan”が脱退。 新メンバーとして、バンドとして初の男子メンバーとなる”NORI”が加入。
よりタフに、よりハードに生まれ変わったサウンドを武器に、2014年より新たに活動をスタートさせる。