2025/02/03 18:45

先週のオトトイ(2025年2月3日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ーダイナソーJr.のJ・マスキスがザ・キュアーの “Breathe” をカバー。ダイナソーJr.は1989年に “Just Like Heaven” のカバーもリリースしている (MV最高)。どちらも私たちの居場所 (高田)

ー昨年リリースされたアルバムのインストver.、腹八分目の満足感! (石川)

ーPAS TASTAのひとりによる、春への雪解けを思うアンビエント作品から (津田)

ー3月にはEPもリリース、クラーク内藤との共作によるニーハオ!!!!らしさ全開のナンバー (高木)

ー陰鬱としたこれまでの神谷志龍と違い、カラッとしたアコギで奏でられるキャッチーで前向きなロック・ナンバー (菅家)

ー2nd アルバムの最後を彩る、儚くも力強い表題曲 (藤田)

その他の追加曲は、 ゆっきゅん “かけがえながり - ハレトキドキ 2step Remix”MINAKEKKE “Laughobia”一寸先闇バンド “クーポン”Acidclank “Out Of View”ラブリーサマーちゃん “(Song For Walking) Out Of The Woods”寺尾紗穂 “川辺にて”蒼山幸子 “幽霊の恋”

編集後記

先週の活動記録
・Appare!@渋谷近未来館 台風で中止だった公演のリベンジである今回。天気も雲ひとつない快晴だったのが、持ってるなと。なんかもう終始ド派手だったし、ダンサーはいったい何人いたのか。気合いが全開で素晴らしかったっす。

・≠ME @ さいたまスーパーアリーナ SSAの広さを活かした演出の連続にグッときまくり。なかでも「チョコレートメランコリー」の演出、めちゃくちゃ最高だった。6周年おめでとうございます!!

・=LOVE@さいたまスーパーアリーナ 僕はSSAツーデイズ。7周年から、さらにギアが上がった気がするイコラブ。新曲も新衣装も演出も完璧。ツインテールの日に聴く「いらないツインテール」が最高!

・浪漫革命@LIQUIDROOM とにかく音楽への愛が溢れていて、終始楽しそうで嬉しそうなメンバーの顔がすごく良かった。新曲も、ダブルアンコールも最高。バンドって良いなと思ったし、浪漫革命って良いバンドだなと思った夜。(西田)

君島大空合奏形態をLINE CUBE SHIBUYAでみた
〈夜会ツアー 2024-2025 笑う亀裂〉ファイナル、過去最大規模、ソールド・アウト公演。君島大空がいる時代にリスナーとして生きていること、君島大空合奏形態がある時代まで生き永らえたことに心から感謝したい、そんな時間でした。技術や能力が人を自由にするさまを目の当たりにする快感。1st EPからの曲も含めバランス良く配されたライヴを観ながら、君島のキャリア初期の頃から関われたことの喜びを感じていました。関われたといっても勝手に観に行って勝手にライヴ・レポートを書いただけですが (笑)。これまでのスタンディングとは若干異なるホール・ライヴ寄りの客層。その老若男女・幅の広さは、ますますこの先を期待させます。表現する側も受け取る側も日本の若者たちが、 ロックもバンドも死なせず、融通無碍に好きなもの・新しいものと一緒くたにして遊び続けてくれて、本当にありがとう、と。ひとつだけ言いたいことがあるとしたら、こういう年間ベスト級のライヴを1月にやらないでほしいです (笑)。(高田)

君島大空 1st EP発売記念夜会 『午後の反射光』 ―OTOTOYライヴレポ

都市
取材で北海道に行ったり、出たかったパーティーに出たり主催パーティーがあったり、1月はあらゆることが変動しながら動き続けていたので、久しぶりに誰とも会わずゆっくりしてみることに。友達にばったり会うようなイベントには行かず、ポトフ作ったり本読んだり眠くなったら寝たり。適当に過ごすというのは気持ちがいい。毎日これがいいのにな。そして、誰とも会わずとはいったものの、スーパーで近所の友達には会ったし、よくしてもらっている喫茶店には行ったし、なんとなく活動圏内の人とは会うことになるというか。そしてそういう人たちはあったら気分が良くなる性格の持ち主なので、会えたら嬉しいんだよな。スーパーで出くわした友達は、豆まきの豆を買っていました。鬼払えたかな?(津田)

パン屋再襲撃
村上春樹の短編集、「パン屋再襲撃」を読んだ。今まで短編集では「女のいない男たち」「カンガルー日和」「回転木馬のデッド・ヒート」を読んできたが、その中でも一番好きだったかもしれない。性の要素が少なく(ありはする)、ちょうどいい不気味さ、ちょうどいいユーモアで、非常に読みやすかった。長編「ねじまき鳥クロニクル」の元となった話「ねじまき鳥と火曜日の女たち」も入っており、話の着地点が見えないまま終わるのが面白かった。中でもお気に入りは「ファミリー・アフェア」で、余計なジョークを挟まないと気が済まない主人公が放つ言葉が愉快でたまらなかったです。タイトルを冠した「パン屋再襲撃」も名作だと思う。(菅家)

先週観たライヴ2本
1/29、Helsinki Lambda Clubのツアー・ファイナルを恵比寿LIQUIDROOMで観た。とにかく仕上がっていて貫禄がすごい。力まず余力を残してるように見えるのに1音1音がずっしりしていて、ビリビリの音圧を肌で感じて不思議だった。ぽんぽんと矢継ぎばやに会場を掌握し続けていて、目まぐるしい展開に思わず「ちょっと待って!」と言いたくなりながらもずっとワクワクしてた。1/31にはGeGeGeのレコ発東京編を青山月見ル君想フで。『また会おう』はほんとに好きでたくさん聴いていたので、全曲やってくれて嬉しかった。曲がいいってシンプルにすごいことだ。あとミズノさんの歌がうますぎてびっくりした。ライヴもっとやってくれたらいいのになぁ……。ツアーはこのあと京都、石川、長野と続くようなので、観に行けるかたはぜひ。(石川)

アンドレ
SNSで回ってきた、アウトキャストのアンドレ3000のインタビュー(https://rollingstonejapan.com/articles/detail/42226)がすごく良かった。日本への移住を真剣に検討しているなんて話もありつつ、聡明でかつ、フレッシュな気持ちでいまも活動しているのに背筋が伸びた。ファンはもちろん、ラップをしている彼やアウトキャストの復活を望んでいるんだろうけど、それに対しても真摯な回答をしていて。思えば10年前?フジロックでアウトキャスト見れたのラッキーだった。あれ最高に楽しかったなぁ。というかアウトキャストでの来日公演ってあれだけだった?本当に日本に住んだら、街でふらっと出会えたりするかなぁ。(高木)

ヨーグルッペ
大学に行く日には毎回と言って良いほど買っていった大学のすぐ側のコンビニで売っているヨーグルッペ。先週の木曜日にやることがあり退勤後に学校へ。インターンで学校に行くことがめっきりなくなっていたので久々のヨーグルッペだなとか思いながらいつもの場所へ、だけどヨーグルッペはいつもの場所から綺麗さっぱり消滅、そこには商品入れ替わりで新しく入ったアサイーのスムージー。日々の思い出が崩れ去る音がしました。とても悲しい…。お願いです、復活してください。(武田)

先週の特集記事

先週のオトトイ(2025年1月27日)

ONE LOVE ONE HEARTが笑顔で彩る『ゆれる青春』の日々

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indigo la End、ラブワン、揺らぎのALや日向坂46、DIALOGUE+のSGなど注目の新譜を紹介【1月第5週】

REVIEWS : 090 R&B(2025年1月)──R&B Lovers Club(Cookie、つやちゃん、アボかど、Yacheemi)

Giraffe Johnが鳴らす“ニュー・エモーショナル・ミュージック”とは? ──予測不能なバンドのおもしろさを語る

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.310 冬に聴きたいスピッツ

鈴木実貴子ズ、メジャー・ファーストAL『あばら』──憤りと葛藤を保ちながら生きていくために

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