「アイドルはじめるならここ」という選択肢になる事務所にしたい
──ありがとうございます。これからTim&Uのメンバーも交えてのお話になります。
東勇太(以下、東) : メンバーカラー赤、最年少19歳の東勇太です。Tim&Uの最年少センター担当です。
松浦拓真(以下、松浦) : メンバーカラーオレンジ、松浦拓真です。関西から来ました。21歳で、最年長です。


──メンバーのおふたりは、なぜアイドルにはなろうと思ったんですか?
東 : もともとは、小さい頃から仮面ライダーに憧れていたんです。でも仮面ライダーになるにはオーディション受けて、いわゆる芸能人にならなきゃいけない。それで一時期、別の芸能事務所にいたんですけど、結局うまくいかなくて辞めてしまったんです。そのときに大地さんから声をかけてもらいました。話を聞きに言ったら、アイドルをやるという話をしていて、最初はあんまり乗り気じゃなかったんですよ。でも、すごく上を目指してるんだっていう話を聞いて、本気度が伝わって。「ここから上がっていけるんじゃないか」っていう妙な確信があって、「この直感についていこう!」と思ってはじめたのがきっかけです。
松浦 : 僕はもともと舞台俳優を目指していて、ファッションモデルをフリーランスでやっていたんですよね。でも、俳優になるには演技力とか、とっても狭い道を潜っていかないとダメなんですよ。でもいまアイドルの時代が来てるし、そこで人気になれば、俳優としてひとつ飛び抜けた存在になれるんじゃないかっていう考えがだんだん浮かんできて、アイドルの世界に飛び込みました。
──制作チームの印象はどうでしたか?
松浦 : 最初にお会いしたときのオーラがすごくて「本物のアイドルだな」と思ったんです。いまは、裏も表もアイドルの厳しさとかを実際に経験されているのを知って、僕の知らなかった本物のアイドルだなと思います。アイドルって、笑顔で、かっこよくて、ダンスもキレキレで、衣装もすごくて、歌もうまくてっていうキラキラした印象なんですけど。それだけじゃなくて、そこに至るまでの過酷な道筋を経験された方々だなという印象です。
東 : 第一印象は、この方々についていけばいけるんじゃないのかなって思いました。でも、なんでもちゃんと自分で考えて、できることを100%しないと売れないんだなっていうのは半年やってすごく感じています。いまは、ただついていくだけじゃなくて、スタッフさんと同じ熱量でやっていくのを意識して頑張っています。やっぱり全然甘い世界じゃないんですよね。お客さんも1人のライヴもありましたし。でも、たまたまミーティングをしたときに、運営陣の方々に、「いや、勇太はやればできるから」っていうふうに言われたんですよ。そこからは「もっと自分を信じてちゃんと頑張っていこう」って意識が変わりました。


──これまで半年活動してきたなかで、印象的だった思い出とかありますか?
東 : デビューライヴですね。プレデビューの期間が3ヶ月ほどあって、それを乗り越えたあとのデビューライヴで、「僕たちこんなにお客さんを集められたんだ」っていう印象がありました。もっともっと頑張れば、もっともっと有名になれるんじゃないかって思っていました。
松浦 : プレデビューのときに、SNSで反響を呼ぼうとTikTokとか頑張っていて。コメント数とかいいねとか、フォロワーの伸びとかで、「僕たち人気あるやん!いけるやん!」って思っていたんですよ。いざイベント当日になってみると、来てくださったかたが1桁の人数で。そのときは現実を見ましたね。そのあとも、お客さんが1人だけの日もありました。メンバーみんな悔しいですし、言いようのない気持ちとかでぶつかり合うこともありました。でも、先日3月23日に、半年記念のハーフアニバーサリーライブがあったんですけど、そのときは、たくさんのお客さんが来てくださいました。僕たちが登場した瞬間に、もう黄色い歓声が「きゃー!」って。最前列のお客さんは顔を抑えてしゃがんじゃって泣き崩れるような方々もいて。その瞬間に「やっててよかった」って思いました。ここからたくさんの相乗効果を乗せて、もっともっと広げていかないとダメなんだ、もっと努力しようって思いましたね。
秋山 : お客さんが1人だったライヴは、メンバーも僕も心に残っています。もちろん1人でも来てくれて嬉しいですけど、でもその現実を知れたからこそ、より貪欲になれました。負けず嫌いなメンバーも多いので、その悔しさをバネに「こうしよう!」っていうのができましたね。
──メンバーが思う、この事務所のいいところやおもしろいと思うところはありますか?
東 : スタッフの方々とか運営陣の方々とメンバーの距離が近いので、いいことも不満も全部汲み取ってくれるところですね。それを「こうしていこう」とかアドバイスもくれるので、コミュニケーションがよく取れる。今後の流れとか「先月はこうだったよね」とか、「来月の目標はこうだよね」とか、考えられるところだと思います。絶対に他の事務所より考えてくれていると思います。コミュニケーションがよく取れるからこそ、ゼロからはじまったグループでもこんなに長く続いてるんだなと思います。
松浦 : 運営の方々が僕たちの良さを全て出してくれてるところですかね。デビューしてもっといいところを出していってもらう、そこからスタートみたいな。舞台に立つのもライヴをするのも僕たちですけど、ファンの方々や他のグループの運営さん方から「すごいキラキラしてるグループだ」ってたくさん評判をいただくんですよね。そのキラキラの部分って、僕たちが持ってるものを引き出してくださったっていう運営さん方の努力というか、気持ちの表れだと思うんですよ。「できないなら、もっとこうしよう」「もっとこうしたらできるから大丈夫」って、そこが人間味があふれる事務所というか。僕たちのコンセプトの、”あなたと作る王道アイドル”っていう部分の根幹なんじゃないかなと思います。


──メンバーさんはこれからの活動において目標はありますか?
松浦 : ステージがいちばん皆さんの目に触れる部分だとは思うんですけど、運営さん方が、ダンスも見た目も全て飛び抜けてらっしゃるので、この方々にプロデュースしていただいてる以上、僕らもそこに近づきたいし、近づかなければいけない。普段からのコミュニケーションで同じ志を持ってるつもりではいるので、パフォーマンスの部分でもっと成長して、どこに見せても恥ずかしくない、どこに出てもトップを取れるようなグループになりたいです。
東 : グループとしての目標は、いま出てるライヴでの動員数で1番になりたいですね。それは1年経ったときに、そこにかなり近づけるくらいまで、グループを持っていきたいです。
秋山 : いま戦ってるシーンは、いわゆるメン地下とされてるところで戦ってるんで、近い目標としてはそこの1番を取りたいっていう。まず地区予選勝って全国に、みたいな感じですね。
──なるほど。〈EIEN Entertainment〉という事務所としての目標はどこの部分にあるんでしょう。
秋山 : まずは、〈EIEN Entertainment〉をもっとみんなに知ってもらいですね。「アイドルやろうかな、芸能活動しようかな」って思ったときに、「アイドルはじめるならここ」という選択肢になる事務所にしたい。かといって勇太とか拓真がアイドルで終わってほしくはない。ゆくゆくは自分のやれることを、好きなことを、やりたいことをやれるように成長させる事務所になっていけばいいかなと。代々受け継がれてきている”芸能”っていう良さも残しつつ、イマドキっぽさもある事務所にしていきたいなって思います。

Tim&Uのファーストアルバム『ディスイズティム』
EIEN Entertainment INFORMATION
■公式HP : https://www.eienentertainment.com
■公式Twitter : https://twitter.com/EIENofficial
PROFILE:Tim&U

Tim&U(ティムアンドユー)
愛称はティム。
2021年10月3日にデビューした全員2000年代生まれの6人組メンズアイドルグループ。
コンセプトは「あなたと創る王童アイドル」。歌もダンスも未経験の6人がゼロから夢を掴みに行く。
■公式HP https://tim-and-u.com/
■公式ツイッター https://twitter.com/Tim_and_U
■Tim&U MV https://www.youtube.com/watch?v=-344luc7BN4