自分の鏡みたいな感じ
──ちなみにASPかBiS、どちらに受かりたかったですか?
ウォンカー : ASPです。
──なぜASPが良かったの?
ウォンカー : ASPは、90年代の感じをモチーフにしていて懐かしいと思う人もいれば、若い人は新しいと思うんですよ。その違いがおもしろくて、私は90年代の感じを再現するところが新しいなと思って、その魅力に惹かれました。
──ふたりでASPに入ることが決まったことについては、どう思っていますか?
ウォンカー : ひとりでも嬉しいですけど、ふたりで地獄生活を抜け出すという目標を掲げていたので、ふたりで合格できて嬉しいです。
──ASPに合格してから11月24日のリキッドルームでのお披露目まで、約1カ月しかなかったと思いますが、どのような気持ちで過ごしましたか?
ウォンカー : 毎日焦りが止まらなくて、どうしようの連続で金縛りにあいました。

──メンバーのみんなは優しいですか?
ウォンカー : 優しいです。
──ナ前ナ以さんはどんな人ですか?
ウォンカー : 優しくて、髪型がトゲトゲしていて、穏やかで、温かい人です。あと、顔が好きです。
──モグ・ライアンさんは?
ウォンカー : 優しくて、かわいくて、頭がいいです。
──ユメカさんは?
ウォンカー : 優しくて、明るくて、「頑張ったね」と言ってくれます。
──ASPのマチルダーさんは?
ウォンカー : ASPのマチルダーとは、ビジネス不仲なのであまり話したくないです。
──(笑)。とても仲良いのに、不仲とはどういうことですか?
ウォンカー : 仲はめっちゃくちゃいいですけど、あまり話さない。分かっているのに話さないクズの極みです。

──ウォンカーさんは、マチルダーさんとテレパシーは感じますか?
ウォンカー : ガンガン感じています。
──それは、どれくらいの距離感で感じるの?
ウォンカー : どのくらいの距離かは分からないですけど、マチルダーはこう思っているんだろうなとか、こういうことが言いたいんだろうなみたいなのは分かります。
──ふたりはずっと一緒にいて、もう嫌とはならないの?
ウォンカー : たまになります。それこそ、どっちもテレパシーを感じているのに、お互い発言をしなくて、分かっているんだったら言えよってなります。
──マチルダーさんのことをどう思っているんですか?
ウォンカー : 賞味期限切れのパンをあげたら食べてくれるし、電車の時間を調べてくれるし、朝起こしてくれるしいい人です。
──マチルダーさんとウォンカーさんの違いはどういうところだと思いますか?
ウォンカー : 見た目の違いは、髪色、ほくろ、左利きか右利きかですね。中身の違いは、マチルダーさんより私はひねくれています。「人の思い通りにならないぞ」と思っていて、正直にならないところとか。

──逆に似ているなと思うところはどこですか?
ウォンカー : 全部似ています。メンバーから「マチルダーとウォンカーの性格違うよ」って言われるけど、自分たちは同じだと思っているので、どこが違うんだろうって毎回なります。
──「似ている」と言われることは嫌なことではないですか?
ウォンカー : 当たり前だなって。たしかに、自分たちも似ていると思っているので、そりゃそうだなと思います。
──マチルダーさんとウォンカーさんを、ひとことで表すと?
ウォンカー : パラレルワールドの自分ですね。自分の鏡みたいな感じ。