人間として次に行ける卒業にしたい
──みなさんは、どういう流れで卒業する話を聞いたんですか?
玖月 : モガーズは、ライヴの練習するために入ったスタジオで聞きました。最初に、あみころから話があるんでって聞いたときは、「これは、いったいなんなんだろう」ってみんなざわざわしていて。
キャンディ : 集まって話すっていうから、前日にななみちゃんに「これ、暗い話じゃないよね?」ってLINEしたんですよ。そしたら、「大丈夫だよ! 」って返ってきたから安心してたんです。でも、当日になってちよちゃんから「私は前々から聞いてたんだけど、あみころが辞めることになったんだ」って伝えられて。それからは全員号泣してました。
あみの : もう本当にみんな号泣でした。
皆野 : それからは練習にも全然気持ちが入らなかったですね。
キャンディ : ちよちゃんの生誕に出てくるゲストさんもいて、その方も一緒に練習する予定だったんですけど、みんな号泣してるから、「ちょっと待ってどうした!?」って。
あみの : めろんチームに伝えるときには、プロデューサーの木下さんも含めて、スタッフさん達が居たんですよ。だから、自分の想いを伝えたあと、スタッフさんからも前向きに行こうぜみたいなコメントがあったんですよ。モガーズのときは、メンバーだけで話したので、全部自分で回収しなくちゃいけなくて。でも、全員号泣してたから大変でしたね。


──メンバーには、いつ頃伝えたんですか?
あみの : 年始くらいですね。それから卒業までかなり期間があったので、これまで現実味がなかったんですよ。それまでにリリースもツアーもあるし、大変じゃんみたいな感じだった。最近になって実感してきた感じですね。
琉陀瓶 : めろんは、今の五人体制になって、すごく良くなったなと思っていて。そのいちばん良いところで卒業するのがかっこいいなって思った。しかも、そこから次に繋がるようにバトンタッチをしてくれるような卒業のしかたをしているのが、良いなって思います。
崎村 : あみころは、決断力がすごいタイプだから、スパッと辞めるんだろうなって思ってたんですよ。それがこのタイミングだったんだろうなって思いますね。
あみの : 例えば、小学校の6年生までやってきて、卒業して小1に戻るんじゃなくて、私は中1に行けたらいいなと思っているんですよ。せっかく積み上げてきたものから離れるイメージは強いけど、人間として次に行ける卒業にしたい思いはありますね。
──なるほど。
あみの : この前、なかちゃん(中村ソゼ)が、ブログに私のソロ曲の“Let's vibe”という曲について書いてくれてたんですよ。あみころが、カラッと辞めていく感じがこの曲みたいみたいな感じって書いてくれててそれが嬉しかったですね。。
中村 : “Let's vibe”を聞いてると、「うちらは悲しみ過ぎだな」って思えてきたんですよ。だって終わりは終わりだから。最初は、気持ちが追いついてなかったんですけど、追いつかなきゃいけないなって思いました。
知世 : 私は、みんなより先に気持ちは聞いていたんですよ。兼任だし、モガーズのリーダーでもあるから。でも、どういう形であれ、あみころに会えなくなる選択をあみころ自身がしなかったのがすごく嬉しくて。ゴリポップレコードで自分の活動はこれからやっていくっていう、前向きな姿勢で話してくれたり。形が変わってもみんなと関わって行きたいっていう話をしてくれたんです。だから応援したい気持ちが大きくて。自分の人生プランとか、いろんなことを考えて、それでもお客さんともメンバーも含めて、みんなと関わっていきたいという、その気持ちがめちゃくちゃ嬉しかったですね。
中村 : あみころって絶対泣かないし、暗い空気にしたくないみたいな思いがあるんですよ。今までの活動とその人となりで全員が納得できるってすごいと思います。


──そこは人柄ですよね。
あみの : でも、そんな綺麗な形で送りだしてくれるのは、めちゃくちゃありがたいですね。すごく感謝してます。
中村 : あみがこんな良い卒業の仕方したら、これからそれより後、大変だよ(笑)。
あみの : でも、この心境になった人っていないから、「もし卒業しようかな」って思ったら、私に相談してほしいですね。まあ、まだまだ頑張ってほしいですけど(笑)。
──ファンの方については、どういう気持ちですか?
あみの : 私、アイドルになる前は、赤西仁が好きだったんですけど、彼は普通の人からしたら手の届かない存在じゃないですか。だから、私はめろんとモガーズみたいに頻繁に推しに会えるオタク活動をした経験がないんですよ。オタクのみなさんが、こんなに頻繁にお金を払って時間をかけて、愛してくれるっていう行為が、すごいなあと思っていて。だって親だって友達だってさ、そんな毎日来るわけじゃないじゃん。だから本当にありがたいと思う反面、申し訳ないな、みたいな気持ちはあるんですよ。ファンの人からしたら、私の活動を推すことを居場所に感じていた人もいたと思うし。自分の推しだった人には、どこかで会えたとしても、他のメンバーを推していた人には、会えなくなるのかもしれないし。そういう寂しさはありますね。
──メンバーに、なにか伝えたいことはありますか?
あみの : 一人ずつになっちゃうと、長くなるんであと3時間ぐらいかかっちゃう。 メンバーひとりひとりには、それぞれお手紙を書きたいと思うんですけど……うう…………………(泣)
中村 : どこで泣いてんのよ!!(笑)
あみの : うう……(泣)。でも、これは卒業ライヴでもしっかり話そうと思うんですけど、メンバーはみんな良い人たちだなって思うんですよ。根本が良い人間なんだと思います。私、マジで根っこが腐ってるやつは見分けられるんですけど、そんな人は本当にいないんですよ。もちろん、これだけ一緒にやってたら衝突することもあると思うんですけど、これまでやってきたなかで思うのは、本当にめろんもモガーズも良いチームだなと思いますね。まあ、私自身、何かしらやるときはくると思うんで、それまで、モガーズとめろんをよろしくお願いします!



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