「この子は絶対ステージに立つべきだ」
──ナギムーさんは今回なぜLUCYに応募しようと思ったんですか?
ナギムー:私はアイドルになる前から、自分の一番やりたいことは歌うことで、その中でもファンの方と特に直接関われるアイドルになりたいと思っていました。そして1年半程アイドルをさせていただいたことで、その気持ちが更に確固たるものになって。アヤちゃんの声明を見た時は最初他人事のように「アヤプリさんがまたグループをされるんだって!!!おめでたい泣」と隣にいた友人に報告してて、その後読み進めてメンバーを募集してると知り、時が止まりました。色々な経験を踏まえてやはり自分はロックがやりたい、歌いたい、人を幸せにするアーティストになりたい!!!と思っていた所だったのもあり全てがドンピシャで、自分が今アイドルをできていないのはこのオーディションに応募するためだったんだ、と冗談抜きで運命を感じ、これまでの人生に納得しました。その後は、後回し癖のある自分では信じられないほど一瞬で書類審査を提出しました(笑)しかし返事がなかなか来ず、絶対に諦められないと思って1度目より良く、インパクト大にしないと!と写真も文章も作り直し、デモ音源を1人でバンド演奏するために友達に借りたベースで耳コピしてる最中に合格通知がきました。そして泣きました。
──ミミミユさんとナギムーさんは以前も同じグループだったんですよね。
ミミミユ:そうですね。新しくグループに入りたいって前から聞いていたので、応援してました。
ナギムー:一緒にご飯行った時に今入りたいグループはあるかと聞かれたので、「絶対にここに入りたい。入れなきゃ無理。」と10回くらい言ってました。今思えばミミミユも、私に言われてもって感じだったと思います(笑)。
──皆さんから見たナギムーさんの印象は?
マリリン:ナギムーは歌唱審査の出番が最初だったんです。歌が上手過ぎてすごくプレッシャーになりました。
カノン:パッション・レッド担当なんですけど、その名の通り、パッションに溢れてる熱い女です。責任感をもって活動してくれてる。全てに対して全力だなと思います。
ナギムー:嬉しいです。夢やアイドルに関する話をしてると、すぐ泣きそうになるんですよ。
アヤ:ティッシュあるよ(笑)。
ナギムー:(笑)。実は2次審査のときにも号泣しちゃったんです。でもアヤちゃんはずっと優しい眼差しをしてて、ティッシュをくれたよね。ずっとハートフルだった(笑)。
アヤ:ナギムーは、書類審査のときから、LUCYに入りたいという熱がすごく伝わってきていました。実際2次審査で会ったときも、3次審査のときも、めちゃくちゃ本気な気持ちが伝わってきて、LUCYのメンバーに選ばれました。


──ユウ華さんが応募した理由は?
ユウ華:私はオーディションが始まった月まで、前のグループ(tipToe.)にいたんです。7月21日の活動休止の日まで、ラストスパートだったので、もうここでやり切ってもいいなと思っていました。充実していたし、そのグループに誇りをもっていたから。でもLUCYのオーディションの情報を見つけて、そのサイトに「新しいロックを、ここからまた始めよう。」って書いてあったんです。私は、ライヴが生きがいだったから、もう1回アイドル活動をはじめてライヴがしたいなと思ってすぐに応募しました。
──ユウ華さんの印象はどうでしょうか。
カノン:私はユウ華ちゃんがtipToe.というグループに在籍していた頃から知っていたので、ユウ華ちゃんと言えば膝下スカート丈に黒髪ロングの清楚なイメージでした。なので、三次審査のとき最初はイメチェンしたユウ華ちゃんに気が付きませんでした。
マリリン:オーディションのダンス審査終わった後、私は他の人に見られないようにこっそり汗拭きシートで汗を拭いてたんですよ。そんななかユウ華ちゃんは、みんなに汗拭きシートを配ってたんです。本当にユウ華ちゃんはそういう優しい子なんです。だからユウ華ちゃんを見習って、グループに入ってからはシートをみんなに配るようにしてます(笑)。
ナギムー:ユウ華は優しいんですけど、ちょっと変なとこがあって。誰に主張するわけでもなく、1人でボケてるんです。マリリンも結構ボケるんですけど、ウケを狙ってる感じでわかりやすくて(笑)、そこが可愛いし、実際面白いんですけど。でもユウ華は小さい声で、本当に自分が言いたいだけでボケるんです。レコーディングのときに、プロデューサーさんが「もっと、もっと! 」って言ったら、私にしか聞こえないくらいの声で「もっと、もっと、たけもっとだね」って小声で言ってて(笑)。「何、今の?」みたいな。
マリリン:真面目なんだけど、硬すぎないよね。
ナギムー:メンバーみんなで天ぷら屋さんに行ったあと、LINEグループで天ぷら屋さんのみんなの写真送ってほしい」って話題になったんです。みんな、「お店でみんなで撮った自撮りのことだな」って思ってたんですが、ユウ華は真っ先に自分の天ぷらの写真を送ってきて(笑)。みんなメニュー一緒なのに(笑)。そういうところがおもしろいですね。
ユウ華:やだー!恥ずかしい(笑)!
アヤ:ユウ華は、書類審査の時からアイドルや音楽に対して真面目な気持ちが伝わってきていて、実際に2次面接や、パフォーマンス審査でもかなり本気で熱い気持ちが伝わってきました。あとは、「LUCYだから受けました。」と言ってくれていて、かなり強い気持ちでオーディションを受けてくれていたので、LUCYのメンバーとして選ばれました。


──ミミミユさんはオーディションどうでしたか?
ミミミユ:みーは以前所属していたグループ(MIGMA SHELTER)を去年卒業して、「良いグループがあったら入りたいな」という気持ちでした。LUCYのオーディションを見つけて、インタビューのアヤちゃんの考えに共感したところもあったし、以前所属していたグループは曲が好きで誇りを持って活動していたので次入るところもそういうところが良いなと思っていて、ここなら届けられる曲が歌えるかなと思って応募しました。記事に「素直な子が欲しい」って言ってたから、「あ、これはみーだ」と思いました(笑)
一同:(笑)。
──アヤさんとミミミユさんは元から面識があったんですか?
アヤ:実は、ミミミユのことは前から名前だけはしっていて。関係者の人のポストで、誕生日が一緒ということは知っていました。オーディションを受けてきてくれたときに、「あ!誕生日が一緒の子だ!」となり、一気に気になりました。よくよく書類審査の書類を見たら、身長も全く同じで、個人的にかなり運命を感じてしまいました(笑)。3次審査のパフォーマンスを見たときに、ダンスや顔付きがすごくカッコよくて、この子は絶対ステージに立つべき人だ、と思いました。
カノン:みーちゃん(ミミミユ)はダンスが上手いので、振り付けも中心になって考えてくれてます。口数少ないし独特な雰囲気があるけど、愛があるし、人のことが好きだからメンバーのこともよく見てくれてる。あれぐらいの自信と誇りをもってのあのパフォーマンスなんだなって思います。
ナギムーあ、めっちゃ耳赤くなってる(笑)。
一同:かわいい(笑)。
ナギムー:MIGMA SHELTERのミミミユって自我が強くて、そこが女の子として見ていて可愛いし、アーティストとしてのミミミユの唯一無二の魅力の一つでもあると思ってたんです。でもLUCYの印象はそれとは対極で。だから「どうなるのかな? 」って思っていたんですけど、実際に活動してみるとMIGMA SHELTERのときと全然違いました。
ミミミユ:自分でも思う。
ナギムー:ね。変わりつつ、でも素直なところはずっと一緒で、元々の表現者としての才能もめちゃめちゃ発揮してくれて、一緒に活動できて本当に嬉しい。人としてどんどん魅力的になってるなと思います。

