いつか私が作詞したい
──ニュー・シングル「生きて帰る、ばっか。」がリリースされましたね。まず“生きて帰る、“は、BIBIさんにとってどんな楽曲になりましたか?
BIBI : “生きて帰る、“のデモが送られてくる前、私は「ここで歌やダンスができるようにならなければ、一生できない」と思っていました。その時の私は、どんなに苦しくても「死ぬ気でやってみて、もし死んでもいいや」くらいの気持ちだったんです。でも、そのタイミングで“生きて帰る、“を聴いたとき、「死ぬ気でやって、もし死んでしまったら確かに意味がない」と感じ、ハッと目が覚めたような気持ちになりました。当たり前だけど「死んではダメだ」と思いましたし、「これができなかったらどうしよう」ではなく、「できるまでやればいい」という前向きな気持ちに変わったんです。もちろん、絶対にやるという気持ちは変わりませんが、考え方をより前向きにしていこうと思えるようになった、そんな楽曲でした。
──この曲では、BIBIさんは早口のパートも担当していますよね。
BIBI : 今まで早口のパートを担当したことがなかったので、ライヴでちゃんとできるか正直ドキドキしています。でも、セリフ部分がとてもおもしろいから、やっていて楽しいですね。私が歌っている部分は、言葉だけを見ると力強い印象を与えるかもしれないんですけど、重くなりすぎずにちょうど良いバランスが取れていると思います。何より、お客さんと一緒に心臓を叩きながら踊る瞬間が本当に楽しくて、最高に盛り上がります。
──他に“生きて帰る、“の推しポイントはありますか?
BIBI : やっぱり、スーとシェルさんが作ってくれた振り付けですね。メンバーが振り入れしてくれたのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちでした。振り入れのときから、「ここはファンの人が一緒に踊ってくれそうだな」と思うポイントが自然と浮かんできました。スーが隊長として引っ張ってくれるのも、この曲の好きなところです。
──同期であるSU-RINGさんとはどのような関係なんですか?
BIBI : 同期であり、ライバルかな。スーは本当にダンスが上手くて、私にできないこともできるし、パフォーマンス面で遅れを取っているのを感じているんです。でもスーが振り付けをやってるから私もやりたい、とは思わないです。スーが振り付けしている曲を、いつか私が作詞したいなという気持ちの方が大きいかもしれません。ライバルでもあるけど、自分の得意なこととスーの得意なことを補いあっていきたいと思います。

──“ばっか。“はどんな曲になりましたか?
BIBI : 飾らずに、ありのままの気持ちで歌いたいと思える曲です。“ばっか。“は”とらえる“の続編とRyan.Bさんが言ってくださってるけれど、私にとっては、この曲こそが「“とらえる“そのもののように感じます。私は“とらえる“がリリースされたとき、まだPIGGSにいなかったので、この曲をしっかり表現できるか正直不安があったんです。でも、歌の練習を重ねるうちに、「そのままの気持ちで歌ったほうがいいんだ」と気づきました。この曲もスーは振り付けを考えているんですけど、歌割りされた人の気持ちや歌詞の意味をすごく大切にしているんです。そういうダンスに込められた想いを知ったとき、「この歌詞をこの人が歌うからこそいいんだな」と改めて感じました。
──“ばっか。“の振り付けで好きなポイントは?
BIBI : “ばっか。“の振り付けで特に印象的なのは、BAN-BANが歌っている落ちサビですね。みんなが丸くなって、拳をBAN-BANに向けて開くこのシーンは、スーがすごく悩みながら考えてくれた振りで、その意味の深さを感じます。私の中でのBAN-BANの印象は、グループの真ん中にいるというより、どちらかというと控えめな存在なんです。でもそんなBAN-BANが真ん中に立って、「ちょっとは私 しぶとくなって 美しく咲けるかな」と歌う姿が、とても胸に響くんです。きっと、ぶーちゃんズもこの場面でグッとくるんじゃないかなと思います。
──3月1日からは全国ツアー〈生きる気でやったれTOUR〉から始まります。どんなツアーにしたいですか?
BIBI : 私がステージに立てるのは、メンバーやスタッフさん、そしてぶーちゃんズがいてくれるおかげだと強く感じています。だからこそ、みんなひとりひとりへの感謝の気持ちを大切にしたいです。もちろんダンスと歌は、これまで以上に頑張ります。みんなへの想いも大事にしながら歌って踊る、そんなツアーにしたいと思っています。
──2025年にPIGGSとして成し遂げたいことはなんですか?
BIBI : PIGGSは勢いがあるね、と言っていただけることが多いのですが、このチャンスを掴むかどうかは、自分たち次第だと思います。今年はもっとぶーちゃんズたちと、心の距離を近づけて、新しい景色が見れるように頑張りたいです。

編集 : 西田健
最新シングルのリード曲
LIVE SCHEDULE
〈生きる気でやったれTOUR〉

【神奈川】3/8(土) F.A.D YOKOHAMA
開場 16:30 開演 17:15
【大阪】3/16(日) Live House Anima
開場 14:30 開演 15:15
【愛知】3/22(土) club KNOT
開場 15:45 開演 16:30
【仙台】3/30(日) LIVE HOUSE enn 2nd
開場 15:30 開演 16:15
【札幌】4/5(土) Bessie Hall
開場 16:30 開演 17:15
【福岡】4/12(土) DRUM SON
開場 16:30 開演 17:15
【鹿児島】4月13日(日) SR HALL
開場 14:30 開演 15:15
【東京】4月19日(土)東京・SHIBUYA WWWX
開場 16:30 開演 17:15
※ツアーファイナル&5周年記念公演
- 番外編-
【沖縄】5月3日(土) Output
開場 16:30 開演 17:15
【沖縄】5月4日(日) Output
※FC会員様限定イベント
開場 15:30 開演 16:15
【詳しいライブ情報はこちら】
https://fan.pia.jp/PIGGS/ticket/detail/316/
PIGGSディスコグラフィー
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過去の特集ページ
PROFILE:PIGGS
プー·ルイ、BAN-BAN、SHELLME、KINCHAN、BIBI、SU-RINGからなる “全身全霊アイドル” PIGGS。
2020年4月19日始動。元BiSのプー・ルイが会社を立ち上げ社長兼プロデューサー兼メンバーとして自らオーディションで選んだメンバーと共にトップアイドルを目指す。1,000km以上歩きライブハウスを回った「WALK or PORK TOUR」、ノンストップで109回歌って踊るMV撮影、100kmマラソン、激辛料理早食いなど夢を叶えるため何事にも全身全霊で挑戦し逞しく成長中。
【HP】
https://piggs.tokyo/
【YouTube】
https://www.youtube.com/@PIGGS_idol