先週のオトトイ(2025年4月21日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
・Deep Sea Diving Club “good day feat. Shun Maruno”
ー春の陽気に誘われて、DSDCが最高の休日をエスコート (西田)
ー笹川真生の新譜『STRANGE POP』よりメロディーの節々にオマージュを感じる一曲。(中村)
ー生っぽいドラムンベース。ライヴで観たすぎる...!(菅家)
ーAoooのNew EPから、初のアニメタイアップでもあるキュートなポップナンバーを (藤田)
ーいつの時代かわからなくなる怪しい音像に身を任せて踊りたい (石川)
ー厳つい皮に包まれた笹川真生の最新アルバムだが、そこに垣間見える優しさと美メロに心を揺さぶられっぱなしだ。その様相が最も顕になっていると思うこの曲を (“溢れちゃった” と悩みに悩んで) (高田)
ー関西から新たなレゲエ・バンドのホープ、Sayosによるデビュー・シングルよりメロウなラヴァーズ・チューン (高木)
・IRONSTONE “Tetsu-De-Dekiteru”
ー西東京拠点の二人による鉄ドリルshit!(津田)
その他追加曲は、関取 花 “VRぼく”、乃紫 “ピンク・パンチ”、aldo van eyck “G”、T.M.P “spaghetti life”、KOTORI “ハッピーエンド”、No Buses “Kaze”。
編集後記
「面皰」も「曇天」もよかったけど「日記」も聴きたかったぜ。
日比谷野音で吉澤嘉代子さんの「夢で会えたってしょうがないでショー」。ゲストたち (お客さんも含む) を商店街という名のミニコント、もとい自分の世界に連れて行きながらも、しっかり音楽で魅せる構成が見事。八百屋役のハマ・オカモトさんも、えびちゅうの真山さんも小林さんも、極悪女王スタイルのファーストサマーウイカ様も、占い師の阿部真央さんも最高でした。吉澤さんとウイカさんが同じ生年月日って話をしていたけど、阿部真央さんも1990年生まれ (学年は一個上) だし、ハマさんは1991年生まれだけど、学年は同じ。僕も1990年生まれのバチっと同世代なので、頑張らなきゃなと思った。(西田)
羽化
先日、調布Crossで開催された〈羽化〉というイベントに遊びに行きました。〈ほしのおと〉を主催する二人とmyeinによる共催イベント〈羽化〉。音と多様な表現に包み込まれる素敵なイベントでした。この日の私的ベストはI have a hurt。DJや電子音楽方面の出演者が多い中、バンドとしての高い演奏力が輝いており、生楽器の音が全身を突き刺してくれるようなライブでした。バンドってやっぱりかっこいいですね… (泣)iVy,cephaloのGt.Vo.としても活動するfukiさんのソロライブもとても良かったです。ソロでのライブはエレキギターとPC、そして歌という編成で、電子音とエレキギターと歌声が上手く調和していて心地良い演奏でした。他にもE139°38'11.64"媒体N35°38'52.63"によるノイジーなライブや、盛り付けがかわいい「羽化カレー」などキュートで実験的な良いイベントで行ってよかったです。(中村)
Hammer Head Sharkと君島大空合奏形態を1日おいてみた
今年になってからずっと、100人箱でいま日本で一番格好いいライヴをするのはHammer Head Sharkで、1000人箱では君島大空合奏形態だと思っていました。その両者を1日おいて観るという驚喜の沙汰。火曜日は〈Gigs in Tokyo〉主宰のHarryがオーガナイズする〈𝐒𝐇𝐎𝐂𝐊 𝐅𝐀𝐂𝐓𝐎𝐑 𝟐〉。THEティバとHammer両方好きだというひとは多いと思いますが、今回が初対バンだったとのこと、ナイス。それにしてもHammer、いったいどこまでいくのか。格別。終わったあと横にいた某氏と目が合って、「やばいですよね」って言い合ってました。イベントも久々に体験する超満員のBASEMENTBARで、誇張なく日本人が少数派。〈Gigs in Tokyo〉の成長が手に取るように分かる盛況ぶりでした。木曜日はZepp Hanedaで君島大空合奏形態ワンマン。明確に次のフェーズに入っていることがわかる客層と客の反応。2月のLINE CUBEも存分に凄かったのに、それを超えるライヴに。個々のプレイヤーが更に解き放たれて強く、圧巻のバンド・アンサンブル。あとPAがとても良かった。両日に挟まれた水曜日には笹川真生の凄まじいアルバムのリリースがあり、音楽が好きで良かった、ずっと音楽聴いていて良かった、と思わされる3日間となりました。(高田)
Weird Dreams
先週木曜日はTexas 3000のEP『Weird Dreams』リリース・ツアーのファイナル@渋谷クアトロへ。お客さんも大入り、平日からステージとフロアをほぼノンストップで全6バンドということで終演後には割とヘトヘトになりましたが、出演バンドの組み合わせ含め、めちゃくちゃいいパーティーでした。初見だった京都のどっかん小僧が完全にブチかましていた。もちろんこの日全体のいい空気を背負って出てきたTexas 3000のライヴも最高で大満足のうちに帰宅。終演後に食べに行った天一で次の日朝お腹は壊しましたが…。やっている音楽性は違えど、ドンと芯のあるバンドとかアーティストが一気にたくさん見れるイベントはやっぱり楽しい。あとは今週はJJJが残した音楽をたくさん聴き直した、これからも大事に聴いていきます。(高木)
どこに行こう?
都心に引っ越してから1年ほどが経ち、ここ1年はほとんどずっとどこで遊ぼうかなということばかり考えていた気がする。とはいえ下北、幡ヶ谷が近いのでその近辺ばかりに行っていたのだけれど。もう少し足を外にはこんで三茶に向かってもいいかもしれない。音の良いdjバーを求めてSt.PAX CAFEに次は行こうと思いながら、閉店間際のアイラスでフラフラと踊る。場所によって感じるものも雰囲気もこんなに違うのだから、いろんなところに行っていたいよなと改めて思った。そして場がなくなるということは、丸ごとあったものが無くなってしまうかのような消失感に駆られる。でもその中にあったものが別の形で続いていくのでしょう。(津田)
無言の週末
週末は散髪に行った以外でほぼ声を発さなかった。いつもより念入りに掃除をしてみたり、作り置きを3品ほど作ったり、仕事を進めてみたり、飽きたら床に寝そべってみたり。なんてことないし、おもしろいかおもしろくないかでいったらもちろんおもしろくないが、それがなんか良かった。つまらない日常だって私を構成する大事な一部だ。一部どころか、下手したら人生のほとんどがそんな時間なのかもしれない。10年ほど前に一度だけ観た映画は内容を全然覚えてなかったし、途中で観るのをやめた。(石川)
牧場に行った
週末は埼玉の加藤牧場に行ってきた。山羊に牧草をあげてみたり、むしった芝を牛にあげてみたり、牛乳を振ってバターを作ってみたりした。アウトドアに行くたびに思うが、一時間と少し電車に乗るだけでこんなに息抜きできるということを忘れずにいたい。気温もちょうどよく、いい気分転換になった。少し目と鼻がムズムズした。季節の変わり目は体調を崩しがちで、毎回、花粉症が発症したか疑心暗鬼になってしまうので気をつけたい。(菅家)
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