2024/11/11 18:30

先週のオトトイ(2024年11月11日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー上海拠点のCHARITY SsBとのコラボシングル (草鹿)

ーSSW、スズキケントのバンドプロジェクトが1st EPをリリース。声もギターの音色も染み入る秋の夜 (高田)

ースティーヴン・キングは殺人鬼じゃないとしたら、本当に怖いのは……? (石川)

ーライヴで何度も披露されていたキラー・チューンがようやく音源化! (高木)

ー無限に高揚するPASTA STAによるアレンジは必聴 (菅家)

ー即興演奏による些細な感覚にアプローチするニューエイジ・ミュージック (津田)

ー11月末リリースのEPから先行配信、堀江博久をプロデューサーに迎えたポップでダンサブルな一曲 (藤田)

その他の追加曲は、 SiX FXXT UNDXR, HighSe, MsDoe “SLAYAZ”Laura day romance “Amber blue”Velvet Sighs “Down”GeGeGe “光のサイン”Tocago “隣の部屋”Love Live Life + One ,布施明 “LOVE WILL MAKE A BETTER YOU”Nozomi Nobody “Ghost Town(Side-B)”

編集後記

ano TOUR 2024 追加公演「絶対聖域」
豊洲PIT であのちゃんのワンマンライヴを見た。大ヒット曲「ちゅ、多様性。」、最新楽曲「許婚っきゅん」みたいなポップな曲も、自分でギターをかき鳴らしながら歌う曲も、きっとあのちゃんなんだろうなと思った。そしてアンコールで歌った"絶絶絶絶対聖域"。 直前のMCも含めて、心を掻きむしられるような気持ちになった。さらに、そのあとのスッキリとしたような顔がすごく印象に残った。「革命前夜はあいつのキモいとこ言おう」は2024年No.1パンチラインだと思うし、まだまだすごいことになりそうだなと思っている。(西田)

「朝」Eve-白雪
先週、冬に向けてベッドを冬仕様に衣替えしました。温かい布団に包まれるのが気持ちよく、毎朝目覚めたとき、そのままベッドに居座りたくなるのが最近の悩みです。 面白いのは、夏には暑苦しく感じていた布団が、冬になると急に恋しくなること。数カ月前までは「早く涼しくなれ!」と思っていたのに、今では温かい布団に包まれているのが嬉しくて仕方ありません。気温が下がり始め、街中もすっかり冬仕様になり、私の大好きな季節がやってきたんだなぁと感じます。 冬支度をするたび、季節の移り変わりとともに感じる、こうした気持ちの変化に面白さを感じています。今週も温かい布団にくるまり、少しだけ朝の温かさを好きな音楽と共に過ごそうと思います。(横林)

ピンポン
友達が「絶対に見ろ」と薦めてきた『ピンポン』を一気見。よかった。スポーツ系の漫画やアニメに多い、主人公補正とかもなく、というかぶっちゃけ主人公すらおらず、登場するキャラクターそれぞれがキラキラ輝いてた。あとアニメーションが可愛い。漫画がそのまま動いている感じ。疲れずにスルッと見ることができた。自分はコンウェンガが好き。最初はイラッとしたけど、最後まで見ると1番人間らしくてグッとくる。(草鹿)

Laura day romanceとHOMEのワンマンをみた
木曜日、Lauraのツアー・ファイナル、ワンマン公演@Zepp Shinjuku、SOLD OUT公演でした。箱が大きくなっているのはもちろん、バンドも確実に大きく、パフォーマンスのスケールも大きくなっています。それぞれの時期の曲にそれぞれのエモーショナルさがあって、そして最近の曲も良くて素敵。来年はアルバム (2枚!?) に、東京国際フォーラム・ホールC・ワンマン。ますます楽しみです。
 金曜日、HOMEのEPリリパ、ワンマン@WWW、こちらもSOLD OUT公演。広い音楽地図の上に適当な◯を書いて「ここら辺」とか言うのは、ありがちで陳腐な行為ですが、HOMEは3人がてんでバラバラの3点に杭を打ち、そこから脚を長く伸ばした3脚の上に彼らの音楽があります。「4隅を抑える」とかではないので、不安定で歪で総花ではなく選択的で、でも断然と意志がある。3人を「才能あふれるDJ・トラックメーカー」「ドリームポップ・シューゲイズを彷彿とさせるギター」「歌うまボーイ」とか称すると、表面的には合ってるのに何一つ伝わらないし、バンドの説明として正しくすらないのがおもしろい。HOME、カッコいいです。(高田)

tacicaツアー初日へ
9日(土)はtacica〈AFTER GOLD〉ツアーの初日@東京キネマ倶楽部へ。このアルバムは先行試聴会も開催させていただき、たくさん聴き込んでいたのですが、やはりライヴでは音の臨場感も相まって曲の持つメッセージをよりダイレクトに感じました。特に「物云わぬ物怪」は本当に大好きな曲で、ライヴで聴いてやはりぎゃんぎゃんに泣いてしまいました。アルバムの1番最後に収録されていて作品の締めくくりの曲なのですが、もっと大きなサイクルの終着地点のようにも感じるんです。満身創痍の身体に自分が自分たらしめる宝物たちが走馬灯のようにかけめぐり、そして歌詞の最後では「やるしかないのさ」。これはtacicaにしかあらわせない音楽だなと、しみじみ感じました。ツアーは全国各地回るそうなので、ぜひ多くの方に観てもらいたいです。(石川)

ダディ
日曜日、友人がDJイベントに出演していたので遊びに。友人の出番が終わって、「最近仕事忙しいの?」「OTOTOYが15周年を迎えたりして少し〜」なんていう話をしてたんですが、隣にいたダンディなおじさまから「え?OTOTOYで働いてるんですか?」と声を掛けられる。「実は息子が2、3年ほど前にインターンでお世話になりまして…」と。自分も含め、その場にいた人たちもみんな驚き。そこから色々とお話聞いたところ、現在は某レーベル勤務中で頑張っているMくんのお父様でした。お父様伝いで色々と感謝を述べてもらえたとということは、それなりに今の仕事でも活かせるなにかを伝えられたのかなと嬉しくなりました。いやー、それにしても世間って狭いですね。(高木)

音は遍在している、のか?
とにかく音がいいらしいという情報と、BINGさんをとにかく見てくれという友人の後押しもあり、〈Bonna Pot〉へ。なんだか全てが上手くできすぎた、夢のようなパーティーでした。これが「レイヴ」か…と感無量に。野外自体あまり得意ではない方なのですが本当に行って良かった。あらゆる仕掛けが施されていて、どこにいても楽しみ続けられるんだなという確信が途中からはありました。なんだか全てがうまく行っているような感覚に陥るほどに、臨機応変な対応をし続けていた運営の方々にも、感覚を拡張していくように音を動かしていくアーティストたちにも、大感謝!(津田)

いつの間にか
入社してからいつの間にか3ヶ月が経ち、新譜をチェックする生活が少しずつ体に染み付いてきた。とはいえ、いつの間にか出ていたbrian Enoのピアノ・アルバム『Eno piano 2』には気づけなかったし、知人に教えてもらったバンドが全然わからなかったり、膨大すぎる音楽の世界に軽く絶望しました。ライターとして、たくさんの音楽に触れながら、好きなジャンルにはディープに踏み込んでいくというのが当面の目標です。『Eno piano 2』、OTOTOYには配信はないですが、低音の締まりと艶感が最高なのでぜひ。(菅家)

先週の特集記事

先週のオトトイ(2024年11月05日)

鈴木このみが見せた、大きな飛躍への覚悟──〈鈴木このみ Birthday Live 2024 ~Reweave~〉

【PIGGS、とらえる vol.45】プロデューサー陣が目指す、笑って泣けるPIGGSの理想像

toconoma、THE COLLECTORS、PEDROのALやホロライブのReGLOSS、FFライヴ音源など注目の新譜を紹介【11月第1週】

20年の経年変化による、いましか表現できない音を──tacica『AFTER GOLD』先行試聴会&公開インタヴュー

三谷幸喜監督映画『スオミの話をしよう』の音楽はこうやって作られた──作曲家・荻野清子インタヴュー

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.298 人間だった

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