さや香の石井さんは、カラフルスクリームの公式お兄ちゃん
──続いて“Rock’N Roll Harmony”は、こちらは“クロネッカー”とは違う、楽しくて元気なカラスクらしさが詰まった曲ですね。
みゆ:歌詞のなかに音楽用語が入ってたり、お客さんと私たちの声でハーモニーを奏でられるような一曲です。
ゆうか:この曲は8人のメンバーで4つのパートに分かれて、ハモってるんですよ。メンバーみんなで合唱部みたいな練習をしています。楽しいです。
──MVにはお笑いコンビ、さや香の石井さんが特別出演しています。撮影のときは、どういう心境だったんですか?
みくる:完全にサプライズでした。だから全部素のリアクションなんです。一発撮りだったんですけど、撮影してたら急に人が入ってきたから「え、誰?」ってなりました(笑)。でも途中から「石井さんやー!」って気づいたんです。びっくりしながらみんな踊ってるんですけど、ほんまに使われると思ってなかったんです。
ゆうか:ガチの素です(笑)。
みくる:普通MVって2日間に分けて撮ったり、ロケとか色々あると思うんですけど、今回の資料には、ずっと白掘りバックで同じ場所だったから「メジャーデビューするのにお金ないんかな」とか思っていたら、まさかのサプライズでした。「こういうことかー!」って(笑)。
ゆうか:最近では石井さんのXで、「推しのアイドル」って、私たちのMVのURL貼ってくれたんです。これからも応援して欲しいです。
みくる:石井さんは、もうカラフルスクリームの公式お兄ちゃんです。


──今回のシングルには、ほかにもバラエティーに富んだ楽曲が収録されています。続いて“ネモフィラの丘”はすごくメロディアスなミディアム・バラードですね。
みくる:お別れソングなんですけど、意外と明るいんです。歌詞で情景が浮かぶような分かりやすい歌詞やから、聴くだけでもなんか気持ちが入るなと思います。
ゆうか:「ネモフィラの丘」は、歌ってる人が目立つように周りはあんまり踊らないっていうのを意識したり、「歌で魅せる」という挑戦のひとつですね。ネモフィラの花言葉が「どこでも成功」って言うらしくて、メジャーデビューシングルにぴったりやなって思います。
──“Radiant”は爽やかな疾走感のある、ロック・チューンですね。
ゆうか:この“Radiant”は去年の5月ぐらいに新曲として披露したんですけど、結構ライブでもやってるんですけど、かなり盛り上がるんです。“Radiant”様様って感じです。
みゆ:結構助けられてますね。
ゆうか:「下がらない 39度の知恵熱」という歌詞があるんですけど、以前ワンマンライブの前の時期に、めちゃくちゃ忙しくなって、みんなキャパオーバーになったことがあったんです。そのときは、みんなでこう肩を寄せ合って号泣したりしていました。作詞の上田ゆう子さんは、その当時のカラスクを書いてくれているような感じもします。
みくる:この曲は、めっちゃメンバーにグッとくる歌詞なんですけど、お仕事を頑張ってる人にも当てはまると思うし、いろんな人に向けた応援ソングにもなっているなと思います。
──そして「てらてら」は、超王道アイドルのキラー・チューンです。
みゆ:この曲を初めてお披露目したのが去年の7月頃だったんですけど、ファンの方は「夏フェスに向けたアガる曲が来るのかな」って期待していたから、最初は「え?」みたいな反応でした。
みくる:でもメンバーみんな「良い曲だから私たちが伝えなきゃ」ってライブでもたくさん披露していくうちに、すごく盛り上がる曲に急成長しました。いまではワンマンの最後とかアンコールで歌うような大切な曲です。
ゆうか:歌詞は「世界」とか「私があなたを救うよ」とか、壮大なんです。この曲を通して、もっとカラスクを世界中に届けたいって思うようになりましたね。

