スペシャル・フォトギャラリー
INTERVIEW : 豆柴の大群(ハナエモンスター、ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、アイカ・ザ・スパイ)
今年から第二章の道のりを進みはじめた豆柴の大群。新メンバーであるレオナエンパイア、モモチ・ンゲールの加入はグループとしても、大きな影響を与えたようだ。彼女たちはいま前を向いて走りだしている。それは、いま彼女たちのライヴを見てみればわかるはずだ。その想いはきっと豆粒のみならず、多くの心に届いていくことだろう。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 大橋祐希
ふたりがもたらしてくれた影響は大きい
——豆柴の大群は今年2023年の1月から6人での新体制になりました。これまで活動してみていかがですか?
ハナエモンスター(以下、ハナエ):感覚としては別物ですね。豆柴第2章という感じです。
ナオ・オブ・ナオ(以下、ナオ):最初の頃は新メンバーのふたりも私たちに敬語で話していたんですけど、今はそんなことないです(笑)。同じ目線で一緒に毎日頑張れています。
——どれくらいの時期から敬語じゃなくなったんですか?
ナオ:加入して1ヶ月くらいかな。私たちは「敬語じゃなくていいよ」って言っていたんですけど、最初苦戦していたよね?
ミユキエンジェル(以下、ミユキ):そうそう。無理やり「ミユキ」って呼び捨てにしてポストさせたりしていました(笑)。

——豆柴は新メンバーとオリジナル・メンバーの間に、上下関係があまりない印象があります。打ち解けたのはなにかきっかけがあったんですか?
ハナエ:私たちも活動はじめて4年経っているので、お客さんの目線がわからなくなるんですよ。ふたりは、ついこの間までアイドルが好きな普通の女の子だったので、話し合いをするなかでファン目線の意見を言ってくれたんです。そこですごく助けてもらったことが大きいです。
ナオ:モモチは豆柴のSNS担当として、「#豆柴のえぶりでい」でメンバーのオフショットを載せてくれたりしています。本人が言うには「自分は歌とダンスが得意なわけじゃないから、豆柴のためにSNSを盛り上げよう」と思ったらしいんです。私たちもそれに感化されて、「#豆toYOU」という動画を作るようになりました。ふたりがもたらしてくれた影響は大きいですね。
——みなさんにも変化はありましたか?
ハナエ:アイカがお姉さんになりました。いままでは私たちがアイカに教えていたんですけど、後輩ができてしっかりしてきましたね。
アイカ・ザ・スパイ(以下、アイカ):あとから入ってきた子に教えられるのがいやだから、私もしっかりしなきゃと考えるようになったんです。なんとかお姉さんとして頑張っています。

——新メンバーの成長を感じる部分はありますか?
ミユキ:パフォーマンスをみていると、顔つきが変わったなと思います。あとは振りを覚えるのが早くなっています。加入当初はパンクしちゃって泣きながら練習していたんですけど、今はすぐ覚えられていてすごいです。
ハナエ:豆柴は私たちが2人に合わせるんじゃなくて、「ついてこい」というスタイルなんですよ。
ミユキ:それについてきてくれるし、期待を超えてくれるから今は上下関係がそこまでないんじゃないかなと思います。
——3月には〈WACK合同オーディション2023〉が行われました。ナオさんは、BiSで活動中のシオンエピックさん(合宿時の名前はチャンアダルト)とのパフォーマンス対決に敗れたペナルティーで1ヶ月白塗り生活もやっていましたね。
ミユキ:ナオは毎日カメラが回っていないときでも白塗りしていたんですよ。
ナオ:本当に毎日塗っていましたね。普通のメイクのやり方がわからなくなっちゃいました(笑)。
