【紫陽花は降らないリレーインタビュー】──郡山あきかが発揮する、マルチな才能

2025/06/18 18:00

MVに出てもしっかり演技ができます！

──“私が来た”のMVはどうですか？

【MV】紫陽花は降らない『わたしが来た』

郡山 : 「私が来た」はキッチンやリビングのセットで撮影しました。みんなでゲームをしてるシーンがあるんですけど、ひかりと杏菜のリアルな反応が映っていて、あれは見どころです。あと、塩コショウをひかりがめっちゃ振ってるシーンがあって、「塩分過多だよ！」って思っています（笑）。そういう細かいシーンも面白いです。

──次に新曲「夏に揺れる」についても教えてください。

郡山 : 「夏に揺れる」は本当に“ザ・夏曲”ですね。音にもすごくこだわってるんです。たとえば、氷がグラスに当たる「カランコロン」って音とか、花火の「ヒュー！」「パン！」とか炭酸の「シュワー」とかそういう音がたくさん入っています。歌詞とリンクしていて、細かく聴くとすごく楽しいです。

──9月には、アルバムがリリースされるんですよね。

郡山 : そうなんです。私自身すごく楽しみです。新曲をこれからのライブで初披露する予定です。夏真っ最中をイメージした、みんなでタオルをぶん回して盛り上がれる曲も入っていますし、いろんな夏の曲を楽しんでいただけたらなと思います。

──これから6月29日の北海道公演を皮切りに、〈Free Live Tour 2025「夏に揺れる」ツアー〉も開催されますね。

郡山 : はい。この2ヶ月間で初めてのことをたくさん経験させていただいて、本当に嬉しいです。北海道、福岡、大阪、愛知、東京の5都市を回るんですけど、どれも私が行ったことない場所ばかりで、いろんなところに行けるのが楽しみです。成長して一回り大きくなった「あじふらい」になって戻ってきたいです。

──先日はテレビ東京の歌番組「超超音波」の収録にもいってきたそうで。

郡山 : 初めてだったのでかなり緊張しました。テレビに出たいという夢があって、こんなに早く叶うとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。みんな緊張していたから、口がすごく乾いてしまって、お水をたくさん飲んでいました（笑）。またいろんな番組に出ることが夢ですね。

──郡山さんは、他にどんな夢がありますか？

郡山 : たくさんありますが、声を褒めてもらうことが多いので、声を使った仕事をしたいです。あとは私自身、バンドが好きで、ギター教室に通っていたこともあるんです。だからバンドのMVでヒロイン役をやってみたいという夢もあります。

──どんなバンドが好きですか？

郡山 : たくさんありますけど、PLUEさんやSaucy Dogさん、berry meetさんが好きです。ラブソングを歌うバンドで、MVもよく見ています。ライブハウスでのライブを重視しているバンドが好きなんだと思います。

──MVに出演するとなったら、演技も必要になってくる気がしますが、そこについてはいかがですか?

郡山 : 私は以前俳優養成所に通っていたんですけど、そのとき演技のレッスンも受けていて、表情やナレーション、ウォーキング、メイクなどもしっかり勉強したんです。だからMVに出てもしっかり演技ができます！ぜひ、この記事を見ている方がいらっしゃいましたら、オファーもらえると嬉しいです(笑)!

──3年後、どんなアイドルになっていたいですか？

郡山 : グループとしては、東京ドームシティホール(現、Kanadevia Hall)に立つことを目標として掲げています。着々と少しずつ大きな会場でライブしていって、「あじふらいは、こういうところが素敵だよね」って伝わってるグループになっていたいです。

──ファンの方に伝えたいメッセージとかはありますか？

郡山 : 私のファンの方は、優しい人が多いんです。デビューライブのMCで、歓喜のあまり泣いてしまったんですよ。でもその時一緒にファンの人たちが泣いてくれたりしてて、嬉しいことを共有できたことが嬉しかったです。その嬉しさを2倍にしてくれたり、悲しいことを一緒に泣いて、半分に分け合えるというか。ファンの方はそういう心の拠り所なんです。

──すごくいい関係ですね。

郡山 : そうですね。ファンの方たちがいるから成り立ってるお仕事なので、いつも感謝してます。なのでこれから感謝を伝えていけるように、少しでも成長している姿を見せていきたいです。それにまだ私の知らないところもあると思うので、そういう秘めてる部分を皆さんに届けていけるように頑張りたいと思います。