8年目にして遂に膝を出しました(笑)
——高雄さんはどうですか?
高雄:イントロが力強いのですが、実際歌ってみたら爽やかな曲でした。その融合がSTU48っぽいなって思って、大好きな曲ですね。私は愛が重い方なので、歌詞にも共感できて、パフォーマンス中も表情に力が入ってしまいます。
——高雄さんは愛が重いんですね(笑)。
高雄:重いです。ファンの方が浮気してたら、責めちゃいますね......。
——石田さんはリード曲についてどういう印象を受けましたか?
石田:ミニ丈の衣装になるのが快挙なんですよ! 8年目にして遂に膝を出しました(笑)。なので女の子にも刺さったらいいなと思いますね。
——“愛の重さ”は公演でも披露されたとのことですが、ファンの方の反応はどうでしたか?
中村:ファンの皆さんが私たちのパフォーマンスに感動しているのが伝わってきました。あと、初日からコールをしてて。さすがだなと思いましたね。
岡田:回を追うごとにコールの大きさも大きくなってきているので、これから披露していくごとに熱量も高まっていくのかなと思うと楽しみです。


——アルバムの新曲として先ほど話にも挙がった「勝手に!四国観光大使」というユニット(福田朱里、谷口茉妃菜、兵頭葵、中村舞、宗雪里香、岡田あずみの6名が参加)の“小豆島へ行こう”も収録されています。
岡田:この曲を初めて披露するときに、「聴いてください、“小豆島へ行こう”」って言ったら、ファンの方からも笑いが起きたんです(笑)。でもリズムもキャッチーで、ファンキーなメロディーも頭に残りやすいので聴いてもらいたいですね。
中村:ダンスもコミカルさがあるんですよ。元NMB48の日下このみさんが振り付けてくださったんですけど、キャッチーな感じだけどシュールさもあるダンスで、見ていても面白いなと思う曲です。
——「勝手に!四国観光大使」というユニット名もすごく良いですよね。
中村:実はこれが勝手じゃなくなったんですよ。私たち、四国運輸局の方から公認していただいて、2024年度の「四国観光大使」に任命されたんです。これまで以上に四国の魅力を全国に発信していきたいですね。でもユニット名はそのまま「勝手に!四国観光大使」でやらせてもらってます(笑)。


——本作には今までの表題曲も収録されていますが、それぞれ印象に残っている曲について訊かせてください。
岡田:私は“花は誰のもの? 合唱Ver. STU48 feat. 島谷ひとみ”が印象に残っています。島谷ひとみさんも参加してレコーディングしたんですが、完成したものを聴くとすごく仕上がりのいい曲になりました。合唱コンクールで使われたら、曲としても広まりますし、そういう未来があったらいいなと思います。
——合唱ヴァージョンになって印象は変わりましたか?
岡田:上ハモや下ハモが入ることで深みが増しました。島谷さんの声が前面に出ている部分もあるので、一緒に作り上げている感じが聴いていてわかると思います。あとはファースト・シングルの“暗闇”も加入する前から曲も聴いていたし、MVも見ていたので、すごく印象に残っています。
石田:“暗闇”って振りがMVとパフォーマンスで全然違うんですよ。
岡田:そうですよね。加入してその違いに気づいたりしました。
——なるほど、高雄さんはいかがですか?
高雄:“思い出せる恋をしよう”です。これは見ていてハッピーになるMVです。初めてMVの撮影に参加して、この頃の2期生がすごく初々しいんです。私もめちゃくちゃ緊張した記憶があって、この曲を聴くと初心に戻れるし、ファンの方も「こんな時代があったんだね」と思えると思います。シングルの中で1番可愛い曲だと思うので、これを聴いてハッピーな気持ちになってほしいですね。
