頑張ってきた先輩のありがたみが伝わってきました
──これまで活動してきて、印象に残っているライヴはありますか?
結城 : 今年の春ツアーは印象に残っています。東京だけじゃなくて、大阪、名古屋にも行かせていただきました。会場によって空気感が違うので、それがすごく印象的でした。東京公演が終わったらすぐに大阪に移動、みたいなスケジュールだったんですけど、その忙しさがちょっと嬉しかったですね。自分は、これを求めてたんだなみたいな感じで(笑)。
葵 : 私は、2月の後半から始まった「MORE!×3」のリリースイベントが印象に残っています。長い時間のライヴでは無いけど、そのためにわざわざたくさんの人が来てくれたんです。はじめての対面の特典会もやりました。自分を応援してくれているファンの人の顔を見て、こういう人だったんだって思いました。メッセージやコメントもしていただいたけど、実際に会うと違う印象だったりして、それが嬉しかったですね。
──これまでライヴでやるうちに、好きになった楽曲はありますか?
結城 : 踊っていて好きだなって思ったのは、“ウノ-ウノ”です。メンバーと目が合う瞬間が多くて、フォーメーションもおもしろいので、ライヴでやる時にテンションが上がりますね。
葵 : 私は“それは月曜日の9時のように”が好きです。会場も一緒になって盛り上がってもらえるのが好きです。ukkaのファンじゃなくても、たくさんの人に愛されて盛り上がる曲だと思います。
──ukkaは桜エビ〜ず時代から、長い間活動されていましたが、そこに新メンバーとして入ることにプレッシャーはあったんですか?
結城 : もちろんありましたね。もともと桜エビ〜ずから好きだった人たちからしたら、新しく入る私たちを受け入れてもらえるのか、不安はありました。でも、ふたりで頑張っていこうと思っていました。
葵 : 入ってからは、頑張らなきゃと思っていました。ふたりで団結していかなきゃと思って、そこで絆が深まった感じはありましたね。
結城 : そうですね。オーディションには全く喋ったりしてなかったんですけど、合格が決まってからはふたりすぐ仲良くなったんです。
──ふたりで受かったからこその団結力があるんですね。先日、5月に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されたライヴで、ukkaはテイチクエンタテインメントからメジャー・デビューをすることを発表しました。発表した瞬間はどういう気持ちでした?
結城 : 実感はなかったですね。「メジャー・デビューって言ったよね?」みたいな感じでした。でもやっぱり嬉しかったです。先輩メンバーが喜びで崩れ落ちていたのも覚えてますね。
葵 : サプライズで聞いたんですけど、他のメンバーが涙を流していて、それがすべてを物語ってるなって思いました。これまで頑張ってきた先輩のありがたみが伝わってきました。
──11月には、いよいよメジャー・デビュー作品がリリースされますが、それに先行して“Viva La Vida”という曲がリリースされましたね。
結城 : 夏の盛り上がりに最適な曲ですね。先日TIFで初披露した時に、すでに配信で楽曲を聴いている方も、そうでない方も楽しんでいらっしゃるのがわかったんですよ。この曲をやっていくごとに、ファンの方も振りも一緒にやってくれたりしてくださるんだろうなって思っています。どんな曲に成長していくのか考えるのが、すごく楽しみですね。
葵 : 歌詞が結構深いんですよ。「出会ってくれてありがとう」ってフレーズがあるんですけど、そこが特に好きですね。盛り上がる曲なのに、しっかりそういうフレーズがあっていいなって思いました。
──メジャー・デビューが決定して、ukkaとしてこれから大きく羽ばたいていくにあたって、頑張りたいことはありますか。
結城 : 私はまだ歌とダンスの歴が短いので、先輩メンバーと比べたら未熟な面が見えてきちゃうと思うんです。その差を早く埋めたいって思っています。急速に埋められるように、踊ったり歌ったりするだけじゃなくて、伝えるための表現力を意識してやっていきたいです。
葵 : 私は、いい意味で新メンバーという肩書が取れるように、頑張りたいと思っています。「誰が新メンバーなんだっけ?」って思ってもらえるような、そういうパフォーマンスができるようになりたいなって思いますね。
──最後に、これからの目標を聞かせてください。
結城 : ukkaをたくさんの人に知ってもらいたいです。そして、いろんな人が元気になれる存在になりたいです。たくさんの人に知ってもらって、みんなで楽しく思い出を作れるように、これから頑張っていきたいです。
葵 : 今、応援してくれているファンの皆さんとはこれからも一緒にたくさんいろんな世界を一緒に見に行きたいです。これから出会う人にも、もっとukkaの世界に引き込めるようなパフォーマンスを出来るように頑張りたいなって思っています。
