気づいたら明日東京ドームなんじゃない?
——そういえば、ツアー中のコントは誰が考えたんですか?
ハシヤスメ:私が考えました。『BREAKING DOWN』みたいなことをやりたいと思ったんですよ。でもただの女の子の喧嘩はつまらないので、曲同士の喧嘩という設定にしました。その方が、次の曲が何になるのかワクワクできると思って。日替わり曲を決めるコントなので、結構な量を考えないといけなくて、そこはモモコさんと半分ずつ分担しました。だからモモコさん脚本の日と、ハシヤスメ脚本の日があるんです。でも脚本があっても、メンバーのアドリブも入るので、毎公演違うコントが楽しめますね。
——なるほど、楽しいですね。
ハシヤスメ:FANTASTiC"NAO"BANDの西村奈央さんの鍵盤を借りて、ピアノ対決をやったりもしましたし。複数公演に来てくれた人にも楽しめるように、アレンジを加えてやっています。
——東京ドームでのコントも楽しみですね。
ハシヤスメ:まだやるかも決まってないですけど(笑)。でも東京ドームで大スベリして空調の音だけが聞こえたらどうしよう(笑)。

——そんなことないと思いますよ(笑)。そして、6月29日の東京ドーム解散ライブ〈Bye-Bye Show for Never〉はチケットが完売しましたね。おめでとうございます。
ハシヤスメ:ありがとうございます!正直まだ信じられないですね。東京ドームはずっと目標だったんですけど、メンバー誰も埋まるとは思っていなかったんです。だから埋まるかもしれないという話を聞いて、嬉しくもありつつ少し浮ついた気持ちにもなりました。
——満員の東京ドーム、楽しみですね。
ハシヤスメ:東京ドームという夢を語ったときに、最初は自分たちも含めて「そんなことできるだろうか」って笑っていたんです。でもいつからか応援してくれる人も増えて、決まったときに泣いてくれる方もいました。BiSHって愛されてきたんだなと思って、すごく感謝しています。
——東京ドーム公演はどんなライヴになりそうですか?
ハシヤスメ:この前、アイナと楽屋で「このスケジュールなら、気づいたら明日東京ドームなんじゃない?」って話していたんです。スケジュールがつまっているからこそ、考えてる時間がないので、いまは寂しくもならないですね。残りの1ヶ月はメンバー6人、そして清掃員の皆さん、お世話になっている皆さん誰1人欠けることなく、「やり切った!」と思えるようになりたいですね。最後まで、みんなで手を繋ぎながら頑張りたいです!

編集 : 西田健
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LiVE iNFORMATiON
【PUNK SWiNDLE TOUR】
【振替公演】
■2023年5月30日(火) 宮城・仙台サンプラザ公演
■2023年6月1日(木) 千葉・市川市文化会館
■2023年6月12日(月) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール公演
■2023年6月25日(日) 群馬・高崎芸術劇場公演
東京ドーム解散ライブ【Bye-Bye Show for Never】
2023年6月29日(木)
東京ドーム
open / start 16:00 / 18:00
詳しくはこちら
https://www.bish.tokyo/news/
PROFILE
アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる“楽器を持たないパンクバンド” BiSH。
2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。
以降、「オーケストラ」「プロミスザスター」「My landscape」「stereo future」等リリースを重ね、横浜アリーナや幕張メッセ展示場等でワンマンを開催し、ロックフェスにも多数出演。