第1の目標は生きて帰ること
——そして、7月には最新アルバム「UNIVERSE」がリリースされますね。
瑠菜：2年ぶりのアルバムになるので本当に皆さんお待たせしましたという感じです。レコーディングをした音源を聴いたときに、めっちゃ良い声だと思ったら自分の声でした(笑)。早くみんなに聴いてほしい!
実玖：この5人体制ではじめてのアルバムでもありますし、女子翼にとって2年ぶりのアルバムです。リリイベを各地で開催できるので、久しぶりにいく土地の人から「待ってたよ!」と言ってもらえるのが嬉しいですね。
花音：私と杏菜が参加するはじめてのアルバムです。私としては1年間の活動を経ての成長をMV撮影やレコーディングなどで出せたのではないかなと思うのでそこにご注目ください！逆に杏菜は初々しさが出ているんじゃないかなと。
杏菜：私は加入してすぐにレコーディングだったんですよ。でも少し変われた部分があると思うので、ファンの方にはライヴでそれを見つけてほしいし、これからも成長を見てもらえたらなと思います。
——これからのライヴでは、木城さんの成長も見られそうですね。
花音：「女子翼のライヴは迫力がすごい」と言っていただけることが多いんです。
詩絵里：SNSでも「やっぱりライヴがいい!」と言ってもらえます。音源で気になったらライヴにも遊びに来てほしいですね。
——推し曲はありますか?
詩絵里：“惑星ユーフォリア”です! 今回初めて振り付けを担当したんですよ。メンバーに振り入れをしたときに、「めっちゃ好き!」と言ってくれましたね。今後パフォーマンスするのが楽しみです。新しいフォーメーションなので、るなちが苦戦してました(笑)。
瑠菜：正直できなさすぎて、ガチ泣きしていました…。覚えるまで何度も練習しからずっと筋肉痛でしたね。でも完成したMVを見たときに、感動しました。
詩絵里：実玖と花音は、アルバムの中で推し曲あるよね?
花音：うん。せーので言おう!
実玖&花音：せーの、“Starry Night”です!
——息ぴったり(笑)。なんで好きなんですか?
花音：もともと大人っぽい表現が苦手だったんです。でも私が“Starry Night”の振り入れを杏菜にすることになったときに、ちゃんと楽曲と向き合ったんです。それでこの曲の魅力にハマってしまいました。
実玖：今回のアルバムは、音源を聴いてもライヴと同じくらいの満足感が得られるようにレコーディングしました。“Starry Night”の歌い方のニュアンスを1番意識したので、楽しみにしていてください。
——木城さんの推し曲はどの曲ですか?
杏菜：“キミは太陽”が推し曲です。この曲はとても明るくて、ライヴで見たらもちろん元気になるんですけど、仕事で疲れたときとかでも元気になれると思います。皆さんに元気を与えられる曲なので、ぜひ聴いてほしいですね。
——初めてのレコーディングはどうでしたか?
杏菜：すごく緊張して「私の声ってどこに行ってるんだろ?」って思いました。ライヴでは表情とかで見え方が変わると思うんですけど、レコーディングは声だけなので、どう伝えられるか考えながら歌いましたね。
——鈴川さんの推し曲を教えてください。
瑠菜：私は“序曲”が好きです。 “序曲”は今までの曲と違って、Aメロ、Bメロ、サビを全部ソロパートで繋いでいるんですよ。だから気持ちを入れ込んでレコーディングに臨みました。達成感がすごかったですね。本当に早く聴いてほしい!
詩絵里：レコーディング終わった後、皆んな一致でラーメン食べたいって言ってたよね。
瑠菜：めっちゃカロリー使ったんだよ。だからお腹も空いちゃったよね(笑)。
——アルバムの最後に“序曲”というタイトルが来るのがすごくおもしろいですよね。
花音： “序曲”は何度でもリスタートできるということを歌った応援歌なので、最後にもってくることでそのようなことを伝えています。
——「UNIVERSE」には、“LOCKON”、“I Am Love”のリミックスも収録されています。
詩絵里：リミックスは、元曲と全然違うテイストになっていたりして毎回楽しいです。
瑠菜：「この曲はこうだ」という固定概念が崩されるので、面白いですね。
——夏にはフェスやライヴが目白押しだと思います。この夏の目標や意気込みを教えてください。
瑠菜：第1の目標は生きて帰ることです(笑)。もともと女子翼のパフォーマンスは体力使うし、フェスはさらに体力を使うので生きて帰ります。それは大前提として、九州女子翼はフェスで真骨頂を発揮できるので、その姿をいろんな人に見てもらって、ハマってもらいたいですね。見た人全員を私たちのライヴに引き連れたいです!
杏菜：私は成長した姿をファンの方に見てもらうのが第1の目標です。あとは、フェスに多くのアイドルの方がくると思うんですけど、その人たちのすごいところをもって帰るのも目標ですね。
実玖：女子翼の名前だけ聞いたことある人がたくさんいると思います。そういう方に1度でいいので私たちのライヴを直接観てもらいたいですね。あとは特典会にも足を運んでいただいて変人ばかりのメンバーと話してもらいたいです! 私すごく緊張しいなんですよ。でも今年は思い切り楽しみたいと思います。
花音：去年出たフェスがはじめてで、その日のライヴを乗り切るのが精一杯だったんです。でも今年は楽しみながらライヴできるようになったので、女子翼のイベントに来てもらうきっかけになれればいいなと思いますね。
詩絵里：観てくださった方の人生を変えたいなと思っています。「女子翼の対バンライヴを観たら、1本の映画を観たような気持ちになった」と言っていただけることが多いので、来てくださった方を絶対楽しませようと思いますね。ライヴや音楽の感覚をガラッと変えて、「女子翼の時代」にしたいですね。そのくらい気合が入っています!
編集 : 西田健
九州女子翼のいまが詰まった4thアルバム
九州女子翼 ディスコグラフィー
PROFILE : 九州女子翼
攻撃的なダンスパフォーマンスとエモーショナルで洗練されたサウンドとオール生歌のボーカルワークで九州の女性の「綺麗さ」「可愛さ」「力強さ」を表現するガールズグループ。グループカラーはこれらのイメージを重ね合わせた情熱の「赤」。結成半年でTIF2018全国選抜ライブ九州・沖縄ブロックの覇者としてTIF2018に出演。2019年にはタイで開催された「ASIAN IDOL MUSIC FEST」にも選出され海外にも進出。さらに「JAPAN EXPO THAILAND」「台湾公演」など海外公演の実績を積む。またももいろクローバーZさん主催「ももいろクリスマス2019～堀アキラパート2」にも出演するなど、全国でも知名度・評価が高いグループとなる。2018年から5年連続となる「関ヶ原唄姫合戦」、2020年から3年連続となる「@JAM EXPO 」、2018年から6年連続となる「TIF2023」など各種大型フェスに名を連ねるグループに成長した。2021年9月にリリースした3rdAlbum「LOCKON」はオリコンデイリー1位を獲得。2023年度冬に九州女子翼1stワンマンライブをZepp Fukuokaで開催する。九州から日本全国、そして世界へ羽を広げる。
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