スペシャル・フォトギャラリー
INTERVIEW : 九州女子翼

その名の通り九州だけでなく全国を飛び回り、多くのファンを増やしているアイドルグループ、九州女子翼。ダンス・ミュージックを軸とした楽曲と、熱量の高いパフォーマンスは、一目見た者を大きく魅了する力がある。彼女たちのそのパフォーマンス力には、なにか秘訣があるんだろうか。そう疑問に思って訊いてみると、シンプルながらも納得させられる、とある答えが返ってきた。九州女子翼はこれからますます大きく羽ばたくだろう、そう確信したインタビューとなった。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 宇佐美亮
全国で活動しているからこそ、各地のグループさんと繋がりがある
——みなさんはグループ名の通り、九州を拠点に活動されているんですよね。
詩絵里:そうです。名前に「九州」が入っているので、覚えていただけることが多いです。
実玖:漢字5文字のアイドルさんがあんまりいないので、「なんか見たことある」とはよく言われます(笑)。
詩絵里:私は長崎県出身なんですけど、地元である川棚町のふるさと応援大使になったんです。
——おお! 九州を背負って活動されているんですね。東京でも定期的にライヴがあるんですよね。
実玖:そうですね。月1回は東京でライヴしています。
鈴川瑠菜 (以下、瑠菜):定期公演を毎月東京で開催させてもらっているんです。それ以外にも単独イベントや対バンで来ることもあります。


花音:今年の夏はフェスが多いので、東京にくる機会も多いかもしれないです。
——九州での対バンイベントも多いですよね。
詩絵里:女子翼の主催でやっているイベントでは、かなり全国から来ていただいていますね。
瑠菜:九州を拠点にしながらも全国で活動しているからこそ、各地のグループさんと繋がりがあるんです。だから、主催のイベントでいろんなところから来ていただいています。そこは女子翼の強みだと思いますね。
——新メンバーの木城杏菜さんは、今年2023年に新たに加入しました。これまで活動してみていかがですか?
木城杏菜(以下、杏菜):女子翼はパフォーマンスがすごくかっこいいですね。ライヴに来たら絶対心を鷲掴みにされるグループだと思います。


——木城さんは、高校の文化祭で発掘されたんですよね。
杏菜:はい。文化祭でアイドルさんのコピーをステージで披露していたんですけど、それをたまたま社長さんが見てくださって、お声がけしていただきました。その後女子翼のライヴを見に行って私も心を奪われましたね。
詩絵里:いえいえそんな…ありがとうございます!
杏菜:ふふふ(笑)。
——加入当初、他のメンバーの印象はどうでしたか?
杏菜:すごすぎて人間じゃないと思っていました。人間に1番近いロボットかと(笑)。練習をしていてもみんなが凄すぎると思いますね。
瑠菜:そんなに!? (笑)
——他のメンバーから見た杏菜さんの印象はいかがですか?
詩絵里:アイドルも歌もダンスも未経験なのに、女子翼に入ろうと思ってくれたのが嬉しいです。必死についてきてくれるのでありがたいですね。
瑠菜:本人は「みんなとまだ差がある」とか言うんですけど、パフォーマンスは全然遜色ないんですよ。レベルも高いし、かなりできるタイプの子だと思います。
実玖:初めに杏菜のパフォーマンスを見たときに、歌もダンスもすごかったのを覚えています。パフォーマンス面の心配はなかったですね。
詩絵里:今まで女子翼にない声だったよね。
花音:私は去年の3月に加入したから、1番新メンバーの気持ちがわかる存在だと思っているんですよ。デビューに向かって頑張っている杏菜を見て、寄り添えたのかなと。最初杏菜は緊張しがちだったんですよ。でもステージに立てばカッコよくパフォーマンスしているので安心しています。
杏菜:声が最初はブレブレだったので、プランクしながら歌の練習をしていたんです。褒めてもらえて嬉しいですね。
——花音さんは今まで1番後輩だったわけですが、これからは先輩になるわけですよね。
花音:私、もともとメンバーに甘えて可愛がられる存在だったんです(笑)。
詩絵里:自分で言ってる(笑)。
花音:ふふふ(笑)。でも、これまで以上に甘えん坊になったと言われるんです。私としてはお姉さんの役割も果たしているつもりなんですけど、なかなか伝わらないです。
詩絵里:花音が加入してすぐに他のメンバーをいじってきたんですよ(笑)。でも可愛いから許されている感じです。愛嬌がありますね。
花音:そうなんですよね! 愛嬌があるんです (笑)
実玖:自分で言うことじゃないよ(笑)。

