2025/03/24 18:30

先週のオトトイ(2025年3月24日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ーTani Yuuki とcross-dominanceのコラボ楽曲!「春」という季節にじっくり味わってください! (西田)

ーJ-シューゲイズ/ドリームポップに収まりきらずはみ出した部分が、そのはみ出し方の多様さが魅力の、彼らの1stフルアルバムから (高田)

ーメジャー3rdアルバムから、ポしなのルーツをたっぷり詰め込んだ、大きな愛と憎しみと諦めを歌う一曲 (藤田)

ー“クリエイティブ・サンプリング・コレクティブ”を名乗る「スポンジ バンッ バンッ」とermhoiが異色のコラボ!! (菅家)

ー坂本美雨×原摩利彦のタッグがバージョン違いでみせる、空間芸術的かつ感情表現としての一曲 (津田)

ーhaloからEPをリリース。シーンの面白さを感じさせる有機的で個性に溢れた電子音楽、最高です。(中村)

ー今の季節にぴったり、何かが終わりまた前を向く曲 (草鹿)

ーTocago、REIMEI SESSIONでのライヴ音源をリリース (石川)

その他追加曲は、Bimi “ゴースト feat. 新藤晴一(from ポルノグラフィティ)”ブランデー戦記 “The End of the F***ing World”0番線と夜明け前 “閃光”Haze “ラブ&ポップ“Flying Lotus “IT'S OUT THERE”Tocago “How are you feeling? (REIMEI SESSION)”SEEDA “OUTSIDE (feat. IO & D.O)”FUNKIST “パレード”ゴリラ祭ーズ “世界中の誰よりも”Lemonfacer “Typhoon Tune”

編集後記

宮世琉弥、私立恵比寿中学、jo0ji&煮ル果実

水曜は宮世琉弥さんのファンクラブイベント。アコースティック・アレンジで素敵な1日でした。木曜は、さいたまスーパーアリーナで私立恵比寿中学。1曲目のサドンデスに始まり、ユニット曲、感情電車とか、なないろとか、なんかもう10回くらい泣いてしまった。もちろんすごく感動したんだけど、それよりなんか多幸感で泣いちゃった。最高のえびちゅうSSAでした。金曜はO-EASTでjo0jiと煮ル果実のツーマン。先攻の煮ル果実のステージに度肝を抜かれていたら、後攻のjo0jiのあまりにもフリースタイルな音楽の届け方に思わず笑ってしまった。とんでもねぇ才能だと思うし、あっという間にでかいとこに出る人だと思った。(西田)

私立恵比寿中学→エイプリルブルー→Cyber Cherry/Hoach5000→やさしいズ/超右腕→Bearwear/THEティバ/Foxing

充実の木金土日。私立恵比寿中学 15th Anniversary 大学芸会2025 @ SSA。抜群の強度、クオリティ、真っ当さ、集中力、ドラマ。“靴紐とファンファーレ” から始まり “感情電車” の小林歌穂センターステージまでのパートのエモさたるや……そこからの “TWINKLE WINK” の良曲っぷりにも驚かされました。これほど2021年メンバー増加以降の曲が少ないセトリだとは想像しませんでしたが、ひとつの節目だと思えば納得かもしれません。
 エイプリルブルー 初ワンマン @ MARZ。インディー・ロックの精神そのものであり、また、J-POPでありJ-POPでない。面白いなあ。
 Hoach5000 リリパ @ ​LIVE HAUS。客が日本人のほうが少ない勢いで驚愕しました。あのアルバムのリリパをどうするのだろう思いながら臨んだら、トラック一切使わずのバンド仕様、だが湧き上がるグルーヴ。ほんと好きです。
 超右腕 @ ​red cloth。想像に違わず、いや予想を上回り、無茶苦茶良い。ギター氏の音色とフレーズ作りが好き過ぎるし、ボーカルはバンドの “らしさ” の要となっていて実に良い。まじで無茶苦茶良いです。最高。6月にBASEMENTBARとのこと、みなさまぜひ。
 Foxing、来日ツアーファイナル @​ KATA。静と爆発の間にバンドに織り込まれてきたさまざまなものが発露する。が、そんな諸々の感情もすっ飛ぶライヴ巧者。デカい会場で観たくなるやつでした。充実。(高田)

Spotify Early Noise Night #17 , 揺れるは幽霊リリース・ツアー

水曜日は次世代アーティストが出演するショーケース・ライヴ〈Spotify Early Noise Night #17〉に行ってきた。AKASAKI、ブランデー戦記、reina、Billyrrom、レトロリロンの5組が出演。全組本当に良かったけど、パーカッションを交えた圧倒的なバック・バンドで奏でられるreinaの磨き上げられたR&Bはダントツでカッコよかった。“Bunny Girl” がバズったAKASAKIは、今回の〈O-EAST〉が初のバンド・ライヴで、信じられないほど堂々としたパフォーマンスを披露していた。充分よかったのに、まだまだのびしろを感じる恐ろしいアーティストだと思った。土曜日は昼から揺れるは幽霊の『mnemeoid』リリース・ツアーへ。ずっと気になっていたcat meowsは “快速” のリードの歪みが音源より力強くて嬉しかった。揺れるは幽霊はヴォーカルの声が良い。それを活かす楽曲構成と音作りが見事だった。両方ともめちゃくちゃカッコよかったけど、名前だけ知っていたサバノオミソニーの完成度の高さに驚かされまくった。期待通りのブレイクと予想を裏切る展開が交互にきて、半ばパニックになりながら轟音を受け止めてました。めちゃくちゃ良いライヴでした。(菅家)

夢のスリーマン

先週の水曜日、本当に久しぶりにライヴに足を運びました。場所はZepp Shinjuku、メンツはgroup_inouとPAS TASTAとピーナッツくんという、夢のようなスリーマン! 絶対当たるわけないだろう、と半ば諦めつつも少しの祈りを込めて応募したチケットがなんと当選し、無事この「次世代J-POPの祭典」を現場で楽しむことができました。体調が万全ではなかったため、一番後ろから観る形になり、正直ステージ自体は人の隙間からチラチラ見える程度でしたが、そんなことは気にならないくらい、大好きな音楽に全身が包まれ続ける2時間半でした。一番手だったピーナッツくんが最後の曲として “peanuts phenomenon” をPAS TASATAと一緒に演奏することで実現した転換時間なしでのシームレスなバトンタッチや、group_inouのマスコットキャラクター(?)であるイルカくんとピーナッツくんが “THERAPY” で共演するなど、このイベントでしか観られない貴重な瞬間をたくさん目撃でき、3月にしてすでに今年のベスト・ライヴが決まったな、という気持ちでいっぱいです。(藤田)

文京区図書館

文京区図書館の音楽資料がアツいと聞き小石川図書館に行ってきました。噂通り凄かったです。レコード専門のコーナーが一室あったり、CD、音楽雑誌、視聴機と音楽関係で一つの階を占領しており興奮。こんなオアシスがあったとは…。この日は高木正勝やJYOCHOなどのCDをレンタル。中高生の頃にレンタルショップに通ったようにこれからは文京区図書館に通い詰めることになりそうです。(中村)

脈を数える

今いる場所に存在しているという実感が薄れてきたので、瞑想の本をかじってみる。それによると、自分の体感の脈数と指を当てて測ってみた脈数の差分を出し、その差分が少ないほど自己乖離が進んでいないとのこと。測ってみるとそれなりに差分はないという結果が出て、体感と実際の数値の違いに若干本の信憑性を疑ってしまう。根本的に疑いまくるのは良くない癖なので治したいなと思いつつ、引き続き自分を手繰り寄せるための解決策を模索していきたい所存。脈当てるのは空で数字を数えて当てられるかみたいな、時間潰しにもいいから続けて記録してみてもいい。(津田)

ありがとうございました

2年間アルバイトとして働いていたOTOTOYを今週で辞めます。ひょんなことから入社した私ですが、編集やライティングについて何もわからない自分を一から指導してくださり大きな学びを得ることができました。まさか自分がインタビュアーになって好きなアーティストにインタビューするとは思ってもみませんでしたが、寛大な皆さんに支えられて良い記事を作ることができたように思います。これからは一読者として記事をはじめとしたコンテンツを楽しみにしています!今までありがとうございました。(草鹿)

大相撲春場所

昨日で千秋楽を迎えた大相撲春場所。大の里と髙安の優勝決定戦は思わず手に汗を握った。同じ茨城県出身の髙安を応援していたけど、惜しくも優勝はおあずけ……。今場所中盤あたりの無双モードが目に焼き付いていただけに、悔しさが残る。次の5月も頑張ってほしいな。大相撲、全然詳しくないし超初心者だけど、最近見始めたらすごくおもしろくてハマっている。(石川)

先週の特集記事

先週のオトトイ(3月17日)

ロードオブメジャーとしての過去を誇り、さらなる未来を照らす──けんいち9年ぶりのアルバム『いちご』リリース

歌と笑いの殿堂、令和の嘉門タツオ・パラダイス、ここに開幕

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対談連載『見汐麻衣の日めくりカレンダー』【第3回】ゲスト : 横山雄(画家、デザイナー)

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.317 反復する日々のなかで

突然現れた異才、野口文──ストラヴィンスキーとコルトレーンを線でつなぎ咀嚼する若き音楽家

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