【PIGGS、とらえる vol.14】チームPIGGSがとらえる、大きな大きな次のステージ──その熱意と決意に迫る!

2022/04/13 21:00

制作チームも日本でトップを狙えるポジションに行く必要がある

──プーちゃんから見て、チームPIGGSはどんな存在ですか?

プー・ルイ : 制作チーム全員、メンバーの1人だと思っています。表のメンバー裏のメンバーみたいな。PIGGSは、9人組のチームというイメージです。このメンバーで武道館とか横浜アリーナに行きたい。みんなに対してそれがいちばん恩返しになると思っています。私は制作チームの頑張りも見てるし、メンバーの頑張りもどっちも見ているんですけど、制作チームのみんなは本当にすごく考えてくれているんですよね。METTYなんか、私生活を私と同じくらい捨ててPIGGSに全ベットしてくれてますし。制作チームは心強すぎますね。一緒に大きくなっていきたい気持ちがすごくあります。

まとしー : 本人は覚えてるかわからないですけど、「みんなで幸せになろう」って昔から言っていたんですよ。僕もチームって本当に大好きだし、みんな昔から知ってるメンバーで、その言葉がスローガンとしてあって楽しいですね。

プー・ルイ : 青春って勝手に感じてます。

──METTYさんはこれからPIGGSが大きくなっていくことについて、どういう風に考えていますか?

METTY : ここからステージが上がっていくにつれて、メンバーはもちろん、このチームでやっていきたいというプー・ルイの想いを僕らが応えなきゃいけないんですよね。これからはライバルのレベルも上がっていくから、制作チームも日本でトップを狙えるポジションに行く必要がある。このチームでやる意味を突き詰めていかなければいけないフェーズに入りました。メンバーは頑張っていると思うので、制作チームがどれだけ引っ張ってあげられるか、そしてメンバーに引っ張ってもらえるかだと思うんです。それぞれがしっかり200点、300点を出せてたら誰も負けなくなるから、自分の持ち場で特化できるようになりたいなと思っています。

──サキさんはいまのPIGGSについて、どのように感じていますか?

カミヤサキ : メンバーもどんどん考えがアップデートされているのを感じます。振りを作って教える立場なので、自分も一緒に考えをアップデートしていかないと、説得力がなくなってしまう。そこは自分の仕事を通してアップデートしていかなきゃと思います。

──PIGGSはどこまで行けそうですか?

カミヤサキ : 昨日、お皿を洗いながら、「私PIGGSが終わっちゃったらどうなるんだろう?」って考えてたんですよ。「終わっちゃったらどうなるんだろう」って思うところまで、PIGGSがひとつの生きがいになっていることに気づいたんですよ。だから、行けるところまで行きたいですね。

──PIGGSには、そういう力がありますよね。

カミヤサキ : 箱の大きさとか数字的なものだけではない、精神的な魅力があるグループだと思います。はじめてライヴを観た人にも届いちゃうぐらいのPIGGSが見続けられたらいいなと思います。

──Ryan.Bさんは、いまチームPIGGSが次のステージに上がっていくっていうことにおいて、同じような意識があるんでしょうか。

Ryan.B : そうですね。制作陣としては、チームでやっていることがどういう意味を持っているのかを、強く考えるようになりました。僕はPIGGSのサウンドプロデュースの話を、プーちゃんとMETTYからいただいて、人生を変えてくれた恩もありますし。一緒にやってきてずっと彼女たちを見ているからこそ出せる、PIGGSにしか絶対にできないことをやっていったら自然に結果は出てくると思っています。とりあえず僕は、絶対に良いものを出し続けていきたいですね。

プー・ルイ : こういう話が増えたのもRyan.Bが「チームでやってるんだけど、いまの体制でいうと実は、プーちゃんが俺に外注、サキちゃんに外注、METTYに外注してる、こういう線しかないよね。みんな知り合いだから、上手く回ってるけど、もっと話す時期にきたんじゃないのかな」って提案してくれたからなんですよね。天才ゆえに、当たり前すぎて気づかないことにも気づいてくれます。そういうところを気づく人（Ryan.B）、理論的に考える人（METTY）、感情的な人（カミヤサキ）、友だち（まとしー）という感じです。

一同 : 友だちいいなー(笑)。

プー・ルイ : 制作チームも愛が深いですね。本当にいま、どれだけやってくれてるかっていうのも伝わっていますし、PIGGSが売れることで、メンバーも制作チームも幸せになると思うので。みんなの期待に応えなきゃなっていう気持ちが強いですね。

──まだまだ、上を目指してるっていうことですよね。

プー・ルイ : そうですね。私も前だったら儚く散るのがいいなと思っていたけど、たとえばめちゃめちゃ売れて子どもを産んだりとかして、子どもを抱っこしてステージに立つ世界もあるのかなって思うようになったんですよ。PIGGSがめっちゃ売れないと、制作チームのみんながやりたいことはやれないなとも思うし。不安もありますけど、みんながいるから頑張ろうと思ってやっています。

──では、まとしーさん最後締めていただいてもいいでしょうか。

まとしー : シンプルな言い方をすると、「みんなでずっと続けたい」って思っているし、本当にMVとか現場で毎回「この瞬間って今しかないんだな」って思いながら撮影したりしているので、今後も頑張っていきたいなと思います。