「大金」です! 欲しいです
──大変でしたね。ここからは2022年に向けて、2021年を総括してもらおうと思います。
CHIYO-P : 2021年は、出会いと別れもあり、いろんなことが起こった印象が強いですね。でも、どれも超重要で、これがなかったらいまのPIGGSがないし、そのたびにPIGGSが成長したのかなと感じました。なかでも、KINCHANとの出会いはすごく大事だなって思っています。KINCHANが入って、PIGGSはたくましさもあるけど、「頑張れ! 」って気持ちをくれるグループになったし、より高く目標を持てるようになりました。
SHELLME : やっぱりKINCHANの加入もそうなんですけど、オーディションが重要でしたね。オーディション参加者の子たちが、キラキラしてたんですよね。PIGGSに入る前は、自分もめちゃくちゃオーディションを受けまくって、ことごとく落ちまくってたんですよ。そのときのことを思い出しました。いま、PIGGSのSHELLMEとしていられることは本当に当たり前じゃないし、もっと頑張りたいなと思った出来事でした。意識がだんだんと変わっていきましたし、少しレベルアップできた年だったと思います。
BAN-BAN : 2021年はみんな方向性に悩んだり、いろいろあったんです。でも、後半になるにつれて、ビシッとみんなが同じ方向を向いて、スタートラインに立った年だったなと思います。やっぱり前半は、困難や壁にぶち当たって、頑張らなきゃって思い込んで悩んでいたんです。でも、KINCHANが入って5人を感じることもすごく多くなったし、5人でひとつのパフォーマンスをしたいと思えるようになりました。最近は、特典会も少しずつやっているんですけど、「PIGGSのおかげで良い1年だったよ」って言ってもらえることがすごく嬉しいです。いま、ふりかえると、なんであんなことで悩んでいたんだろうって思いますし、2022年も「PIGGSと会ってよかった」って思ってもらえるような1年にしたいです。
KINCHAN : 私にとって、今年は変化の年だったと思います。住むところも自分を取り巻く環境も全てが変わったし、一生分の緊張を味わった気がします。悩むこととか不安なこともあったんですけど、その分メンバーやスタッフさん、ぶーちゃんズの方だったり、いろんな人との出会いがありました。いまはPIGGSのKINCHANとして、誇りを持って活動できるようになって、毎日が充実していて楽しいです。いろんなことがあるんですけど、PIGGSに入って本当によかったなと思います。ありがとうの気持ちでいっぱいです。
プー・ルイ : 去年2020年は、砂場で城を組み立てていくみたいなことをやっていた感じがあるんですよね。メンバーとしてもスタッフとしても手探りでやっていたこともあって。2021年は「ちょっとずつこうやったらいいのかも」とか「PIGGSってこうだよね」って自分のなかでも自我が出てきて、その積み上げた砂を固めた1年だったような気がします。メンバーが成長して、みんなの決意や意気込みもひとつ固まったように感じます。だから、次はそれを伸ばしていきたいです。

──では、最後に2022年の抱負をお願いします。
CHIYO-P : 私は「食活」です。今年はいろんなおいしいものを食べさせていただきました。来年もたくさんおいしいものを食べて、胃袋を成長させていきたいです。それと、お仕事の面でなにかに繋がればいいなと。あとは、食事に困らないように、いっぱいお仕事をさせていただきたいという想いで書きました。
SHELLME : 私はアッパーなギャルなんで、「上々(アゲアゲ)」です。でも、PIGGSに入るまでは、自分がアッパーなこともパリピなことも全然気づいてなかったんですよね(笑)。でも、この感じを他の人とかグループのために使おうと思っています。メンバーが元気ない時でも、ひとりアッパーなキャラの人がいたら、楽しい雰囲気に変えられるし、ぶーちゃんズにも「SHELLMEは本当おバカだな。こんな子もいるんだし自分も頑張ろう」って思ってくれたらいいなと思います。
BAN-BAN : 「人」です。人との会話をしていくなかで、繋がりを大事にしていきたくて。私は人とずれてることも多いし、もっと「人」になりたいです。人と関わることも多いし、人に届ける仕事だから、もっと人と心を通わせたいです。あとは、自分自分ってなっちゃうことが多いから、周りの人を見て過ごしたいです。そういう想いを込めました。
KINCHAN : 私は来年「上達」をします。歌やダンスの実力の差がまだまだあるので、そこがいまは純粋に悔しいです。応援してくれている人にもっと想いを届けたいので、「本当に去年と同じ人?」って思われるくらい頑張ります。
プー・ルイ : 「大金」です! 欲しいです。いま、メルカリで2000円くらいの服ばっかり買ってるんで、服屋行って値段見ないでいろいろ買ったりしたいですね(笑)。でも、私が大金を手にしているということは、ウチの会社の仕組み的には、メンバーはもっと大金を手にしていることになるんですよ。
──なるほど。大金を手にするためには、どうすればいいですか?
プー・ルイ : 売れる!! 人気になるしかないですよ。でも、オタクは無理しなくていいんですよ。そういうことじゃなくて、私たちが売れて結果としてこうなるといいですよね、ということですね。
