インドネシアの人がこんなに楽しみに待っていてくれたんだ
——インドネシアで撮影したMVも公開されています。
辻野:ライヴをしに行って、MVも撮っちゃいました。
——7月にインドネシアで開催された〈Impactnation Japan Festival 2023〉でのライヴはどうでしたか?
坂井:インドネシアの人がこんなに楽しみに待っていてくれたんだということが伝わってくるくらい“すきっ!”を大合唱してくれました。あきちゃんの「この気持ち〜止まりませ〜ん」を一緒に叫んでくれたりとか、日本とは違った空気感のライヴでしたね。
小泉:インドネシアのチャートに“すきっ!”が、1位にランクインしていたことをずっと知っていたんです。実際に現地でそのことを生で感じて、こんなに浸透しているんだと嬉しく思いましたね。インドネシアのアーティストさんとYouTubeやTikTokでコラボさせていただいたんです。みんなちゃんと踊ってくれて嬉しかったですね。


——インドネシアでの思い出はありますか?
小泉:いやー全部思い出ですね!
辻野:撮影が終わった後にみんなでショッピングセンターに行ったんです。お買い物する時間は楽しかったですね。
吉川:スーパーでいっぱいお土産買いました。通訳の人に「これは何味ですか?」って聞きながら、キャリーバッグじゃ足りないくらい買えて楽しかったです。
小泉:私はお父さんにインドネシアの民族衣装をお土産で買いました。「いいの?こんな素敵な服もらって?」ってすごく喜んでくれましたね。
坂井:私はホテルであきちゃんと同じ部屋に泊まっていたんです。辛いものが苦手なので、あきちゃんと毎日ミーゴレンを食べていました。スーパーで買い物したときも、現地のスーパーで働いている人にたくさん話しかけました。インドネシア語も英語も喋れないのに、みんなのおすすめ商品を聞いてたくさん買いました(笑)。


——今回のシングルはカップリング曲もいいですよね。個人的にはディスコ調で遊び心もつまった“WANTED”が好きです。
小泉:レコーディングのときも私たちに任せてくれたんです。アクセントつけたりとか、自由に歌いました。やりすぎかなと思っていたら、それくらいがちょうどよかったみたいです。ライヴでも遊んでみたいです。
——「乙女の煩悩とまらないよっ!」のあたりもすごく自由に歌っていますね。
坂井:本当に「乙女の煩悩とまらないよっ!」と思っていたら、あの言い方にならないと思うんですよ。この曲の中のニュアンスで、ずっと同じトーンで歌うことを意識しました。仮歌が変わったイントネーションだったのでそれを真似しましたね。「おデコがジンジンピッタンコ」とか初めて見る並びの歌詞で、新しい雰囲気で盛り上がれる曲になりそうですね。
吉川:「キミのハートにロックオン」の部分は、まさかそういう声を録ると思っていなかったんです。レコーディングスタジオで「何やっているんだろう」と我に返りましたね(笑)。

