まだまだSOMOSOMOには足りないものがあるなとわかったツアー
——そして今年の2月には〈SOMOSOMO 2024 Zepp TOUR 「REAL」〉として、KT Zepp YOKOHAMA、Zepp SHINJUKUにてライヴを開催しました。Zeppでのライヴはいかがでしたか?
ゴゴノ コトコ:デカって思いましたね(笑)。
アオイ アオネ:楽曲も30数曲覚えないといけなかったりと、ずっと焦っている状態でしたね。でも4人が土台を作ってくれていたからこそ、こういう場所に立てるんだと思いました。
アルティメット ミキ:経験したことない人数を集めなきゃいけなかったので、毎日必死でした。でも逆にZeppを成功させなきゃいけないという思いがあったので、頑張れたんだと思います。余裕なんか一切なかったからこそ、声の掛け合いも増えていったし、緊張感もありましたね。


——そこからさらに3月からは〈SOMOSOMO JAPAN TOUR 2024「SOMOSOMO QUEST」〉を開催しました。ツアーを終えた今の心境を教えてください。
ゴゴノ コトコ:久しぶりの全国ツアーだったので、近くで全国のファンの方を見ることができて嬉しかったですね。
ツクヨミ ケイコ:今回のツアーは、各公演で新曲を必ず披露したんです。2月にZeppワンマンが終わって、3月の後半にはツアーが始まっていたので、とにかく大変でした。この2ヶ月はあっという間に感じましたね。
コモレビ ヒヨリ:7人では初めてのツアーだったので、ツアーを1つ終えることによって、内面とも向き合う機会になったと思います。グループの基盤がいい方向に再建築されたんじゃないかなと。
アルティメット ミキ:実際動員で苦戦した部分もあったんです。だからこそSOMOSOMOが全国の人たちにとって身近な存在にもっとなれるんじゃないかと気づいたというか。楽曲やSNSを通じて日本各地まで届けないと観に行こうとはならないし、まだまだSOMOSOMOには足りないものがあるなとわかったツアーでしたね。あとは新メンバーのチヒロ、アオネ、マイが入ってほぼ1年経った後のツアーだったので、3人ともSOMOSOMOに馴染んできて。自分もメンバーの一員としてグループを引っ張っていくぞという気持ちになったのかなと自分は思っています。


——新メンバーの3人は今回のツアーはどうでしたか?
トマラナイ チヒロ:3人それぞれが思っている意見をだんだんと取り入れながら、ライヴを7人で作っている感じはしてきました。
アオイ アオネ:今回のツアーは、メンバー同士の個性を深く理解していった時間でした。その時間をライヴにも反映できていたから、パフォーマンスも合わせていけた実感はありました。
シャンシャン マイ:「新メン3人の課題はコミュニケーションだね」という話はしていたんです。SOMOSOMOは1ヶ月に1回ミーティングがあるんですけど、そこでお互い思っていたことを言えるようになってきました。
——アルティメット ミキさん、ゴゴノ コトコさん、ツクヨミ ケイコさん、コモレビ ヒヨリさんの4人は新メンバー3人とどのように接していったんですか?
コモレビ ヒヨリ:私は初期メンではなくて、2期生なので、どちらかといえば新メン側の気持ちもわかるのかなと思うんですよ。だからみんなの間にいるというか、言いやすい存在になれればなという空気を出していました。
ゴゴノ コトコ:空気を出してる(笑)?
アオイ アオネ:出てますよ(笑)。
コモレビ ヒヨリ:よかった! でも新メンバーは3人とも控えめでは全然ないんですよ。
ゴゴノ コトコ:それは確かに感じる。


アルティメット ミキ:自分もグイグイいけないし、カチッとしちゃうタイプなんですよ。でも、アオネもマイもチヒロも話しかけてくれるおかげで、SOMOSOMOの雰囲気やライヴも変わったと思ってます!
ツクヨミ ケイコ:私たち4人だとめっちゃ暗くて(笑)。
ゴゴノ コトコ:明るいのは私だけ(笑)! 2年半前にやった全国ツアーで、札幌に初めて行ったんですよ。でもその夜は誰もご飯食べに行かなくて、終わってみんなホテルに帰っていっちゃって…。私はみんなと遊びたかったんですよ。寂しいからずっとプロデューサーに着いていきました(笑)。でも明るい3人が入ってきて、今回のツアーは毎晩のようにご飯に行くようになりましたね。
——それはメンバー全員で?
ゴゴノ コトコ:いや、わたしと新メンバーの3人で合計4人です(笑)。
ツクヨミ ケイコ:私はみんなに着いていくタイプです。
ゴゴノ コトコ:まあ、みんなだんだん明るくなったよね。
アルティメット ミキ:一応言っておきますけど、明るいときは明るいんですよ! めちゃくちゃ暗い人みたいになってますけど、ライヴとかは元気なんで! 裏が暗いだけなんで(笑) !

