先週のオトトイ(2025年5月12日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ー夢と現実の狭間のような、メロウ・チューン (西田)
ーn-bunaの哲学や創作観が詰め込まれた、ここ数曲のまとめのような楽曲。(菅家)
ー電子音楽家、大山田大山脈がSSW名義での作品を久々リリース!か細く響くスタジアム・バラード (津田)
ー作詞・作曲・編曲・ミックス・アートワークの全てを自身で手がけるソロ・アーティスト、飯澤遥土の新曲はきらきらとした音が心地よいエレクトロ・ポップ・チューン (藤田)
ーバンドが3ピースとなって初のリリース。こうくるとは!? でありながら、ちゃんと “らしさ” がある。こういう終わってほしくなくて切なくなるアウトロに極めて弱いので、もうだめです。(高田)
ーデビュー35周年、スチャダラパーが田我流とタッグを組んだ新曲。A面よりもB面、タフでラフな1曲。(高木)
ーもう会えない・会わないことの安堵、不調ゆえの快調……折坂悠太が生み出す絶妙なニュアンスが光る一曲 (石川)
その他追加曲は、iri “harunone”、ぷにぷに電機 “SUGAR同盟”、ブライアン・イーノ, Beatie Wolfe “What We Are”、tamanaramen “sketch”、蓮沼執太, 環ROY, 青葉市子 “アーキテクチュア (Tanikawa House)”、aldo van eyck “cosmo bike”、山二つ “屋根のない星”、C.O.S.A. “FLOR DE MOLTISANTI”。
編集後記
知人のポッドキャスト
知人のポッドキャストを聞くと気持ちが落ち着くということに気づいたので、よく聞いている。リアルタイムで更新されているものもだけど、過去のものを遡ったりもしている。過去のその人に会えるから遡るのは面白い。そのいくつか聞いている番組のうちの1人に最近久々に会った。実際には三ヶ月ぶりだったのだけど、先週あったかのようなテンションで話してしまう。声を聞いているから会っている気でいた。人との距離感って不思議ですねと思いつつ、恐ろしくも感じる。無意識に、私は人に会う代わりに知り合いのポッドキャストを聞いていた。こうやって人里から離れていくのかもしれない。そしてゆくゆくはラジオのパーソナリティを知り合いと思いながら過ごす。まあでも今は人里に住んでいるので、自分の話が出てきたりもして、その時は嬉しい。ただ勝手なはなし、直近であった人がそのときに喋っていたことをポッドキャストで話していると、悲しい気持ちにもなるのだった。考えがだいぶブラッシュアップされたりしていて、いろんな人と話すうちに形作られたんだなと思ってしまうから。いや、そういうところ含めていい。結果的にどういう考えに落ち着いたかって聞けないことの方が多いから。都心の悲しさを紛らわすポッドキャスト、色んな人がやってくれたらいいな。(津田)
タルタル、レタス、そしてカレー
マックで「タルタル南蛮チキンタツタ」(コナンコラボ) をたのんだら、箱に入ってるせいもあって俺史上最上級に食べにくかった。タルタルの潤滑ぐあいが凶悪。食べにくいといえばシェイクシャックのバーガーの「レタスラップにカスタマイズ (バンズをレタスに変更)」もかなりのものです。「モスの菜摘」はそこまで食べにくくないのに。シェイクシャックの渋谷店に最近行くとまじで “9割インバウンド?!” みたいな光景に驚きます。シェイクシャックはBGMが良いので好きなんですけどね。このあいだ行ったときShazamを連続モードにしてみたら、Great Gable → Real Estate → girlhouse → Softer Still → Julia Jacklinみたいなかんじでした。さてこの話の結論をどうしようかといま考えてるのですが、無理矢理の料理つながり、けんた食堂のカレー動画が凄かった、で締めることにします。ひさびさに料理動画で感動しました。(高田)
32
土曜日で32歳を迎えた。まだまだ元気という気持ちもありつつ、酒の抜けの悪さやら体の重さを感じることが増えるようになってきた。1年に誕生日のときだけぐらいしか連絡を取らなくなってきた、学生時代の友人たちの近況もさまざまである。10代、20代のころとまったく変わらない部分もあるけれど、じんわりと変化してきていることも増えてきた気がする。32歳の目標は?と訊かれたので、調子に乗らないと答えた。32歳も地に足を着けて頑張りたい。去年プレゼントでもらった、自分では買わない値段の下着のパンツがすこぶる調子良かったので、今年も自分で1着購入した。こういうものを買うようになったことで、大人になっていってるのかもしれない。(高木)
運動!(ラーメン)
運動不足が気になるここ最近は、チャンスがあれば歩くように心がけている。行ってみたかったラーメン屋さんが徒歩30分ほどの距離だったので、散歩がてら歩いて向かうことに。いい感じに汗をかいてたどり着き、列の最後尾に立つと、前に並んでいた野球部っぽい坊主頭の集団のひとりが気まずそうに「あの、僕らで終わりみたいです」と……。すごくすごく残念だったけど、いい運動になったからOKということにしないとやってられない。(石川)
GWの読書
金子 玲介 著「死んだ山田と教室」。夏休みに事故死した男子高校生・山田の声がなぜか教室のスピーカーから聞こえてくるという設定の小説。青春ものでもあり、SFでもあり、ホラーでもあり、そして語弊はあるかもしれないが、純愛ものだったと思う。男子高校生特有のしょーもない下ネタが飛び交うセリフ回しが絶妙で、大好きだった。ストーリーが進むにつれてどんどんテーマも深くなってきて、終盤は涙が止まらなかった。傑作だと思う。(西田)
先週の特集記事
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