12期生は全員がグイグイくる子
――今回のシングルは、衣装も可愛いですよね。
一同:そう! 可愛いんですよ。
――MVでは、カラーブロックの衣装も着てらっしゃいますよね。
野村:そっちの衣装はだいぶレアだと思います。幻の衣装になるかもしれないですね。あの衣装にもしっかり「野村実代」の名札が付いているので、すごく大事な衣装です。
北川:今着ている衣装とは違って、みんな同じデザインの衣装を着ているんだよね。
野村:大人数のお人形さんたちが同じ衣装で、同じ動きをして踊っていたので、すごく不思議な感じがしました。普段は劇場公演でも個性を大事に踊っているんですが、今回は個性を押し殺して、みんなと合わせようという意識をもってやっていましたね。
――衣装も揃っていて、振りも揃っているわけですね。
野村:いつも違うステージに立っている方たちと振りを合わせるって、なかなか難しいと思うんです。でもSKE48には「SKE48の波長」みたいなものがあって、全体のライブになると揃っちゃうのがすごいと思いますね。
――SKE48の波長?
野村:あると思います。なぜかばっちり揃いますよね?(メンバーの方を見ながら)
北川:わかるわかる。この曲も1回目からすごく揃っていたよね。振り入れ時間もそんなにあったわけじゃなかったんですけど、短時間でもできました。そこはSKE48の強みだなと思いますね。
野村:やっぱり「ダンスのSKE48」なのかもね。自分たちではなかなか実感が得られないんですけど、やっているうちに染まっていっている気がします。
中野:私は今回初めて選抜に入ったから、選抜メンバーの中で浮いちゃうのかなと思っていたんですよ。でもいい感じに溶け込めていてすごく安心しました。MVの映像を見たらしっかり揃っていたので、やっぱり「ダンスのSKE48」なんだなと思いました。

――SKE48には、昨年2023年の10月から12期生が新たに加入してきましたよね。12期生はどんな印象ですか?
北川:頑張り屋さんですね。貪欲なイメージがあります。まだステージに立ったことがほとんどないのに、何人かのメンバーはチームS公演のアンダーに出演してくれているんです。すごく大変なのに、頑張ってくれています。
野村:河村優愛ちゃんという子が、私のことを見て、嬉しくて叫んじゃって飛び跳ねちゃったんです。遂にこういう子が私の前にも現れたんだってびっくりしました。優愛ちゃんと初めて顔を合わせたときに、「みよまるさんの動画を撮らせてください! 毎日見るので一言お願いします。」って言ってきてくれたんですよ。憧れの先輩として、私の名前を挙げてくれる子が出てきたのがとにかく衝撃的でした。優愛ちゃんだけじゃなくて伊藤虹々美ちゃんも私の名前を挙げてくれました。自分は人に教えることがあまり得意ではないので、これからどうやっていこうかなと絶賛悩み中です。その子たちのおかげで、気が引き締まっています。
中野:12期生は全員がグイグイくる子ですね。トーク会のとき、椅子に座っていたら、大勢の子が「写真撮ってください」って来てくれたんです。それで写真を撮ったら、また違う先輩のところに行って、「写真撮ってください」って言っていて。私が入ったときは自分からいけなくて先輩から声をかけてくれるのをずっと待っていたので、12期生の子たちは先輩にもグイグイいけて羨ましいなと思いました。これからも自分から行くことを恐れずに育ってほしいなと思いますね。
荒井:私も、そういうちょっとしたときに話しかけてくれたり、「写真撮りましょう」って言ってくれたりしたのがすごく嬉しかったです。オーディションを開催するときに、TikTokで告知の動画をアップしたんですけど、それを見てオーディションを受けたと言っていた子がいて。私の言葉で人の人生が動いたのにすごくびっくりしました。もっと言葉に自覚をもって過ごそうと思いましたね。後輩ではあるんですけど、勉強になる部分もありますね。「ダンスのSKE48」にもっと染まってもらって、みんなでいいパフォーマンスをしたいです。

――では最後に2024年で新しく挑戦したいことや、目標を教えてください。
北川:グループとして、もっとメディアに出たいです。紅白歌合戦やミュージックステーションみたいな歌番組に出たいですね。その夢を叶えるためにも、もっとアイドルフェスにも出て、ファンの皆さんと交流できる場を増やせていけたらなと。個人としては、去年ソロ公演の夢を掲げていたんですけど叶えられなかったので、今年こそは絶対叶えたいと思っています。去年はできることを全部やりきれてなかったので、今年はファンの方に「ソロ公演をしたい」とたくさん主張していこうかなと思いますね。
荒井:去年はライヴをたくさんして、ライヴのときのメンバーがすごいなと実感しました。特に15周年ライヴはすごくて、もっと大きなステージにみんなで立ちたいと思いましたね。推しメンを見にいくだけでなく、SKE48のパフォーマンスを見たいとか、その空間に行きたいと思ってもらえるようなグループにしたいです。個人としては、近い場所でいいので海外旅行に行きたいなと思っています。
野村:SKE48は今年で16年目ですが、今回の「愛のホログラム」という今までのSKE48にはあまりなかったような曲に出会えたり、12期生の子が入ってきたりと、まだまだ新しいSKE48を見せられると思います。一人一人がもっと売れれば、グループ全体も伸びていくと思うので、各々が目標をしっかりもてたらなと。個人的には、想像もつかないようなことがしたくて。そうしたら私もファンの方もまだ見たことないものが見られるじゃないですか。それが何かはわからないんですが、自分にしかできないことを見つけられる1年にしたいですね。
中野:私はグループとしてはもっと大きい場所というか、誰もが知っているような番組やステージに出たいです。紅白歌合戦ももちろんそうなんですけど、バンテリンドームに立つのが1番の目標ですね。以前やったバンテリンドームでのライヴは6ドラフト1期生までしか立てていなくて、当時私は客席にいた側なんです。個人としては、フェスにたくさん出て私を見つけてもらって、そこからSKE48を好きになって、イベントに来てもらうのが今年の目標です。他のアイドルさんのファンの方に、外のアイドルフェスに出たときに見つけていただくことが多かったので、私をきっかけにSKE48を好きになった方が増えたらいいなと思っています。

末永桜花(チームE・7期生)がセンターを務める32thシングル
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SKE48 ディスコグラフィー
PROFILE : SKE48
東京・秋葉原を拠点に活動するAKB48の全国進出第一弾として、2008年7月に、名古屋・栄に誕生したアイドルグループ。本拠地の栄(SAKAE)の頭文字からSKE48(エスケーイー フォーティエイト)と命名される。のちに日本全国、そして世界に展開される48プロジェクトの先駆けとなった。
名古屋の栄に建つ観覧車がシンボルのエンターテインメント発信ビルSUNSHINE SAKAEの2階にあるSKE48劇場(SKE48 THEATER)で、歌とダンス・トークから構成される公演をS・KⅡ・Eの各チームと研究生で日々開催している。
SKE48 公式Xアカウント
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SKE48 公式ホームページ
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