もっと教えることを増やしたい
——いま、ヒューガーさんにとって課題だと思っていることを教えてください。
ヒューガー:先輩になったとはいえ、まだ頼ってしまう部分があるんです。もっと教えることを増やしたいし、「この部分はヒューガーさんについて行けば大丈夫」と言われるようになりたいです。
——先輩として、どの部分を担いたいと思っているんですか?
ヒューガー:技術面ですね。特に歌は自分でも頑張りたいと思っているんです。クレはよくリズムの取り方や音感について聞いてくれるので、私ももっと歌が上手くなって、みんなに教えられたらなと。
——ヒューガーさんは元々歌が好きだったんですか?
ヒューガー:BiSに加入する前、ちょっと歌を習ったり、学生時代には軽音部でヴォーカルをしたりしていました。当時はチャットモンチーとかSHISHAMOをコピーしていましたね。ダンスについても、チアダンスをやっていました。アイドルのダンスとは違うけど、基礎的なことはやっていたので、これから新メンバーにも少しずつ教えたいと思っています。
——7月12日には新シングル「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」がリリースされました。こちらはどんな曲になりましたか?
ヒューガー:みんなで歌えるのが心強い曲ですね。全員で歌う部分が多くて、パワー6倍って感じで好きですね。
——初めてのレコーディングはどうでしたか?
ヒューガー:ドキドキで緊張しました。緊張して練習より固くなったところもあって、緊張がほぐれた2回目の方がよかったと言われましたね。1月くらいにはデモをもらっていたので、「こう歌いたい」という思いがありすぎて、逆に本番でできなかったです。
——カップリング曲の“僕の目を見つめて 君の世界になりたい”の方はどうですか?
ヒューガー:この曲を初めて聴いた瞬間、素敵な曲だなと思って大好きになりました。歌詞に注目してほしかったので、立ち止まってお客さんの方を見たり、あまり動かない振り付けを作っていたんですよ。たくさんの人に気持ちが届いたらいいなと思っています。
——振り付けは誰が考えているんですか?
ヒューガー:いまはトギーちゃん、ナノちゃん、私の3人で主に考えています。この曲は3人体制の頃からあって、振り付けも5~6人の想定で考えていました。

——BiSHの解散ライヴをみなさんで観に行ったそうですが、改めてどんな思いでしたか?
ヒューガー:終わりが美しすぎて、めっちゃカッコよかったです。いまの私たちからしたら程遠い存在のはずやのに、すごく心が燃えて、私たちも同じ場所に立ちたいなと思いました。リハから観させてもらったんですけど、「うちらだったらどうなるかな」とか考えながら観ていました。自分たちに足りないところも見つかったし、感動と刺激をもらいましたね。
——いい経験でしたね。9月10日からは新たに〈INCREDIBLE BiS TOUR〉がはじまります。ツアーに向けて何を改善していきたいですか?
ヒューガー:私もそうなんですけど、メンバーみんな大きい舞台に慣れていないんですよね。Zepp には、一度BiSとGANG PARADEの対バンのときに立たせてもらったんですけど、みんな圧倒されて本領を発揮しきれなかったんです。だからどんなに大きな場所でも同じ熱を伝えられるようになりたいです。まだ大きい箱にふさわしくないと思うので、このツアーで心身ともに臆病にならないように鍛えたいですね。
——どこが変わったらふさわしくなると思いますか?
ヒューガー:体力をつけるのと、6人全員が最後の最後まで同じ熱量でライヴしていることを忘れずにいることですね。あとMCも伝え方が難しいので、私も含めて余裕をもってMCができるようになるといいなと思います。

編集 : 草鹿立
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