夢限大みゅーたいぷは、ヴァーチャルとリアルを飛び越える!?──バンドリ！の可能性を広げる、そのクリエイティヴな活動に迫る

2025/03/01 18:00

リクエストしたら、実現してしまって

──4月からは、対バンライブ〈えんかうんた～〉が開催されます。対バン相手も、真新宿GR学園さん、棗いつきさん・熊乃ベアトリーチェさん、ナナヲアカリさん、NANIMONOさんとバラエティーに富んだラインナップですね。

仲町：僕たち自身、そもそもバーチャルとリアルというそもそも交わらないようなものが、どう交わったら面白いかなっていうことが、このバンドの一つのテーマだと思うんです。〈えんかうんた〜〉は、本当にジャンルもバラエティー豊かですし、どんなことが起きるか、今から本当に化学反応が楽しみですね。

──このラインナップはどのようにして決まったんですか?

宮永：スタッフさんと一緒に決めました。私電音部さんはもともと好きで、「対バンしたいです」ってリクエストしたら、実現してしまったんです。真新宿GR学園さんはライヴも行ったことがあったので、すごく楽しみですね。

千石：〈えんかうんた〜〉って「遭遇」みたいな意味があると思うんですよ。だから今回の対バンで知らなかった文化に触れてみたりしてほしいです。ちなみに〈えんかうんた〜〉は毎回その日しかできない何かをやろうと思っています。

──なるほど、ということはコラボがあるかもしれない…ということでしょうか?

千石：ふふふ(笑)。まあそこはライヴに来て、その目で見てほしいです(笑)。

千石ユノ(DJ&Mp.)

──そしてさらに5月からは大阪、愛知、東京にて、3rd LIVE〈ふりーてぃんぐもーめんと〉も開催されます。意気込みを聞かせてください。

千石：今回がはじめてのツアー形式になります。全部の公演に来てくれても、ひとつの公演だけでも「夢限大みゅーたいぷ良かった」って思ってもらえるように頑張りたいです。ちなみに、ライヴのオープニングでは、1st LIVEのときは私がメンバー紹介をして、2nd LIVEではあられちゃんに紹介してもらいました。今回は3公演あるので、毎回来てもらってぜひオープニングにも注目してみてほしいです。オープニングSEは私が作曲しているんですけど、「これから何が始まるのかに対するワクワク感」の空気感の作り方を大事にしているので、楽しみにしていてほしいです。

藤：ライヴって、本当に毎回違うものが見られると思うんです。私たちはライヴを重ねるごとに絶対パフォーマンスも成長していって、感じ方も変わっていくと思うので、ぜひライヴに来てその成長を体感してほしいです。

宮永：〈ふりーてぃんぐもーめんと〉は、「過ぎ去りしかけがえのない一瞬」という意味を込めてつけてもらいました。夢限大みゅーたいぷは、これからいろんなことをやっていくと思うんです。だからこそ、私たちが作る一瞬一瞬を、絶対に見逃さないようにしてほしいです。