北海道の熱きソウルマン、入魂の「ポップス」とは? THE TON-UP MOTORSの上杉周大ソロを発表!

ソウル、ファンク、ブルース等をルーツとした音楽性と圧倒的なライヴ・パフォーマンスで魅せるロック・バンド、THE TON-UP TOMORSのヴォーカル、上杉周大。地元・北海道のテレビ番組やCM等メディアを問わずに出演するエンターテイナーとしての1面も持ち、縦横無尽に活動の幅を広げる彼が今回ソロ・プロジェクトを始動! 「ポップス」とは何かを今一度自身に問いかけ生み出した新境地の全8曲。特集ではソロとしての活動を始めるに至った経緯やソウル・ミュージックへの思いを語ってもらった。
上杉周大 / You Are The MAN!!
【Track List】
01. イエス! ソウルミュージック
02. ハートビート
03. サマーデイズ
04. 銀のピストル
05. ライク・ザ・リヴァー
06. ファイターズ讃歌
07. 虹と雪のバラード featuring 南壽あさ子
08. 優しさも捨てているんだぜ
【配信形態】
16bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC / mp3
【配信価格】
単曲 257円(税込) / アルバム 2,056円(税込)
INTERVIEW : 上杉周大
THE TON-UP MOTORSのフロントマン、ヴォーカリストの上杉周大がソロ・アルバムを出すと聞いて正直最初はあまりピンとこなかった。なぜならば、上杉がTON-UPとまったく違う音楽性の作品を出すことは想像できなかったこと、かといって同じような音楽ならソロでやる必要がないからだ。「何を当たり前のことを」とお思いかもしれないが、その「当たり前」がソロ作品、特にバンドのヴォーカリストのソロでは最も難しい部分なのではないだろうか。1stソロ・アルバム『You Are The MAN!!』は、その命題を見事にクリアした作品であり、これまでの音楽性を損なうことなくバンドとは違う方法で自らを表現してみせたアルバムとなっている。そして、このアルバムを作り上げることに果敢に挑んだその姿勢にこそ、上杉周大の“魂(ソウル)”を感じることができるのだ。
インタヴュー&文 : 岡本貴之
写真 : 雨宮透貴
自分の中で「ポップスってなんだろう」というのをすごく考えたんですよね
——初のソロ・アルバム『You Are The MAN!!』が11月11日に発売になりますが、正直言って上杉さんがソロ・アルバムを出すとは思っていませんでした。
ああ、そうですよね。経緯としては周囲から「上杉周大で、改めて可能性を見てみたい」という話をずっと頂いていて。今年の4月に映画とか舞台のお仕事もさせてもらったんですけど、ミュージシャンとしてもソロでやってみたらどうか? と。とはいえTON-UPがすべてだし、最初は葛藤もあったんですけど、その期待に応えないのもどうなのかな? と思い始めて。バンドも15周年というタイミングでもあるし、その一環として自分自身立ち返って音楽と向き合ってみようかなと。ただ、ギターの(井上)仁志もソロ活動をやっているんですけど、僕がソロ活動をやるのではまたちょっと意味合いが違ってくると思うので、メンバーそれぞれに会って「ちょっとでも嫌だったら言ってくれ」って話をしたんです。そうしたらみんな、本当に素直に応援したいと背中を押してくれたんです。それで「じゃあ、いっちょやったるか!」ということで始めました。

もう、なかにはもろに「解散するんでしょ?」みたいな人もいます。「しないよ!?」って(笑)。でもそう思っちゃうくらいにデリケートで大きなことだと思うので。だからこそ自分も各メンバーに会って話もしましたし。結局、THE TON-UP MOTORSというバンドがあるからできることであって、そこが自分の帰るべき場所なので。
——アルバムではTON-UPとの違いをどう出すか、ということを考えたと思うのですが。
考えましたね。ソウル、ファンク、ブルースなんかがルーツとして自分は強いんですけど、ああいう音楽ってホーンとか鍵盤が当たり前に入ってくるじゃないですか? バンドではそういうのを4人でどういう風に表現するかという考えだったんですよね。でも今回は鳴っているものをそのまんま出しちゃえば良いじゃないかと思って。プロデューサーの湯浅篤さんに、口でホーンとかストリングスを「ここでこう、パララララ~ってやってほしい」とか伝えて、それを起こしてもらって進めて行きました。そうすることで自然とバンドじゃできないタッチのものが出来たと思います。
——確かに、サウンドの違いは明確に出ていますね。
そこの差別化はテーマでした。でも今回はブルースとかソウルとかにこだわらないというのもテーマだったんです。幅広い年齢層の人たちに愛される曲を作りたかったので、自分の中の「ポップスってなんだろう」というのをすごく考えたんですよね。とはいえ、ブラック・ミュージックばっかり食ってきたのでその味に慣れまくっていて(笑)。アレンジするときも湯浅さんに「この味付け、俺好み過ぎません!?」とか、一般の人には濃くないかとか、もう1個具材を入れたいとか。「じゃあこうした方が多くの人は聴きやすいからこうしましょう」という風に湯浅さんとディスカッションしながらやってました。
——でもその結果、上杉さんの根っこにある“ソウル”を感じる作品になっていると思います。
そうなんです、結果すごく出てるんです。出汁がそれなんで(笑)。どうしたって出ちゃいますね。なんで料理に例えてるかわからないですけど(笑)。
——聴きやすさという意味で言うと、「ハートビート」はヒット曲感があるな、と思って聴いてました。
これは鍵盤が立っていて、最初は時流に乗っかるじゃないですけど、シンセを使った音作りも良いかなって思ったんです。結果それはやらなかったんですけど。こういう爽やかな感じってTON-UPでもやってきましたが、不思議なもので出方が全然違いましたね。「ハートビート」は確かに僕も聴いてて気持ちが良い曲ですね。
僕にとってのソウルはあなたにとってなんですか? みたいな問いかけもある
——1曲目はタイトルもそのものズバリな「イエス! ソウルミュージック」ですが、上杉さんの中で改めてソウル・ミュージックとは何かということも考えたのでしょうか?
まずアルバム・タイトルが『You Are The MAN!!』で、「お前最高だな、男の中の男だな!」という意味で。今、色々と制約とかが多い世の中な気がするんですよ。「あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ」とか。それはテレビの世界もそうだしどんな世界でもそうだと思うんですけど。そんな中でものびのびと自分らしくやれるものこそが最高だっていう、すごくポジティブなアルバムにしたかったんです。「イエス! ソウルミュージック」もそういう意味合いで、歌詞を作っている段階ですぐに曲名をつけました。だからジャンルとしてのソウルミュージックというよりは、僕が大好きなものはソウルミュージックで、僕にとってのソウルはあなたにとってなんですか? みたいな問いかけもあるんです。とはいえMVを見るとガッツリ、ソウル感出てるんですけどね(笑)。
——黒人シンガー2人と一緒に歌ってますもんね(笑)。あまり訊いたことがなかったんですけど、もともと上杉さんが音楽を始めた入り口ってどんなところからなんですか?
音楽的な部分で言うと、バンドだったらストーンズとかドクター・フィールグッドとか。やっぱりR&Bやブルースの影響を受けた人たちが好きでしたね。後はオーティス・クレイとかアル・グリーンとかサム・クックとか。ただまんまやろうとなると日本語だとリズムが難しいところもありますよね… まさに「イエス! ソウルミュージック」はそうだったんですけど、ほとんどアコギ1本で書いていて、歌詞を持って行って湯浅さんとディスカッションする中で、「すごくブラック・ミュージックがある反面、フォークのニュアンスがある」って言われたんですよね。それはなんなのかな? と考えると、僕は吉田拓郎さんとか高田渡さんとかフォーク・ソングもけっこう好きで、そういうのも入ってきてるんじゃないかと思います。フォーク・ソングって時代によってはメッセージ性が強いじゃないですか? 言いたいこと・伝えたい言葉をギターに乗せて歌っているものなので、そういう影響もあるかもしれないですね。
——オリジナル曲を作りだしたときも、最初からメッセージ性があるものを作っていた覚えがありますか?
いや、最初はもうクダまいてただけですね(笑)。「とにかく気に入らない」みたいな。最近、20年くらい前に作った曲を聴いてみたんですけど、音楽的にはルースターズみたいでしたね。それで歌詞は割と「くだらねえ」とか「常識なんかぶっ飛ばせ」みたいなことを言ってました(笑)。
——唾を吐きかけるような歌を(笑)。
そうそう(笑)。そんな感じでした。最近聴きなおしてさすがにむず痒い思いをしました。でもその反面、ロック・バンドとしては大正解な歌詞を書いてたんだなと思いますけど(笑)。
——確かに、TON-UPの過去作を聴くとガレージっぽさがありますもんね。
そうなんですよ。でも、これはあんまりしゃべったことってないかもしれないですけど、ソウル・ミュージックとかブラック・ミュージックに自分がすごくこだわるのって、自分なりに勉強した時代背景の影響があるんです。所謂彼らが肌の色によって、長年虐げられてきた歴史なんですけど。ある日の深夜に昔の黒人霊歌の映像をテレビでやっていて、興味本位で観てたんです。その映像はゴスペル教会で黒人しかいないんですけど、歌っている歌詞の内容が「河まで歩いて行って、河のほとりに我々は手に持った武器を捨てよう。武器を捨て、拳を握るのをやめよう、そしたらみんなで手をつないでその河を渡り切ろう。1人でも手を離したら河に流されるかもしれない、だから手をギュッとつないで渡り切るんだ」と。もちろんそのままの歌詞じゃないんですけど、歌いながら黒人のゴスペル・シンガーの人とかクワイア(聖歌隊)の人たちがボロボロ泣いているんですよね。その時代背景には理不尽なことで酷い仕打ちを受けてきた彼らの悲しみがあって。差別者は暴力や政治的な力で彼らを押さえつけようとしたんですけど、それに対して彼らは、「自分たちには屈しない心があって音楽があって歌があって言葉があって仲間がいるんだ」っていう歌で。それを聴いたときに俺、「なんてカッコイイんだ!」って思ったんですよね。ソウルミュージックってやっぱり戦いの歌で、自分を守るためのものでもあるし、誰かを助けるためのものでもある。そういうものに自分は強烈に心を揺さぶられてきたんです。ハードロックとかパンクとかも好きですし、ギターが「バーン」って鳴って中指立ててウワ〜ってやるのもカッコイイんですけど、そんなことよりも“魂”という意味ではこっちの方がよっぽどロックだって、そのときにすごく思って。そこから強くこだわるようになったんですよね。
——ソウル・ミュージックが生まれた背景をより深く知ったからなんですね。そのこだわりは今作の曲の歌詞を見てもしっかり感じられます。
「すごく肯定したいんだ、のびのびと生きようぜ」という意味で、『You Are The MAN!!』というタイトルをつけて、1曲目が「イエス! ソウルミュージック」。「綺麗ごとじゃねえか!」って言われるかもしれないですけど、それだけ前向きな歌詞と、聴いてる人が暖かい気持ちになってくれたらなと思って書きました。
——今回、そういった意味で曲を書くのには苦心したりしましたか?
バンドのときほどは悩まなかったですね。けっこうスススっと書けました。メッセージ性が強いものを並べるよりは、もっとBGMとして日常の中でフワッと聴けるようなものを並べたいなと。とはいえ、結局威力の強いパンチを放っちゃってたりもするんですけど。まぁ、上杉周大のソロなので、今の上杉周大が感じたありのままをパッケージ出来ればいいんだという意味で、迷いはなかったですね。
TON-UPが母体なのは間違いないんですけど、片手間でやってるつもりはありません
——「サマーデイズ」「銀のピストル」ではスケールの大きなサウンドが聴けますね。
エンターテイナーというものにガキの頃から憧れがあるんですよね。変な顔とかしてみんなが笑ったら、それをず〜っと1日中やってるようなやつだったんですよ(笑)。なので、明るいもの、エンターテイメントというところを「銀のピストル」は意識しました。他の曲たちもバラエティに富んでいると思います
——「サマーデイズ」で聴けるギター・ソロは上杉さんが弾いているんですか?
これは僕です。今回ギターはほとんど自分が弾いていて、ベースは湯浅さんが弾いています。あと実はけっこう打ち込みも多いんですよ、湯浅さんが打ち込みに長けている方なので。もともと僕はかなり生音にこだわってきたタイプなんですけど、ひょっとしたら今の若い人たちって生音よりもデジタルなサウンドになじんでいる人が多いんじゃないかなと思うんです。このアルバムを幅広い人に身近に感じてもらうなら、その辺のこだわりも柔軟な方が、よりおもしろいものが出来るんじゃないか、と。後半では打ち込みそのものを楽しんでました。
——そうだったんですね。先入観があるせいか生音でやっているものとばかり思っていました。丸くて暖かい音というか、生で弾いてるベースと打ちこみのドラムのマッチングがすごくしっくりきてますね。
そうなんですよね。パッと聴いて、生と言われてもわからないような。そのあたりは湯浅さんが巧みに自分の好きな世界を拾ってくれてたんじゃないかと思います。

——「ライク・ザ・リヴァー」はヴォーカリスト・上杉周大の真骨頂が聴けるバラードですね。これは上杉さん版の「A Change Is Gonna Come」(サム・クックの名曲)じゃないかと思って聴きました。
ああ〜、さすが(笑)。まさに、濃ゆ〜いバラードをアルバムの中に1曲突っ込みたいなと。ここで渾身のボディー・ブローを、と思って。歌詞を見てもメッセージ性が一貫して強い曲なんで、聴き手によっては、ちょっと聴くのがしんどいという人もいるかも。てことは、その反面ドハマりしてくれる人がいるんじゃないかと思って。そういう意味では自分も覚悟がいる曲だったんですけど、やっぱりこの曲はどうしても入れたかったですね。
——「虹と雪のバラード」では南壽あさ子さんとデュエットしていますね。女性とのデュエットは初めてですか?
初めてです。僕もレコーディングに入るまで南壽さんと歌うとどうなるのかな? と思ったんですけど、真逆だからこそ面白さがあるし、この曲も周りのスタッフからすごく評判が良かったんですよ。なので、「虹と雪のバラード」「ファイターズ讃歌」「優しさも捨てているんだぜ」は“北海道ブロック”ということで3曲並べてみました。
——ソロとしてのライヴは今後予定されていますか?
まだ日程は出ていないですけど、今後おこなう予定です。ただ全国津々浦々周るようなツアーにはならないかもしれないですね。やっぱりバンドではできないこと、という意味でステージ上の編成も規模感も全然違うので。会場も選ぶだろうし、それをパッパッと分散してライヴをやるよりは、ちゃんとしっかり魅せれる場所でのパフォーマンスやステージ演出をやれたらなと思っています。
——ビッグ・バンドを従えて歌うところを観てみたいですよ。
そうですよね。絶対楽しいと思いますよ。タップダンスとかもいつかやってみたいんですよね(笑)。ミュージカルも好きなんですよ僕。
——今後はそういったことも上杉さんの表現のひとつとしてやって行きたいわけですね。
このプロジェクトはまだ走り出したところですが、走り出したからにはとことん行けるところまでやりたいですよね。結局TON-UPが母体なのは間違いないんですけど、片手間でやってるつもりはありません。なんとなく走ろうか、ぐらいの気持ちじゃアルバムを聴いて「良いね」って言ってくれた人たちに対して筋が立たないところもあるので。本気で真面目で本気で遊んで、本気で楽しみたいです。
——上杉さんの中でチャンネルがどんどん増えて行ってる感じですね(笑)。
そうなんですよ(笑)。確かに何チャンネルあるんだろう? 今度数えてみます(笑)。
RECOMMEND
上杉周大が所属するバンド、THE TON-UP MOTORSのメジャー・セカンド・アルバム。前年には故郷・北海道の全179市町村でライヴを敢行し、地元での知名度を上げた4人。今作にはライヴでのパワフルなパフォーマンスに映える楽曲が数多く収められ、変わり続けるTHE TON-UP MOTORSの今の姿が伺える仕上がりとなっている。
>>メジャー・デビュー作『THE TON-UP MOTORS』特集はこちら
>>2014年3月13日〈ファイティング・ステップ 〜炎のタイトルマッチ〜〉ツアーファイナル・ライヴレポート
井上仁志 / 井上の叫び
上杉とともにTHE TON-UP MOTORSでギターとして活躍する井上仁志のソロ・アルバム。アルバム名の通り作品全体のテーマは”叫び”。バンドの楽曲のようなR&Bの要素は薄く、全編アコースティックギターでレコーディングされている。THE TON-UP MOTORSのギタリストとしての井上とは違う、ヴォーカリストとしての魅力を楽しめる。
南壽あさ子 / Panorama
今アルバムの7曲目「虹と雪のバラード」に参加し、THE TON-UP MOTORSとも交流があるシンガーソングライター・南壽あさ子。ノスタルジーを描き出す歌詞と透明感あふれる歌声で注目を集める彼女の1stアルバム『Panorama』。様々なゲストミュージシャンとともに彩られた彼女自身の”風景”を楽しめる意欲作。
LIVE INFORMATION
上杉周大「You Are The MAN!!」発売記念インストアイベント[銀座編]
2015年11月11日(水)@東京 銀座山野楽器本店 B1F
上杉周大「You Are The MAN!!」発売記念インストアイベント[新宿編]
2015年11月12日(木)@東京 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
上杉周大「You Are The MAN!!」発売記念インストアイベント[旭川編]
2015年11月13日(金)@北海道 タワーレコードコーチャンフォー旭川店
上杉周大「You Are The MAN!!」発売記念インストアイベント[苫小牧編]
2015年11月14日(土)@北海道 イオンモール苫小牧 1Fセントラルコート
上杉周大「You Are The MAN!!」発売記念インストアイベント[札幌編]
2015年11月15日(日)@北海道 STVホール
THE TON-UP MOTORS 15th Anniversary ワンマンショウ〜俺とアンタのソウル物語〜
2015年11月22日(日)@東京 渋谷CLUB QUATTRO
THE TON-UP MOTORS 15th Anniversary ワンマンショウ〜俺とアンタのソウル物語〜
2015年12月6日(日)@北海道 札幌市教育文化会館(大ホール)
PROFILE
上杉周大
ソウル・ロック・バンドTHE TON-UP MOTOERSのヴォーカル。STV(札幌テレビ放送)制作のバラエティ番組「ブギウギ専務」のメイン・パーソナリティーとして人気を博しており、北海道内の数々のCMやイベントに出演し、現在、北海道日本ハムファイターズの公式球団歌「ファイターズ讃歌」を3代目として歌唱するなど、北海道内を縦横無尽に活躍中。2015年は「新撰組オブザデッド」にて役者デビューし、同映画の舞台作品にも出演、活動の幅を更に広げている。
>>THE TONE-UP MOTORS Official HP
>>上杉周大 Official Blog