こういう私たちもいてもいいよね
──全体的にはどんな雰囲気のEPになりそうですか?
mayu:歌モノもあったり、ラップもあるし、いろいろなことに挑戦したEPになっていると思います。別に堅苦しく挑戦って感じではなくて、遊んだって感じですね(笑)。やってみちゃお~!って感じで作っていった作品になっていますね。
──1曲目「6WHYZ」のラップから抜け感があるというか、ExWHYZの雰囲気をガラリと変えますね
mayu:うれしい、自己紹介ラップになっているんです。
──これは今のグループの雰囲気を表している?
mayu:そうですね。グループの雰囲気はいいと思います。可能性を探し続けている感じがする。前はこうならないといけないのかな?って考え方をしていたんですけど、今は、こういう私たちもあるけど、こういう私たちもいてもいいよねーみたいな。とにかく楽しめればオッケーみたいな感じがあるから、いろいろなことにチャレンジできるし、怖がらずに楽しんでできる感じなので、いろいろ幅を出して、遊びにいっているみたいな感じですね。やらなきゃっていうより、やってみようかなみたいな(笑)。手探りでいろいろ自分たちの楽しいを探している感じです。
──10月にはZepp東名阪公演「ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ part.2:with Special Guest Series」が行われます。これは対バン形式で、Seihoさん、大沢伸一さん、yahyelがそれぞれ参加しますが、かなり雰囲気も変わりそうですね。
mayu:初めての経験すぎて、楽しみ半分、ボコボコにされるなー、ビビってるーみたいな気持ちは半分あります(笑)。でも、それはそれじゃない?と思っていますし、バチバチという感じよりその日の空気を楽しめたらいいなと思っています。未知のことにマスターとチャレンジしていけるのが楽しみです。
──3人ともExWHYZに縁のある人たちですが、SeihoさんはEMPiRE時代に新しい風をもたらした最初の人で、ExWHYZでより距離が近くなったんじゃないですか?
mayu: EPに収録されている「虜」という曲はSeihoさんに作っていただいたんですけど、今回で3回目のレコーディングだったので、それぞれのキャラクターを理解してくださって、こういう歌い方してみてとかをすごいディレクションしてくださったので楽しかったです。
──大沢さんはExWHYZになって最初の武器を与えてくれた方の一人です。
mayu:mikinaちゃんがインタビューで言うと思うんですけど、大沢さんのやっていらっしゃるお店のイベントにお邪魔したんですよ。そのとき、mikinaちゃんが「今度沖縄でDJをやるんですけどどうしたらいいですかね?」って相談をしたら、大沢さんが「BPMを揃えて繋がりを綺麗にしなきゃとか、そういうことは考えなくてよくて、自分が好きな曲をとにかく好きにかければいい」って言っていたのがかっこよすぎて。アドバイスとしてめっちゃかっこよくないですか? テクニックがどうとかの話じゃなくて、自分がとにかく楽しめればいいじゃないけど、楽しまないとって。全てを何周もしてきた感じがかっこよくて、レジェンドって感じで、ExWHYZでご一緒できて本当にうれしいです。
──yahyelのメンバーの一人である山田健人さんは、EMPiRE時代から映像でも関わっていますが、ストイックな人じゃないですか。yahyelはさらにストイックなサウンドをバンドで奏でるので、どんな化学反応が生まれるか楽しみです。
mayu:山田さんが本当に体育会系なので、ガチでくると思うんです(笑)。ボコボコにしに行きますから!って感じだと思うので、楽しみですね。
──今年も後半に入り、2024年に向かっていくような時期ですけど、現状mayuさん的にExWHYZの活動を通しての展望や思い描いていることはありますか?
mayu:最近、1周年を迎えて。濃すぎて、まだ1年なんだって思ったんですけど、まだまだ全然遊べるなって思っています。同時に、もっといろいろなことをやってみたいんですけど、自分自身のキャパの足りなさを感じる日々なんですよ(笑)。毎日うーわもうできない、どうしよう~って感じに思いながら、キャパ超えをどれだけ楽しめるかってところではあるなと思っていて。お父さんにも言われました。自分のキャパを超えたことをやり続けていたらどんどんやれることが増えるけど、お前はそれをやってないからキャパが狭いんだって(笑)。私だって頑張ってるし!と思ったんですけど(笑)、そういうことなんだろうなと思って。決めつけることを辞めようって感じですね。自分はこうだからとか、求められていることがこうだからとかってことを1回忘れてみて、やりたいことをやればいいじゃないかっていうところでいろいろ探してみている状況です。その先で見えてくるものがきっとあるだろうなって感じがするので、今はさまざまなことにチャレンジしていきたいと思います。

編集 : 西田健
mayuが作詞を手掛けたハイスピードトラック
LIVE INFORMATION
"ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.1:Live House Series"
9月17日(日)札幌PENNY LANE 24
9月23日(土)沖縄Output
9月24日(日)沖縄Output ※FC"xYZ" Only After Party!!!
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"ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' Part.2:with Special Guest Series"
10月14日(土)Zepp Nagoya w/ Seiho
10月15日(日)Zepp Osaka Bayside w/ Shinichi Osawa
10月19日(木)Zepp Haneda w/ yahyel
詳細はこちら
PROFILE : ExWHYZ

2022年6月に突如解散した『EMPiRE』のメンバー、yu-ki,mayu,midoriko,mikina,maho,nowの6名で結成されたグループ。
レーベルはUNIVERSAL MUISC / EMI Records。
2022年11月2日に、大沢伸一(MONDO GROSSO)、Denny White、Shin Sakiura、80KIDZなど国内外の様々なクリエイターが参加した1stアルバム「xYZ」をリリース。
2022年11月3日から2023年1月2日まで、全国ツアー「ExWHYZ First Tour”xYZ”」を開催し、ファイナルとなるZepp DiverCity公演で、活動休止していたmidorikoが活動再開し、6人での活動がスタート。
2023年3月1日に、全曲midorikoのVocalを追加収録し、新曲を加えた「xYZ[hYPER EDITION]」をリリース。
4月1日からは全国4都市にて「ExWHYZ TOUR 2023 xANADU」を開催。 4月19日に2ndアルバム「xANADU」のリリースと、ExWHYZ初の自主企画としてVJセットのExWHYZとBANDセットのBiSHの2マン「ExWHYZ presents"BiSHWHYZ"」を開催、5月13日には初の日本武道館単独公演「ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP」を開催した。
7月から9月にかけて全国19ヵ所20公演「ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.1: Live House Series」を開催中、さらに10月からはExWHYZの楽曲プロデュースに関わるアーティスト"Seiho"、"大沢伸一[MONDO GROSSO]"、"yahyel"をゲストに迎え、全国3都市を回るZeppツアー『ExWHYZ TOUR 2023 'eLATION' part.2:with Special Guest Series』を開催予定!