INTERVIEW : PIGGS

『#PIGGSメジャーへの挑戦』を経て、楽曲“豚反骨精神論“などで新たな可能性を見つけ出したPIGGS! だがしかし、 その後の持ち味のエモさとはかけ離れた楽曲“まじ無理ゲー“、そしてTikTokの『#まじ無理ゲーチャレンジ』、さらには真っピンクの衣装!!! おいおい、俺たちのPIGGSは、どこに行っちゃうんだーって思った人多数! もちろん筆者も! でも、「まぁまぁ、楽しみに待っときなさいよ」って彼女たちはすでに起死回生の一手を仕込んでいることが判明しました。じゃぁ、もうありったけの期待を込めて、PIGGSの手のひらで遊ばれちゃおうじゃないか!!! PIGGS ROAD TO 野音、スタートです。
インタビュー : 飯田仁一郎
文 : 西田健
撮影: 大橋祐希
メンバーが個性について考える機会になって良かった
──PIGGSは先日までTikTokで『#まじ無理ゲーチャレンジ』という企画に挑戦していましたね。メンバーそれぞれのアカウントで動画を投稿して、その再生回数を競っていましたが、これはどういう意図ではじめたんですか?
プー・ルイ : TikTok自体 はPIGGSの公式で3月から頑張ってやっていて、4万人ぐらいフォロワーがついてきたんです。そうやって力をつけつつ、TikTokから流行る曲は多いので、「まじ無理ゲー」という曲と絡めてがっつりやっていこうかなという感じです。そもそもこの企画は、「PIGGSはメンバーがおもしろいから、キャラをもっと出していこう」という話が発端となってはじまりました。メンバー内で競わせることによって、それぞれが自分の良さは何なのかがわかるといいのかなと思っていました。
──実際やってみてどうですか?
BAN-BAN : 自分の良さや好きなこと、見せたいものがわかってないし、表現もできなかったんですよ。かなり悩みましたね。
KINCHAN : PIGGSの公式の方は「こうしたら伸びるかな?」ってプーちゃんと話しながらやっていたんですけど、今回は自分で考えなきゃいけないので、なにを載せていいのかが本当にわからなくなりましたね。
SHELLME : 私も最初は、パリピあるあるみたいなものをやろうとしたんですけど、全然思いつかなかったです。でもどうせやるんだったら自分が楽しめるものにしようと思って、ゲームをやりはじめました。編集も全然わかってなかったんですけど、頑張りました。


──みんなそれぞれ悩むなか、CHIYO-Pさんは大食いをやってましたね。
プー・ルイ : そうなんです。しかも、大食いしようとしてやってるんじゃなくて、日々食べてるものがあの量なんですよ。
CHIYO-P : お母さんが作ってくれました(笑)。
──それにしてもすごい量でしたよ。TikTokはPIGGSの個性を打ち出すための動きだったんですね。
プー・ルイ : そうですね。みんなそれなりにフォロワーが多かったら、今後「この曲を流行らせたい」という動きをはじめたときに、見られる回数は増えると思うんですよ。だから、今後のためにもやっといて損はないのかなと思っています。今回の企画でメンバーが個性について考える機会になって良かったです。
