【対談】サカノウエヨースケ × 吉川友──ぼくらにとってのJポップ20年の歴史

2000年のソロ・デビューから20年、自身の音楽活動のほか、多くのアーティストへの楽曲提供、アメリカ横断や東京ドームでのライヴなど、独自の活躍を見せるシンガー・ソングライター、サカノウエヨースケ。サカノウエヨースケとしては実に5年ぶりの新作であり、数々のJポップにインスピレーションを受けて制作された『抑えきれない僕らのJ-POP』が7月31日にリリースされる。そこで今回はサカノウエが「こんな私でよかったら」の楽曲提供を行ったことで交流がはじまったという吉川友との対談を実施。お互いの活動において重要な人物となる“つんく♂”について、そしてJポップに対してのそれぞれの想いをふんだんに語ってもらった。
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INTERVIEW : サカノウエヨースケ × 吉川友
サカノウエヨースケと吉川友は、片やシンガー・ソングライター、片やアイドル。世代も違えば、両者のスタンスも異なる。しかし、そんな2人を語る上で欠かせない共通人物がいる。それは、1990年代以降のJポップ・シーンを席巻したシャ乱Qのヴォーカリストであり、アイドル界の歴史を変えたプロデューサーという顔も持つ“つんく♂”。今回はサカノウエがリリースする「抑えきれない僕らのJポップ」をきっかけに2人がどのようにつんく♂と関わってきて、どのようなJポップに触れてきたのかを聞いた。
進行&文 : 真貝聡
写真 : 作永裕範
つんく♂さんはJポップを語る上では欠かせない、すごい歴史を作られてきた方なんですよね
サカノウエヨースケ(以下、サカノウエ) : 実は1990年につんく♂さんが作られた「すっぽんファミリー」という、いまのハロプロ(ハロー! プロジェクト)の礎になるような軍団が大阪にあって。そこに僕は15歳の頃に入って、3年間活動をしていたんです。そういう意味では、吉川さんと遠からず近からずの距離ではあるのかなって。
吉川友(以下、吉川) : なるほど! サカノウエさんとはじめてお仕事をご一緒したのが2011年で。「こんな私でよかったら」の楽曲提供をしてくださったのがきっかけですよね。
サカノウエ : 2011年ということは、もう8年くらい経ちますね。あの頃って10代ですか?
吉川 19歳から20歳の間だったと思いますね。…… あ、今日は呼んでいただいてありがとうございます(笑)!!
サカノウエ : いやいや、こちらこそですよ。今回リリースする「抑えきれない僕らのJポップ」という楽曲は、去年、僕が作家業を頑張って取り組んでいた時期に「サカノウエくんの歩んできた歴史を曲として聴いてみたい」と作家事務所の偉い方に言われたことがきっかけになっているんです。ヒップホップの人だったら〈俺は東京生まれHIP HOP育ち〉(Dragon Ash「Grateful Days」)みたいなにリリックとして提示できるけど、Jポップは言葉を多く使っちゃうと重くなっちゃうから難しいなと思って。そう考えたときに、自分の聴いてきたJポップの歴史を曲にしたら、僕自身の歴史として表現できるんじゃないかなと思って作りました。

吉川 : うんうん、なるほど。
サカノウエ : 僕は1990年代のJポップをずっと聴いてきたので、そのインスパイア作品という形で今回リリースすることになって。で、CDだけじゃなくて書籍も作ろうと思って、吉川さんをはじめ、スーパー・ササダンゴ・マシンさん、小宮悦子さんなど7名の方に、それぞれ思い入れのあるJポップのレコメンドを書いていただいて。そんな流れで今回対談することになったというね。
吉川 : こういう書籍にコメントを出させていただく機会が本当になくて。私、作文もすごい苦手だったんですよ(笑)。もう、どうしよう!? って。お母さんに頼もうかなと思うぐらい。
サカノウエ : アハハハハ!
吉川 : それぐらい苦手で! 最初はすごくドキマギしましたね。なんとか自分の好きな曲を3曲選ばせていただいて。
サカノウエ : 吉川さんの事務所の方とメールでやり取りしていたんですけど、「…… 小学生の作文みたいになってませんか?」と心配されました。
吉川 : アハハハハ! (マネージャーを見ながら)ちょっと、ヒド〜い!!

サカノウエ : 「いやいや、そんなことないです! 吉川さんの魅力が溢れていると思います」って返しました(笑)。だけど、本当に読んでておもしろかったです。
吉川 : 私はハロプロしか聴いてこなかった人生だったので、3曲を上げるのは難しかったですね。
サカノウエ : 文章もさることながら、まず選曲がおもしろかった。ハロプロ繋がりでBerryz工房さんの「ファイティングポーズはダテじゃない!」とか、きっかレンとしてユニットを組んだキマグレンさんの「LIFE」とか。そこまでは「ああ、分かる分かる」と思っていたんですけど、最後に今井美樹さんの「PRIDE」を選ばれたときに「振り幅がスゴっ!」と思って。
吉川 : アハハハハ! たしかに、カラオケで今井美樹さんを歌うと周りの人から「なんで知ってるの?」と言われることが多いですね。
サカノウエ : 僕世代ではあるんですけど、吉川さんのチョイスとしてはビックリしました。
(ここでインタビュアーが作成した、1995年から2018年までの年間オリコンチャートと当時のサカノウエ、吉川の年齢をまとめた資料を渡す)
吉川 : わぁ、すごーい!!
サカノウエ : 資料を見て、僕と吉川さんが11歳も離れていることに驚きですよ!
吉川 : ふふふ(笑)。
サカノウエ : 1995年で吉川さんの知っている曲はあります?
吉川 : Mr.Childrenさんの「シーソーゲーム」ですかね。…… あとは知らないかも。

サカノウエ : そうなんや。当時14歳の僕からしたら、1位から10位まで全曲フル尺で歌えるくらい定番なラインナップですよ。
吉川 : それはスゴイですね!
サカノウエ : 資料に「1995年はシャ乱Qが「ズルい女」をリリースし、145万枚を売り上げた」と書いてありますね。吉川さんが小さい頃、シャ乱Qさんって聴いてました?
吉川 : それが聴いてなかったんですよ(笑)。
サカノウエ : 吉川さんやモーニング娘。さんしかり、皆さんはハロプロの曲を聴いてこの業界に入った方達じゃないですか。むしろ僕は、ハロプロ以前にシャ乱Qという偉大な音楽に触れてこの世界に入ってて。
吉川 : そう考えると、作っている人は同じだけど入り口が違うんですね。
サカノウエ : うんうん。つんく♂さんはJポップを語る上では欠かせない、すごい歴史を作られてきた方ですよね。
吉川 : サカノウエさんがつんく♂さんと出会ったのは、なにがきっかけなんですか。
サカノウエ : 15歳のときに、神戸の小さい街のコンテストに参加しまして。そこで審査員をされていたのが、のちに真野恵里菜さんのマネージャーをされることになるサダさんで。
吉川 : そこと繋がるんですね!
サカノウエ : コンテストをきっかけに、サダさんが「お前、大阪に来い」と呼んでくれたんです。そこで最初に与えられた仕事が、コンサートで帰ってこられるシャ乱Qさん一行を新大阪駅まで迎えに行くっていう。
吉川 : へぇー! すごい!!
サカノウエ : それがはじめてつんく♂さんと出会った日でした。そのとき、サダさんから「印象を残すために絶対にボケろ」と言われてたんです。いざ、新幹線のグリーン車から、つんく♂さんやメンバーの皆さんが降りてこられると、僕はボケなあかんから「お帰りなさぁ〜い!」と言って新大阪の駅でヘッドスライディングしたんですよ。そしたら、つんく♂さんがお財布から5万円を渡してくださって。それがはじめてのギャラやったんです。

吉川 : アハハハハ、良い話ですね。
サカノウエ : 吉川さんがつんく♂さんとはじめてお会いになったのは何歳くらいでした?
吉川 : 私がこの世界に入ったのが14歳の頃なので、14歳とか15歳のときにスタジオかレコーディング現場で会ってますね。
サカノウエ : 吉川さんはつんく♂さんから教わったことで、一番印象に残っていることは何ですか。
吉川 : 私たちは最初、ハロプロエッグという研修生からはじまるんですね。単独ライヴの前になると、ゲネにつんく♂さんが会場まで足を運んでダメだしをしてくださるんですけど、発声うんぬんの前にリズムの刻み方を教わったんです。「とにかくリズムを刻め」と言って、全員が立って足踏みをして、リズム感を養うことからはじまりましたね。
サカノウエ : へえ! 歌にリズムを宿して、グルーヴを出すことから教わったんですね。そう考えたら「ズルい女」にしても、裏で16ビートのリズムをとりながら歌いますからね。恐らくつんく♂さんは、シャ乱Qのときからハロプロで教えていることを、ご自身もずっと意識されていたのかもしれないですよね。
吉川 : ああ、なるほど。
サカノウエ : 歌以外に「こうしなさい」という決まりごとはあったんですか。
吉川 : ハロプロエッグ時代は、ライヴ直前に各メンバーの髪型チェックが入るんですよ。当時の私はおでこを出したくなかったんですけど、「必ずおでこを出せ」というのが決まりでしたね。「コンサートのときは、絶対に前髪を垂らさないで上げろ」と、最初にそれを言ったのはつんく♂さんだった気がします。

サカノウエ : あ、たしかに! 吉川さんがBerryz工房のレコメンドを書いてくださったので、ハロプロのコンサートを見返したんです。そしたら、みんなおでこを出していた気がする。
吉川 : デビュー当時は、そんなことを言われていた覚えはありますね。
サカノウエ : 僕が若い頃のつんく♂さんとの思い出は、「若い子らに、この服を着させたってくれ」と言って、つんく♂さんの着なくなった洋服がダンボールに入って、月に一度サダさんのマンションに送られてくるんですよ。ライヴが終わったらみんなでマンションに集合して、「好きな服を持って帰り。それを衣装にしたらええから」と言われて。そしたら出てくる洋服みんなシャネルとかハイブランドばっかりで。そういう思い出はありましたね(笑)。
吉川 : 儲かってるなぁ(笑)!
ある日、突然呼び出されて「3人でデビューするから」と言われました
サカノウエ : ちなみに僕がはじめて観たプロのコンサートが、それこそシャ乱Qさんの大阪城ホールだったんですね。吉川さんがはじめて観たコンサートってなんですか。
吉川 : はじめて観たのはハロコン(ハロプロ・コンサート)でしたね。「口パクなんじゃないか」と思うくらい歌が上手くて! あとはテレビで観ていた人が、実際に目の前にいることが何よりも衝撃でした。みんなも感じると思うんですけど、「テレビで観るよりも身長が小っちゃい!」っていう。あとは「この顔の小ささは何!? 人間じゃないみたい」という印象が強かったです。
サカノウエ : それってプライベートで観に行ったんですか?
吉川 : 実はそのハロコンっていうのが、はじめて観たコンサートであり、私がはじめてバックダンサーとして人前で踊らせていただいたコンサートでもあって。
サカノウエ : お客さんとしてじゃないんや。
吉川 : そうなんです。演者として出る側でしたね。
サカノウエ : これですよ、これぞエリートですわ! 僕はヨースケコースケという2人組のデュオをやっているんですけど、相方(米原幸佑)はもともとジャニーズにいて。はじめてのコンサートがタッキーとかジャニーズJr.のバックダンサーとして踊った、大阪城ホールやったんです。僕からしたら、吉川さんやコースケなんかは正真正銘のエリートなんですよね。
吉川 : えー、いやいやいや!
サカノウエ : そこからデビューするのは、どういう流れがあったんですか。
吉川 : 私がハロプロに入ったのが2007年なんですけど、エッグだった頃はダンスと歌のレッスンを受けるため、毎週末は地元の茨城から東京まで2時間かけてバスで通っていたんです。で、ライヴがあるときは毎日学校終わりに行くっていう。そんな生活をずっと続けていたら、2008年にMilkyWay(※吉川友、久住小春、北原沙弥香による3人組ユニット)としてメジャー・デビューをする機会をいただいたんです。そこで私がこの世界に憧れた1人でもある、久住小春さんと一緒にお仕事をさせていただくことになって。で、声優業だったり、はじめてのMVやジャケット撮影だったり、『おはスタ』にも出たり。それによって、エッグの中でも少し世に出れるきっかけになりました。
サカノウエ : MilkyWayに入るためのオーディションはあったんですか。
吉川 : なかったんですよ。ある日、突然呼び出されて「3人でデビューするから」と言われました。
サカノウエ : スゴイなぁ! この業界って、昨日まで普通の生活をしていたはずが、急に次の日から信じられへん場所に立っていることがありますからね。
吉川 : そうですね。MilkyWayもそうですけど、何よりも1番驚いたのはソロ・デビューをしたことで。ハロプロエッグというのは、当時、一定の年齢に達したら卒業しなくちゃいけないしきたりがあって。私も先のことが決まってない状態で卒業ライヴ終えて。その夜、「これで卒業かぁ」と思っていたら行き先も告げられず車に乗せられて、着いたのが〈ユニバーサルミュージック〉でした。そこで副社長から「これからソロ・デビューします。あと映画の主演も決まりました」と伝えられました。
サカノウエ : スッゲェ! エグいなぁ!
吉川 : その日は茨城に帰らず、ホテルに泊まらせていただいたんですけど。部屋の中で、「これからどうなるんだろう……」とビクビクしてコーヒーをこぼしましたもん。
サカノウエ : そういうのが往々にしてある世界だなと思うんですよね。僕はつんく♂さんと出会い、高校を卒業してからはサダさんの元を離れて、自らデモテープをレコード会社に送るようになったんです。それで浅倉大介さんに出会うんですけど、その人もJポップを語る上で絶対に外せない方で。僕は浅倉さんにレコーディング現場に呼び出されて、藤井隆さんの「ナンダカンダ」とT.M.Revolutionさんの「LEVEL4」と自分の曲を歌うように言われて。歌い終わったら、その場で「サカノウエくんの曲でデビューしよう」と言われ。その2ヶ月後には、中野サンプラザのステージで歌ってたんです。自分のことなんですけど、あまりの展開の早さに気持ちがついていけなかったんですよ。なんか人ごとのように感じたというか。吉川さんもデビュー1年目は瞬殺のように物事が過ぎていったと思うんですけど、当時のことって覚えてます?
吉川 : いやぁ…… 全く覚えてないです。とにかく時の流れが早すぎて、ぜんぜん記憶がないですね。
サカノウエ : そうですよね。まだデビューして10年経ってないと思うんですけど、今後10年、15年とキャリアを重ねたら「あのときって何だったんだろう?」と思い返すタイミングがきっと来ますよ。
吉川 : あー、それはすごい楽しみです!
「吉川に良い曲をありがとうございます」って感謝されるんですよ
サカノウエ : これからのことも聞きたいんですけど、「自分で曲を書くなら、こんなのを歌いたい」ってありますか。
吉川 : ちょうど最近、そんなことを考えてたんですよ。張りすぎてない地声っぽい声質が最近はすごい好きで。特に、あいみょんさんの「愛を伝えたいだとか」はずっとリピートしてます。あとは中島美嘉さんの「GLAMOROUS SKY」もそうで、あの地声で歌うような感じが好きですね。
サカノウエ : 「GLAMOROUS SKY」はHYDEさんの作曲ですよね。えっと…… 2005年のリリースなんですね。

吉川 : そうそう、『NANA』の主題歌でしたよね。あれを聴いたときは衝撃で、未だに好きですね。
サカノウエ : 吉川さん13歳ですよ。
吉川 : 私がこの世界に入る一歩手前くらいですね。
サカノウエ : 楽器は演奏されないんですか?
吉川 : ぜんぜん出来ないです。1回、ギターを頑張ったんですけど途中で挫折した(笑)。
サカノウエ : ハロプロの方って、楽器を演奏される方は少ないですか。
吉川 : いないんじゃないですかね。
サカノウエ : じゃあ作詞・作曲をする人はハロプロでいるんですか?
吉川 : 福田花音という子は、アンジェルムを辞めてハロプロの歌詞を書いてます。だけど、その子は以前からブログを書いてて。小さい頃から文才があったので、そういう基礎があるからこそ仕事にできているのかなと思うんです。
サカノウエ : 吉川さんも楽曲を作る時代が来るかもしれないですよね。
吉川 : 来ますかねぇ(笑)? バンドでライヴをやっていると、無性に楽器を演奏したくなるんですよ。それでMC中に「来年はギターを弾けるようになりますから」って毎回言うんですけど。

サカノウエ : それ、聞いたことある気がする(笑)。
吉川 : 毎公演で言ってるんですけど「ぜんぜんやらないじゃん」というのを、つい最近言われました。
サカノウエ : それこそ、福田花音さんのように歌詞を書くのは?
吉川 : ん〜、苦手なんですよね(笑)。自分の思いを言葉にするのって難しい。
サカノウエ : なるほど。だけど吉川さんは、ハロプロでエリート教育を受けていただけあって吸収力がすごいと思うんですよ。「こんな私でよかったら」を書かせてもらって、曲が上がってきたときは本当に感動しましたもん。
吉川 : あれは本当に名曲で、書いてくださって感謝しているんです。ハロプロの子たちもこの曲をバースデー・ライヴとかで歌ってくれるんですよ。ハロプロ全員が好きなんじゃないかっていうぐらい人気ですね。
サカノウエ : ハロプロを愛している方たちが、全国各地でハロプロの楽曲だけを流して朝まで踊る〈爆音娘。〉というイベントを開催しているんですよ。実は、そのイベントがきっかけで「Jポップでも踊れるんや」と音楽好きの人たちが気付いて。2002年くらいから、いろんなところでJポップだけを流すイベントが開かれることになったんです。今回の書籍化にあたって、そのDJの方とも対談をしまして。そういうDJの方達に会うと「吉川に良い曲をありがとうございます」って感謝されるんですよね。音楽の耳が肥えている方たちからも、「こんな私でよかったら」は評価が高くて。

吉川 : そうなんですね! この前、新宿2丁目でライヴをしたんですけど、先方から「ぜひ、あの曲を入れて欲しい」とリクエストをされました。サカノウエさんには感謝してます。
サカノウエ : いやいや、僕こそ書かせていただけて本当に感謝してますよ。あと、もう1つ吉川さんに感謝していることがあって。2014年にテレビ番組の企画で℃-uteの方とライヴが一緒になったんですよ。会場は9割が℃-uteのお客さんだったんですけど、吉川さんの曲を書かせていただいたきっかけでファンの方達が僕のことを知ってくださってて。僕が歌うときにもコールで温かく応援してくださったんです。おかげで会場はドカーンと盛り上がって。
吉川 : すごいですね!
サカノウエ : 次に僕が曲を書かせていただけることがあるとすれば、「次はこんな曲が良いな」みたいなのありますか。
吉川 : いまはバンドで歌わせてもらう機会も多いし、年齢も27歳になったので、次は大人っぽいバラードにも挑戦したいなと思ってて。なので、そういった曲を歌えたらなと。
サカノウエ : イイっすね。
吉川 : 出来れば自分でギターを弾ける感じの…… 弾けたらの話なんですけど。
吉川マネージャー : いまの太字にしましょう!
吉川 : いやだ、いやだ! そしたら絶対に弾けるようにならなくちゃいけないじゃないですか!(笑)。
サカノウエ : アハハハハ!!
編集 : 鈴木雄希
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LIVE SCHEDULE
サカノウエヨースケ
〈抑え切れない僕らのインストアライヴ〉
2019年7月31日(水)ヴィレッジバンガード下北沢店
時間 : START 20:00
2019年8月02日(金)@タワーレコード梅田丸ビル店
時間 : START 19:00
2019年8月08日(木)@タワーレコード静岡店
時間 : START 18:00
〈抑え切れない僕らのアコースティックライヴ TOUR〉(※各会場サプライズ演出あり)
2019年8月01日(木)@静岡LIVING ROOM
2019年8月03日(土)@大阪CAFE ROOM(2回公演)
2019年8月09日(金)@名古屋DODO
2019年8月10日(土)@京都きんせ旅館
2019年8月11日(日)@神戸高架伍拾七(Coca57)(2回公演)
2019年8月12日(月・祝)@広島フランス座
2019年8月18日(日)@東京蒲田温泉 (※抑えきれない僕らのJ-POPトーク& ミニライヴ)
2019年8月24日(土)@新潟エディターズカフェ
2019年8月25日(日)@長野ロズベリーカフェ
2019年8月31日(土)@仙台STYLUS
〈抑えきれない僕らのワンマン・ライヴ with SPIRAL SPIDERS〉
2019年8月17日(土)@新宿MARZ(2回公演)
〈抑えきれない僕らのトーク&ミニライヴファイナル 〉
2019年9月01日(日)@新宿ロフトプラスワン
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://ykfactory.co.jp/sakanoueyosuke/?cat=4
吉川友
〈You Kikkawa Acoustic Live 〜 Summer Time Love 〜〉
2019年8月12日(月・祝)@東京 La Donna 原宿
・1部
時間 : OPEN 12:00 / START 13:00
チケット : 全席指定 10,000円(税込)
・2部
時間 : OPEN 17:30 / START 19:00
チケット : 全席指定 12,500円(税込)
※1部はランチプレートとウェルカムドリンク、2部はコースディナーとウェルカムドリンク付き
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://www.kikkawayou.com/news/news/1656.html
PROFILE
サカノウエヨースケ

高校時代つんく♂ファミリーとして音楽活動ののち、浅倉大介プロデュースで2000年メジャー・デビュー。現在はシンガー・ソングライターとして、作家として多方面で活動。 舞台俳優・米原幸佑とのアコースティック・デュオ「ヨースケコースケ」での音楽活動も行っている。
最近の主な楽曲提供先としてY!mobile 沖縄 TVCM ソング(2010年~現在)、ときめき♡宣伝部、映画『デジモンアドベンチャー』、久保ユリカ(ラブライブ! 声優)がある。
【公式HP】
http://ykfactory.co.jp/sakanoueyosuke/
【公式ツイッター】
https://twitter.com/Sakanoueyosuke
吉川友

1992年5月1日生まれ、茨城県出身。 ハロー!プロジェクトの研修課程を経て、2011年5月11日にCDシングル「きっかけはYOU!」でソロ・デビュー。アメリカ、フランス、台湾、ブラジル等、海外でのステージ経験も豊富で、抜群の歌唱力とユーモア溢れる巧みなトーク、自慢の“わがままボディ”でどんな会場も自分色にステージを染め上げる。
令和元年7月31日、配信限定シングル「暁 -yoake-」を全世界配信! また、日本テレビ系列「有吉反省会」等での共演をきっかけに意気投合し、「吉川友にぱいぱいでか美」というユニットを結成! 第1弾「最高のオンナ」に引き続き、勢いそのままに、第2弾「可哀想なオンナ」を配信! 今後の活動にも目が離せない。
歌手活動以外では、映画「チャットレディのキセキ」、舞台化10周年を迎えたシリーズの中でも人気の「遙かなる時空の中で3」で主役を演じるなど、女優としても好評を博す。
【公式HP】
http://www.kikkawayou.com/
【公式ツイッター】
https://twitter.com/kikkawa_you