先週のオトトイ(2025年3月17日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
ー2025年大注目のSSW、jo0jiが生み出す、壮大さと軽快さを兼ね備えたグルーヴ (西田)
ー雨のパレードより、新世代の音楽家/トランぺッター・寺久保伶矢が参加した一曲 (菅家)
ー尾道発革命的才能保有集団、おそロシア革命、ついに1stアルバムをリリース! (高田)
ーcyber milk ちゃんの2nd albumよりtoiret statusをプロデューサーに迎えた一曲。(中村)
ーストリング隊を迎えた、春の門出にふさわしい1曲 (石川)
ーウィルコのギタリストとしても知られる、ネルス・クラインのブルーノート最新作より (高木)
ー昨年9月以来のリリース。迷いながらもそっと背中を落としてくれるような1曲。(草鹿)
ー4/16リリースのEPから先行配信、儚くも力強いロック・ナンバー (藤田)
その他追加曲は、紫 今 “合法パンチ”、iri “Butterfly”、Aaanna Japanese Special, P.Necobayashi “TIRED”、Meg Bonus “春になれ”、けんいち “ダンデライオン”、The Vernon Spring “Other Tongues”、SPIIICA “SSMB”、Elle Teresa “Organic Thing”。
編集後記
「朗読劇 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」、「SAKURA MUSIC FES.」
木曜日は「朗読劇 幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」のゲネプロへ。『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフとしてスタートした「幻日のヨハネ」の世界を描いた朗読劇。とはいえ、美術セットまわりの演出も3人の演技がすごくて没入感がすごい。大満足でした。土曜日は東京ポートシティ竹芝で開催された「SAKURA MUSIC FES.」へ。バンドセットのExWHYZ のパフォーマンス力。Tani Yuukiさんの歌と一体感。そしてレイザーラモンのおふたりのあるあるネタに即興で合わせたcross-dominanceのみなさんの対応力。どれもすごかったです。テーマソングの「桜のあと 」がすげえ名曲。(西田)
ときめきポメラニアンのレコ発と4s4kiのワンマンをみた
ときめきポメラニアン @青山 月見ル君想フ。東京初ライヴだったらしい。ファンシーでゆるふわ?みたいな先入観に惑わされてはいけない。芯がしっかりとあって紛れもなくロック。一貫した「ときポメらしさ」がちゃんとあるのはバンドが生まれ育った環境がゆえだろうか。また観たいです。
4s4ki @Zepp Shinjuku。ステージ後方にオペレーター (DJ&VJ?) を従えて単身歌う前半と、これまでのコラボ・アーティストが次々と登場する後半と。後半において「王として君臨」する表現も成立しただろうが、それは選ばずに同じ視点に立つ選択を。そのため前半も下界に降りてきた天使のよう。かつての畏れある圧倒的な存在感のモードも今回の親しみのモードも、どちらも魅力的で音楽的でした。(高田)
韓国に行ってきました
先週から一週間ほど韓国に行ってきました。音楽も服もご飯も良くて楽しかったです。音楽で言えばInfinity Club, Gimbab Recordsなどが良かったです。Infinity Clubは、ナード~インターネットのシーンを中心にクラブイベントからバンドのライブまで自由にやっているイメージの箱です。内装やオフィシャルTシャツのデザインがかわいかった~。Infinity Club, H.ai周辺で活動するDJ/オーガナイザーは日本の阿佐ヶ谷Driftなどに影響を受けている人が多く、(これは別の箱ではありますが) lilbesh ramko, Telematic Visionsなどを少し前に呼んでいたり、今後も日本のアーティストをたくさん呼んでいきたいと言っていました。日韓のクラブシーンが接続されていく予感がして楽しみです。Gimbab Recordsはソウルにあるレコ屋で、韓国のインディシーンに強いイメージ。大好きなParannoulの音源を取り扱っていたり、他の音源もジャケから良さが伝わってくるようなものが多くて買った音源たちを聴くのが楽しみです。初めての韓国、まだまだ行きたいところがたくさんあったので絶対にまた行きたいです。(中村)
タコス・パーティIV
タコス・パーティをした。回を重ねるごとにクオリティが上がっていて、今回はソース用にブレンダーを導入、チポトレ (漬けた唐辛子) を買って、精肉店でラードを安く買った。生地感を調整するなどのさまざまな工夫を経て、これまでで一番美味しいタコスを作ることに成功した。タコスのレシピは地域によってさまざま。肉が違ったり、生地が違ったり、日本で手に入らないもの (青トマト等) が必要だったり、それの代替も難し買ったりで、固定のレシピを見つけるのが大変だった。10人くらい知人が来て1kgのコーン粉と3kgくらいの肉を1日で食べ切りました。何が自分をそこまでさせているのかわかりません。(菅家)
ワカケホンセイインコ?
近所の川沿いを自転車で走っていると、赤い花を咲かせた木に鮮やかな黄緑色をした鳥が2匹、花をつついて食事をしているのを見つけた。メジロでもウグイスでもない、やたらサイズがでかい。そのうえ尾も長い。インコだ! その場で動画を撮り、後で鳥博士に聞いてみたところ、ワカケホンセイインコとういう種類らしい。日本では飼い鳥が逃げ出したことから1960年代あたりから関東圏で野生化してるとのこと。私はこの日はじめて目撃したのでびっくりした。鳥好きなので外出るときは気にしながら歩いているが、野鳥でもまだまだ知らない鳥がたくさんいる。(石川)
油そば
去年の年末に食べて割と衝撃を受けた、東小金井の中華料理店"宝華"の油そば (宝そば) をもう一度食べたく再訪。油そばというとタレのパンチ力でガツガツ押してくるもの…というイメージですが、ここはスッキリとした鶏ガラベースのタレが唯一無二という感じで、マジで毎日食べたくなる美味さ。トッピングもシンプルなんだけれども、カイワレが絶妙なアクセントになっていて、これもナイス。書いていたらまた食べたくなってきたので、また近いうちに行ってしまうなコレは…。本当は他のメニューも魅力的なのがたくさんあって気になっているのだけれども、こういう時1度ハマっているものから抜け出せない性格なので、おそらくまた同じものを頼んでしまう気がする。(高木)
John T. Gast
火曜日は新宿のザイオン〈OPEN〉へ。自分が今いちばん観たかったアーティスト、〈5 Gate Temple〉のJohn T. Gastと、そのレーベル・メイト、Sister Marionを観にいった。だいぶハードルが上がっていたが、それを悠悠と超えてくる圧巻のパフォーマンス。John T. Gastのライヴ・セットは今年のベスト級でした。何をしでかすんだろうとまじまじと観ていましたが、尺八のような笛をおもむろに取り出して、実際に演奏したものをその場でダブエコーをかけたりと度肝を抜くようなパフォーマンスも、John T. Gastなら当たり前というか、しっかり彼のカラーになっていてその凄まじさをひしひしと実感しました。それに加え、しっかりとサウンドシステムで鳴らされる前提のライヴ・セットで、ビートが生まれたり消えたりしながらも随所で強烈なステッパーを放り込んできたりととにかく飽きない45分。本当にいい体験でした。こういうイベントだけでいいですね、本当に。(草鹿)
先週の特集記事
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