積極的になんでもしようという精神は出てきた
——10月4日にリリースされる最新シングル「ぷりぷり/Sing Along Time!」に収録されている “ぷりぷり”は、FRUITS ZIPPERの“わたしの一番かわいいところ”を手がけたヤマモトショウさんが作詞作曲編曲を担当しています。
ハナエ:この曲はとにかくかわいいです! 振りは私とナオで考えたんですけど、FRUITS ZIPPERさんや超ときめき♡宣伝部さんといった、かわいいアイドルさんの振りを参考にさせていただきました。でもかわいいって難しいですね…。この曲でふざけた振りを入れようとしたら、ナオに「そういうのじゃない」と怒られちゃいました(笑)。
ナオ:だってイメージと違ったから(笑)! でもそういうコミカルなところも豆柴らしさなんだろうね(笑)。
——シングルに収録されている“Sing Along Time!”の方は“ぷりぷり”とはガラッと変わってロックなサウンドに仕上がっています。
ナオ:“Sing Along Time!”はTOTALFATのJoseさんに作っていただきました。爽やかなエモロックみたいな曲調で、すごく好きです。
ハナエ:もうこれは、ナオがメインみたいな曲だよね。
アイカ:うん、ナオにピッタリ。
ナオ:コーラスもJoseさんが参加してくれたんです。目の前にいるのですごく緊張しちゃいました。いい経験をさせていただきましたね。

——〈豆柴の大群の道玄坂PARTY〉では、BiS、ASPとWACK所属のグループとの対バンもやっています。他のグループとの対バンと、感覚は違いますか?
ハナエ:空気感が全然違いますね。WACKのファンって、楽しもうとする精神がすごく強いなって思います。
アイカ:私たちもそうなんだけど、豆粒も負けず嫌いなんだよね。BiSがライヴしていたときに研究員さん(BiSファンの総称)が熱かったんですよ。私たちも負けないようにパフォーマンスしたら、豆粒も研究員の皆さんに負けない熱量をもって応援してくれました。
ミユキ:すごく熱い対バンだったよね。

——WACKといえば、6月末にBiSHが東京ドームでのライヴを最後に解散しました。実際にライヴを見て感じることはありましたか?
ミユキ:「これがBiSHか」とただただ圧倒されました。BiSHさんにしかない世界観が伝わってきたし、これがなくなってしまうんだと思うと悲しくなりましたね。
ハナエ:東京ドームにいる人たち全員がBiSHさんのことが好きなのはもちろんだけど、お互いそれに応えていて素敵でした。そしてこのグループがなくなってしまう悲しさや不安と、パフォーマンスが凄すぎた衝撃とがごちゃごちゃになって、帰り道は心がポカーンとなってしまって。それだけBiSHさんの存在は私たちにとって大きかったんだなと思いました。
アイカ:BiSHさんは、東京ドームの5万5千人を誰ひとり取り残していなくてすごいなと思いました。メンバーそれぞれがお客さんひとりひとりを大切にしていることがわかりましたね。ファンの人を悲しませないようにしているような雰囲気が素敵だなと思いました。
ナオ:BiSHさんはWACKの中でも圧倒的な存在で、WACKにいるグループはBiSHさんの背中を見て活動していたんです。正直、いなくなってほしくないなと思って観ていました。次のWACKをどのグループが引っ張るのか、清掃員の方たちも期待して見ていると思います。グループに対しての覚悟は、その日を境にもてるようになりましたね。他のグループにおんぶに抱っこの状態にはなりたくないので、豆柴の大群でもっと高いところまで行きたいと思いました。
——いま、みなさんは大きな変化の最中にいると思います。これまでの活動を通して、変化できた部分はありますか?
ハナエ:変わるって難しいですね。何を変えるか、逆に何を変えちゃいけないのかわからない状況の中で、今のままじゃダメなんだというのは感じていました。モモチとレオナのおかげで挑戦できたこともあったので、積極的になんでもしようという精神は出てきたなと思います。
ミユキ:みんな自発的になりました。ライヴの作り方、SNSの使い方もそうだし、メンバーでの話し合いもそうだし、全てにおいて自発的になったのが変わったところだと思います。
ハナエ:最近はライヴの作りに対して意見があったらスタッフさんに言ってみたり、みんなが豆柴の大群としてどうやったら良いものになるか考えられていると思います。
ナオ:自分たちがしている行動が正しいかどうかはわからないんです。でもとりあえず行動してみようよというスタンスになっているよね。
アイカ:いま、豆柴は変化している途中なんです。新メンバーも一緒になってすごく頑張っているので、去年までと全く違う私たちをこれからも見せられたらなと思います。

次回は、後編としてレオナエンパイア、モモチ・ンゲールふたりのインタヴューをお届けします。
編集 : 西田健
"かわいい"と"かっこいい"の2面性を表現した両A面シングル
LiVE SCHEDULE
豆柴の大群のかわいいが好きなの?公演
◆2023年10月15日(日)
大阪府 YES THEATER
開場/開演13:30/14:00
◆2023年11月18日(土)
愛知県 今池ガスホール
開場/開演13:30/14:00
豆柴の大群のかっこいいが好きだろ?公演
◆2023年10月15日(日)
大阪府 YES THEATER
開場/開演17:00/17:30
◆2023年11月18日(土)
愛知県 今池ガスホール
開場/開演17:00/17:30
豆柴の大群4周年記念ライブ「ら:すたーと」
◆2023年12月24日(日)
東京都 品川ステラボール
開場/開演16:30/17:30
【詳しいライブ情報はこちら】
https://mameshiba-no-taigun.jp/live/
豆柴の大群ディスコグラフィー
PROFILE:豆柴の大群
TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」にて誕生し、2020年10月7日にエイベックスよりメジャーデビューを果たした、アイカ・ザ・スパイ、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、レオナエンパイア、モモチ・ンゲールからなるWACK所属の6人組アイドルグループ。
【公式HP】
https://mameshiba-no-taigun.jp/
【公式X】
https://twitter.com/MAMESHiBATAiGUN
【公式YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCEZb24cS5QDFvU3-_bc7emw