先週のオトトイ(2023年3月13日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。
OTOTOY NEW RECOMMEND
毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。
ーvalknee、hirihiriプロデュースによる新曲を緊急リリース! (藤田)
ー小坂忠「ありがとう」(細野晴臣、作詞作曲)のカバー。小坂忠のアルバム再発は4月に (高田)
ーついに初アルバム!吉見(Gt)×武志(Ba)がはじめて作曲を担当 (梶野)
その他の収録曲は、e5 “Aladdin”、No Buses “Eyes”、ちゃんみな “You Just Walked In My Life”、Tanukichan “Been Here Before”、mekakushe “恋する女の子”。
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。
編集後記
懐かしいあの本
土曜日に図書館に行きました。お目当ては児童書コーナー…というのも、先日、小さい頃読んだ怪談レストランシリーズ『呪いのレストラン』に収録された話のひとつ「コンビニののろいグッズ」のことをふと思い出したのですが(小学生の女の子二人が近所のコンビニで藁人形などが入った呪術セットを買う話)、そういえばオチはどんなのだっけと調べるもイマイチぴんと来ず…。近所のブックオフも何件か回ったのですが在庫はなく、これはもう図書館で確かめようということになり、行ってきました。さくっと目を通して、脳みそスッキリ。子ども向けにも関わらず、今読んでもなかなかぞくっとくる話で面白かったです。怪談レストラン以外にもパソコン通信探偵団事件ノートやこまったさんなど、幼少期に好きだった本がたくさんあり、懐かしい気持ちに浸ることができました。(藤田)
梅
久しぶりに元町・山手エリアに行った。元町のウチキパンでパンを買ってから、天気がよかったので少し離れた根岸森林公園にも行ってみた。広大な芝生が広がっており、休日には家族連れがテントを張ってピクニックをするらしい。芝生の横に梅林があったので散策していると、その一本一本には品種名が書かれた板がかけられていた。あまり見分けがつかなかったが実に140種類もあるそうで、「浮牡丹」や「水心境」、なかには「思いのまま」という粋な名前の梅もあることを知った。梅は可愛らしくて好きだが、もうそろそろ桜の季節。思いのままに咲ききってほしい。(草鹿)
クラシック音楽と音楽情報デザイン
アップルが「Apple Music」とは別に、クラシック音楽専用のストリーミング・アプリ「Apple Music Classical」をはじめるそうです。2021年に買収したPrimephonicに機能を追加して、Appleブランドでの提供となるのでしょう。米国等では今月末からサービス開始、日本は「後日提供を予定」とのこと。このニュースをきいて、クラシックは求められる情報デザインが(ポピュラー・ミュージックとは)大きく異なることの傍証だなあ、と思いました。正直、私個人、違うだろうことは分かっても、どうしたらよいか分からないのですよね。とはいえOTOTOYのクラシック(とジャズ)の現状の扱いはひどすぎます。誠に申し訳ありません。扱っている音源自体の貴重さ(ロスレスの存在とか)は確実にあるのに。なんとかしたい。(高田)
June Of 44
先週の木曜日は新代田FEVERにJune Of 44の来日公演へ。June Of 44はRodan、Lungfish、Shipping News、Hoover、Mice Parade…などなど名前を挙げていくだけでも枚挙にいとまがないキャリアを持つメンバーが在籍する90年代USのオルタナ、ポスト・ロック、ポスト・ハードコア文脈の超オールスター・バンドです。2018年に復活して2020年に新作をリリース、時期的にはその頃から来日の話は進めていたそうなんですがコロナ禍を経てついに初来日。もちろんフロントの2人もスゴいんですが、個人的にはフレッド・アースキンとダグ・シャリンのリズム隊を観れるのをめちゃくちゃ楽しみにしてました。そんな期待そのまま、音源以上に渋さ極まりないその演奏…圧巻でした。繊細でかつダイナミック、うねりにうねる演奏…本当に素晴らしかったです。招聘のいまきんさん、ツアーお疲れ様でした…!! FEVERのときの映像が公開されていたので貼っておきますね。(高木)
呉勝浩「爆弾」
audibleで聴いた、呉勝浩の小説「爆弾」が本当にすごかった。警察小説、犯罪小説としての読み応えはさることながら、ミステリーとしての強度がとんでもない。加えて、audible版は星 祐樹氏のナレーションが特に素晴らしかった。何人もの声色を使い分け、演技のレベルも一級品。毎日audibleでさまざまな本を聴いているけど、これはそのなかでもNo. 1だったと思う。小説既読の方も、ぜひ。(西田)
待ってました〜!
先ほどRADがライブハウスツアーの開催を発表しました。すでに4月には北米、5月にはヨーロッパツアーが発表されており、「この勢いで(日本を除いた)アジアツアーもやったりするのでは...」「それじゃあ国内は当分先だろうな...」と思っていた矢先、なんと6月から各地のZeppをまわるそうです!ありがとう、ありがとう(涙)。ちょうど昨日、ブックオフでRADがZeppで対バンした模様を納めたドキュメンタリー作品を買ったばかりだったので、個人的にはナイスタイミングな超ハッピーニュースです。倍率が恐ろしい〜!(梶野)
先週の特集記事
OTOTOY NEW RECOMMENDから