MCでお客さんの心を掴んで次に繋げないと
——7月18日に開催された恵比寿 LIQUIDROOMでのツアーファイナルはどうでしたか?
トギー:実は喉が不調で、体力的にきつかったです。正直すごくヘロヘロでした。もっと研究員が熱狂できるライヴにしたいなと思ったファイナルでした。BiSのパワーと研究員のパワーでなんとかできましたけど、研究員に負けないように頑張りたいですね。
——でもすごく良いライヴでしたよ。
トギー:ありがとうございます。他のメンバーにちゃんと頼れたからみんなで作っているという感覚は大きくなりました。お披露目のときは悲鳴をあげていたシオンも、私の想像以上のことをやってくれたので嬉しかったです。ナノとヒューガーは加入当時に比べると、歌も上手くなってダンスも大きくなっていました。新メンバーには、直近の先輩であるナノとヒューガーを見て、具体的な目標を立ててほしいですね。
——トギーさんもナノさんとヒューガーさんに頼れているんですね。
トギー:そうですね。この前、ふたりに家の掃除をしてもらったんです。すごく綺麗にしてくれました。そうやってちゃんと頼れた経験が次のBiSに活きると思います。
——ちょっとまとめが強引じゃないですか(笑)?
トギー:やっぱりそうですかね(笑)。でもずっとBiSのことをやるために家の掃除ができなくて、私の部屋はずっと汚かったんです。今回掃除をやってくれたおかげで、頭のなかもクリアになった気がします。ふたりともありがとう!

——話をLIQUIDROOMに戻しますが、本当に喉の不調を感じさせない良いライヴでしたよ。
トギー:3日前から喉が痛くて、アイナさん(アイナ・ジ・エンド)に相談したら、家にある喉のケアグッズを持ってきてくれたんですよ。もうほとんどママです。家まで来てくれるとは思いませんでした。本当にアイナさんにも感謝ですね。
——いい先輩! 先日6月29日に開催されたBiSHの解散ライヴは、どのように映りましたか?
トギー:東京ドームでワンマンライブができるって奇跡みたいだなと思うんです。でも、その奇跡は“起こった”のではなくて、BiSHが“起こした”ということが大事で。わたしたちはBiSHの良い部分しか見えていなくて、夢を叶えるためにしていた努力とかをあまり知れていなかったんだと思いました。きっとわたしたちと同じように悩んだりしてきたと思うんですが、それを乗り越えて、夢を掴んだって思うと、わたしたちも頑張り方を間違えなければ、BiSHみたいに夢を叶えることができるかもしれないし、不安もありますが頑張らなきゃって思いましたね。
——なるほど。9月10日からは新たに〈INCREDIBLE BiS TOUR〉がはじまります。どんなことが課題ですか?
トギー:MCでお客さんの心を掴んで次に繋げないといけないと思います。言葉をすごく大事にして、ひとりひとりが自分を成長させることを目標に頑張りたいですね。結局それの積み重ねかなと思っています。たくさんの人が来てくれないと大きな会場は埋まらないので、そのためにどうするかをみんなで考えていきたいですね。
——ここ最近の活動に手応えは感じているんですか?
トギー:自分たちではまだわからなくて、他の人から言われる言葉もそれぞれ違うんですよ。でも近くで見ている人の言葉をもっと聞いて、客観的に自分たちのことを見れるようになりたいと思います。
——ここからが勝負ですね。
トギー:新メンバーについても、ツアーを通して得た経験を生かして、どう輝いていくかを自分なりに考えて欲しいですね。そして、そんな輝く個性の集合体としてBiSがもっと輝けたら嬉しいですね。自分の個性ももっと磨きつつ、いろんな個性をまとめられるよう頑張ります。

編集 : 草鹿立
THE SPELLBOUNDのふたりが作詞・作曲を手がけたBiS最新シングル!
第三期BiSの音源はOTOTOYにて配信中!
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トギー : @TOGGY_BiS
ナノ3 : @NANO3_BiS
ヒューガー: @HYUGA_BiS
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