まだまだ先20周年、30周年も続けていきたい
――アルバムの最後に入ってる「ボイスドラマ」は、この7人では初めての試みということですが、これは7人それぞれのキャラクターも相まって面白いですね!
柚希:ありがとうございます。放送部という設定で、俺がみんなを集めて……という感じのストーリーなんですけど、風男塾の今の7人のことを知らなくても、このボイスドラマを聞いただけで「このメンバーはこういう感じなんだな」って性格がわかるぐらい、すごく1人1人のことを掘り下げてくださっていて、個性がすごくわかる感じになっています。
天堂:脚本を作ってくださった方が、それぞれの趣味や特技を織り交ぜて書いてくださっているので、それぞれのキャラクターがちゃんとわかるようになっていると思います。
凰紫:バスケのシーンの音があるんですけど、あれは実際にジャケット写真を撮影したときの体育館にバスケットリングがあって、自分が空き時間にシュートをしていたら、その音を参考にしてリアルに再現してくれたみたいで、めちゃくちゃ嬉しかったです。

――ボイスドラマは聴いてみてのお楽しみですね。では最後にこのアルバムを持ってどんな活動をしていきたいか教えてください。
胡桃沢:この7人になってからまだ1年4ヶ月ですけど、この7人での楽曲がこれからも増えてくんだろうなっていうこれからの期待と、こうやって1つアルバムができたことによって、僕たちの時代を改めてここからスタートできるんだなっていう、何かある種の覚悟にも繋がりました。これから僕たちの中にアルバムがどんどん増えていけるように、頑張りたいと思います。
凰紫:本当にいろんな俺たちを見せられたアルバムだと思いますし、客観視したときにも「どんどん新たな一面出てくるじゃん!」と思ったので、ここからさらにまたいろんな色を出せていけたらいいなって思ってます。それと先日、栃木SC(サッカーJ2)さんの試合前に歌唱パフォーマンスをさせていただいたんですけど、ライヴ会場や対バンイベントだけじゃなく、そういったスポーツ分野とかいろんなところでパフォーマンスを観ていただきながら、俺たち7人でこの歴史ある風男塾の良さをもっともっと広めていけたらいいなって思っています。
天堂:15周年でご一緒したPR大使の皆さん、主に初期メンバーとして活動なさった3人(武器屋桃太郎、青明寺浦正、赤園虎次郎)がおっしゃっていたのが、当時は「10周年もあるかどうかわからないよね」っていう話をなさっていたそうなんです。そんな中で15周年を迎えて、先日の9月3日のライヴでも、「20周年、次は30周年40周年ってあったらいいね」なんていう夢を一緒に語ってくれる先輩方もいらっしゃいますので、長く長く風男塾を繋げて、15年前からある楽曲も全部ひっくるめてより多くの人にたくさん広めて、もっともっと大きなステージに向かって頑張っていけたらなと思います。
赤星:アルバムのテーマが応援団ということで、リード曲が“ガンバーレ!”をはじめ応援ソングがギュッと詰まったようなアルバムになってるんですけど、俺たちは「人を元気にする」をモットーに活動しているので、受験を頑張る学生さんとか、就活を頑張ってる人たちとかに向けて直接会いに行って、“ガンバーレ!”を歌って応援するとか、具体的な活動をしていきたいなっていう願望があります。もちろん風王のみなさんにもそうなんですけど、より多くのみなさんに向けた俺たちの応援歌を、直接届けたいなって思います。
葉崎:元気をもらえるアイドルの第一人者じゃないですけど、「元気になれるといえば、風男塾だよね」っていうぐらい、風男塾をもっともっと大きくさせたいですし、「この7人が風男塾」っていうことを、もっとたくさんの人に定着させたいです。本当に20周年25周年と長く頑張っていろんな人に知ってもらって、自分は願わくば風男塾で韓国にも行って凱旋公演で本当に「ブルースクエア」(ソウル市にある複合文化施設)でライヴができるぐらい大きくなりたいです。
英城:ボイスドラマでもこんなに個性が出るような、それぞれに強みがあるグループなので、本当に『ONE FU ALL, ALL FU ONE』というか、1人1人が強くなってそれが集まったのが風男塾になれれば、最強のグループになると思いますし、「この人知ってる!風男塾なんだ?!」でもいいなっていうか。それぐらい個々がもっと力をつけて、風男塾をもっともっと大きくして、まだまだ先20周年、30周年も続けていきたいなって思います。それとでっかい会場、日本武道館のステージに絶対に立ちたいなって思います。
柚希:9月3日のライヴを終えて、多分1人1人いろいろ課題も見つかったと思うので、それを糧に、また16周年も頑張っていきたいと思います。そして、先輩方の夢でもあった日本武道館に立ちたいです。PR大使のみなさんにも「武道館のステージに立ってほしい」「今のメンバーだったら絶対行けるよ」って言っていただいて、本当にその言葉がうれしかったので実現させたいです。それと、先輩方が経験している日比谷野音のステージにも立ちたいですね。本当に、まだまだ立ちたいステージはたくさんあるので、そこに向かってまた日々頑張っていきたいなと思います。

編集 : 西田健&草鹿立
15周年の節目のオリジナルアルバム
風男塾、ベストアルバムも配信中!
LiVE SCHEDULE
"風男塾ハロウィンパーティー2023〜風男子学園の文化祭〜"
10月15日(日)神田明神ホール
1部 12:00開場/12:30開演
2部 16:00開場/16:30開演
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PROFILE:風男塾
風男塾は2007年9月24日より活動を始動。(当時は「腐男塾」名義) これまでシングルCD30作・アルバムCD8作をメジャーリリース。唯一無二の男装アイドルとして独自の活動を続け、2014年に中野サンプラザをソールドアウトさせるなど、10~20代の女性を中心に人気を集め続けている。2017年10 月には日比谷野外音楽堂にて10周年記念ライブを敢行。2014年9月24日発売「BE HERO」、2017年1月18日発売「証 -soul mate-」ではオリコンシングルウィークリーランキング2位を獲得。長年に渡り男装アイドルの“開拓者(パイオニア)”として、変わらぬ存在感を放ち続けている。新メンバー4人が2022年5月に加わり現体制が始動。2022 年9月24日からデビュー15周年イヤーに突入。
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