スペシャル・フォトギャラリー
めろん畑a go goのスペシャル・フォトギャラリー。ここでしか見られない写真たちをぜひ、存分にご堪能ください!
INTERVIEW : めろん畑a go go

めろん畑a go goにThe Grateful a MogAAAzから皆野うさこ、玖月琴美が合流すると聞いた時は、「そうきたか!」と思った。もちろん、驚きもあったのだが、なかなかおもしろいことになるんじゃないかと思った。このインタヴューの最後の方で、とあるUSJのショーの話が出てくるのだが、言われてみると彼女たちの言うとおりな気がする。メンバーが変われど、めろんはめろん。今後も彼女たちの姿を追い続けたい。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 宇佐美亮
びっくりして頭の処理が大変でした
──先日まで行っていたツアー〈SICK×IDOLS×SICK JAPAN TOUR 2022〉はどうでした?
中村ソゼ(以下、中村) : ツアーは、体感では、すぐ終わっちゃいましたね。でも、いままででいちばん遊べました。
琉陀瓶ルン(以下、琉陀瓶) : 普段は東京でライヴをしているから、いつも来てくれている人と会わない期間が長いのが不思議な感じでした。
崎村 ゆふぃ(以下、崎村) : しかも、ツアーをやるにつれて、京都、大阪、沖縄って、関東から遠のいていったので。さよなら関東みたいになっちゃった(笑)。
──関東勢も沖縄まで来たんですか?
中村 : いっぱい来ましたね。
崎村 : 全通の方が、4、5人いたんですよ。来てくれて本当にありがたかったです。
知世千世(以下、知世) : 本当にそこの地方在住の「普段は東京までなかなか来れないけど、近いから頑張って行くよ!」みたいな人がいたのは嬉しかったですね。
中村 : 福岡の日は多かったね。はじめて福岡に行ったんですけど、福岡にはゴーゴーズ(めろん畑a go goのファンの愛称)はいないと思っていたんですよ。でも、鹿児島とか九州のいろんなところから来てくれました。
琉陀瓶 : 福岡はモガーズもいて9人だったから、大所帯で動くってすごい大変なんだなって思いました。先生みたいな気持ちになっちゃった。「行きますよー!」みたいな(笑)。
崎村 : そんな引率したっけ?(笑)
一同 : (笑)。
中村 : それこそ、あみころ(あみのころみ)が卒業前の最後のツアーだったので、1回1回「うわー。終わるー」って。
知世 : 「辞めないでー!」みたいな。
中村 : お客さんからのサプライズとか、共演者さんがあみのことを知ってくれてて、MCやSNSで触れて下さったのが、すごく温かくて嬉しかったです。

──モガーズ組の皆野さんと、玖月さんは、今回のめろんのツアーはどうでしたか?
皆野 うさこ(皆野) : モガーズは、福岡と東京の2公演に出演しました。福岡は夜行バスで行ったんですよ。
──夜行バスで福岡まで行くのって、かなりしんどくないですか?
皆野 : でも、案外快適だったんですよ。
玖月琴美(以下、玖月) : 3列シートでひとりひとつの席だったからね。福岡に着いていちばん最初に行ったのが銭湯でした。
皆野 : 最高でしたね。ライヴをして、夜に明太子と馬刺しともつ鍋食べて、車でバーンって帰りました。
──すごいスケジュールですね(笑)。さて、本題に入りますが、めろん畑a go goは、新体制になり、モガーズの玖月琴美さんと、皆野うさこさんのふたりが加入するんですよね。その話はいつ頃聞いたんですか?
中村 : このツアーの途中ぐらいには、ふたりがめろんに入ることは決まってたんですよ。
皆野 : 今年の春くらいですね。モガーズのレコーディングのときに、プロデューサーの木下さんから、話があるって言われて「なんだろう?」って思っていたら、「めろんとモガーズを兼任してほしい」って伝えられました。びっくりして頭の処理が大変でした。
玖月 : 「うさこと琴美のふたりでいこうと思う」って、もう決意が固い感じで伝えられたんですよね。冷静に返事はしていたんですけど、内心めちゃくちゃ衝撃がすごくて。モガーズにとって、めろんは先輩グループだし、尊敬もしてるんですよ。だからこそ、そこに自分も加わって同じステージに立って同じ景色が見れるのは、すごく嬉しかったですね。
──めろんのメンバーには、どういう感じで伝えられたんですか?
琉陀瓶 : 最初、木下さんは私とか中村が怒っちゃうんじゃないかって、口調がもごもごしてたんですよ。でも、個人的には賛成でした。
中村 : 遠回しに伝えてこようとするんですよね(笑)。
崎村 : 外からカーブをたくさん回ってきて「どう?」みたいな。あみころ(あみのころみ)が辞めるって発表してくれたその後で、後釜をどうしようって話をしたんですよ。でも、代わりになるような人がいないんじゃないかって思っていて。
──あみころさんが、あれだけパンチが強い人だったから、代わりになる人はそうそういないですよね。
崎村 : そうなんですよね。それからレコーディングがはじまるなかで、ふたりを兼任させたいっていう話になりました。

