私がMAPAを6人にまとめる仕事を担当しました
──次は翠山さんにお話を伺います。翠山さんはアイドルになる前、どんな音楽を聴いていたんですか?
翠山:古正寺さんが所属していた、ブクガ(Maison book girl)が好きでした。WACKも好きで、WACKからブクガを好きになったんです。それまでWACK以外は聴いてなかったです。WACKを聴いて育ちました。
──古正寺さんが所属していた旧BiSも聴いてましたか?
翠山:GANG PARADEから入って、当時の2期BiSを追って旧BiSの映像も見ました。
古正寺:この前旧BiS再結成のライヴ(2024年7月8日に歌舞伎町シネシティ広場で開催されたフリーライブ〈You’ve been cheated〉)でふたり(刀歌と翠山)が、特典会に参加するためにMAPAのCDを予約して、チェキの列に並んでたんです(笑)。
翠山:オタクとして行きました。古正寺さん、かっこよかったです(笑)。


──良い関係性ですね。アイドルになるまではどんな生活をおくっていたんですか?
翠山:夜が全然眠れなくて、ずっとラジオで「オールナイトニッポン」を聞いてました。 星野源さんとCreepy Nutsさんとオードリーさんと関ジャニ∞(現:SUPER EIGHT)の大倉さん、高橋優さん、他にも菅田将暉さんの番組を聞いてました。
──「TOKYO PINK」のオーディションはどうでしたか?
翠山:最初に応募したときは受かると思ってたけど、落ちちゃったんです。でもあとから急に来て電話が「合格です。とりあえず1月から加入ね」って言われて、次の週にはライヴをやっていました。流れるような感じに始まってしまったから、未だにどこかおこぼれみたいな感じがありますね。
古正寺:ちゃんと正式加入だよ(笑)!
翠山:ありがとうございます。よかった!正式メンバーになれました(笑)。
──先輩メンバーからみて、翠山さんのオーディションの時の印象はどうでしたか?
古正寺:オーディションのとき、みさ姫が膝当てをしていて、「バレー部みたいだなー」と思っていました。懐かしかったです(笑)
翠山:膝をつく振りが多くて、痣だらけになってたんですよ。
古正寺:オーディションが終わって、大森さんから「みさ姫をMAPAに入れたいと思う」っていう連絡をいただいて、「あ、あの膝当ての人だ!」ってなりましたね(笑)
宇城:どんな印象(笑)。
──先輩メンバーの印象はどうですか?
翠山:ゆすらさん(紫凰)は思考回路が似てるんですよね。最初はシンパシーを感じました。
紫凰:すごく似てますね。でもいろいろ話していくと、たどり着く答えが違うんですよね。話していておもしろいです。


──神西さんはどうですか?
翠山:笑夢さんは話しやすいですね。一番ラフに会話できて、気負いせず話せます。
神西:え?そう(笑)。
古正寺:ちょっと違うみたい(笑)。
翠山:うーん…!片想いでした(笑)。
紫凰:神西さんに関しては、誰にも心開いてないからね(笑)。
翠山:我が道を行ってらっしゃるので、まだわかりません(笑)。
一同:(笑)。


──古正寺さんの印象はいかがですか?
翠山:古正寺さんは、私がオタクになっちゃうのでまだ顔を合わせられないです(笑)。
──いまもですか?
翠山:はい。半年経ったけどまだ緊張してます。目も合わせられないので、こっそり見させていただいてます(笑)。ブクガが大好きだったから解散したときは「なんで解散したんだろう?」って思ってたんですよ。
紫凰:でもいまはブクガを経てMAPAがあるからね!
──確かに、MAPAができたからこうやって出会えたわけですもんね。
翠山:たしかに。
──古正寺さんもグループ内に大ファンがいるのは、大変じゃないですか?
古正寺:いや、でも4人だったら気になってたかもしれないですけど、いま全員で6人なので、あんまり気にならないですね(笑)。
──宇城さんはどうですか?
翠山:茉世さんは最初の練習の時にダンスをよく見てくれて、積極的にコミュニケーションを取ってくれるんです。かなり助けられました。
宇城:元からあるグループに新しく入るのは、プレッシャーもあると思うんです。だからMAPAが6人として成立するように心がけて、それでいてお姉さん感が出てしまって、圧にならないように気をつけてます。
古正寺:茉世は全員にフラットに話してくれるから、ふたりに指導してあげてって大森さんに言われたんだよね。
宇城:私がMAPAを6人にまとめる仕事を担当しました!

