「結局、“mudy on the 昨晩”はインストバンドなんだ」──変わらないスタンスを映した、11年ぶりの新作『An Instrumental』

「インストっぽくない音楽をやろう」というテーマで結成された、インストバンド、mudy on the 昨晩。前作がリリースされてから11年、彼らは驚きの決断をした。3月8日にリリースされた新作には、初のヴォーカルをフィーチャリングした曲が収録されているではないか。しかし、mudy on the 昨晩のスタンスは全く変わっていない。むしろ今作の制作を通じて「結局、自分たちはインストバンドだったんだ」ということを改めて実感したという。だから今作のタイトルは、『An Instrumental』なのだ。自分たちの独自性から逸脱することはなく、その上で新しいことにも挑戦していく、mudy on the 昨晩。フロントマン、フルサワヒロカズのソロインタヴューをお届けする。
「時間の経過」をコンセプトにした、10年ぶりの新作!