その子たちの分まで頑張ろうと思った
──オーディションではどんなことが思い出に残っていますか?
Aoi : 最終審査なんですけど、本番の日は課題曲をみんなで踊るんですよ。グループのみんなで何回も練習したのがすごく思い出に残っていて、いまでも課題曲だったMiyukiさんのソロの楽曲“Perfect Girl”を聴くとすごい胸がキュッってなります。
Rena : 私も“Perfect Girl”を聴くと審査のことを思い出してちょっとビビります。踊らないと!みたいな(笑)。
Aoi : 分かる。スイッチが入る(笑)。
Miyuki : そうなんや(笑)。


Mika : 私は合宿審査が印象に残っています。私はダンス初心者だったので、“Perfect Girl”の振り付けが覚えられなくて。教えていただいた日の夜に真っ暗な食堂の鏡の前でダンスの練習をしていたときに、泣きそうになりました。でも、泣いている時間が無駄だと思って、涙をこらえてひたすら練習しました。いまはもうダンスが楽しいんですけど、辛いけど諦めないといういろんな葛藤がありました。
──なるほど。みなさん、合宿は大変でしたか?
Rena : そうですね。3日間ぐらいあって、歌とダンスをずっと交互に朝から夜まで詰め詰めでやっていました。いちばん覚えているのは合宿審査が終わったあと、たまたま不合格だった候補生の方と会ったんですけど、そのときに「合宿合格おめでとう」って言ってもらえたんです。一緒に頑張ってきた仲間だったからこそ、その言葉が響いたし、その子たちの分まで頑張ろうと思いました。
Miyuu : 合宿審査でいちばんきつかったのが2日目の夜から3日目の朝でした。他の候補生と同じお部屋で寝て、朝爆音でアラームで早起きして、急いで自主練室に行ったのを覚えています。私が寝ている間にみんなが練習して差がついちゃうと嫌だったので、頑張りました。
Minami : 合宿中はずっと気が張っていたんですけど、途中でみんなでバーベキューをしたんですよ。ライバルでもあり、仲間でもある他の候補生と一緒にお肉をたくさん食べたり、同じグループでよく話していたMikaと一緒にマシュマロを焼いて食べていたのが思い出に残っています。オーディションでいろいろ考えることもあったけど、そのときは幸せでしたね。温泉も行けたし、リラックスできました。
Aoi : 私、バーベキューのとき全然味しなかったですよ(笑)。
Miyuki : あー、Minamiは本当に真剣だったのかな(笑)。
Minami : あ、違うんですよ(笑)。切り替えです(笑)。
Miyuki : ふふふ。切り替えも大事だもんねー(笑)。

──Kotomiさんはなにかオーディションの思い出はありますか?
Kotomi : オーディションとは違うんですけど、合格したあとのイベントの課題曲の事前レッスンですね。自分はバレエをやっていたので振りも固めて完璧だと思って踊っていたんですけど、終わったとき振り付けをレクチャーしていただいたavecooさんに「全然ダメだからイベントまでにしっかりレッスンをしなさい」っておっしゃっていただきまして、その時にバレエとダンスの違いを感じました。地元の福岡で他のダンスの先生にもたくさん教えもらって、完璧にしてイベントを迎えたのが思い出に残っています。

──Miyukiさん、合格したメンバーの印象はどうですか?
Miyuki : みんな努力家で一生懸命なのは共通していますね。Renaはしっかり者で16歳なんですけど空気も読める大人だなって思いますね。あと、足がめっちゃ長くて羨ましい。
Rena : はずかしい(笑)。
Miyuki : Aoiの最初の印象は、とにかくダンスがすごい目立っていたよね。だから、いまもパフォーマンスでみんなを引っ張っていってくれていて、歳も大人組なんですけどすごくみんな頼りにしていて、私もダンスの振り付けとか教えてもらいます。「ここってどうやった?」とかすごい頼りにしているのがAoiです。
Aoi : ありがとうございます!
Miyuki : Minamiはフワフワおっとりしていて、天然なのかしっかりしているのかよく分からないみたいなところもあるんですけど、面倒見がいいし、意外と年下の子たちの面倒を見ていてくれるお姉さんな感じがしてありがたいです。でも、パフォーマンスには力強さがあってそのギャップも見て欲しいなって思います。
Minami : やったー!
Miyuki : Mikaは本当にダンスを全くしたことのない初心者さんで、心配になるくらい小鹿が混ざってしまったみたいな動きをしていたんですけど、いまは馴染んでいるよね。ダンスもみんなとグループとして追いつけるようにすごい頑張ってきたんだなって、一生懸命さがきっとそこに現れていると思います。あと、とてもおしとやかでミステリアスなお姉さんで、そういうところが気になる存在です。
Mika : ふふふ(照)。

Miyuki : こっちゃん(Kotomi)はトークとかになると、あんまり会話がかみ合わなかったりするんですけど(笑)。いざパフォーマンスってなるとオーディションの当時からすごいやる気っていうか。普段はフワッとしているのにパフォーマンスってなると内に秘めている魂をぶつけてくるタイプで、そこがいまでも惹かれるなって思います。
Kotomi : ありがとうございます(笑)。
Miyuki : Miyuuもオーディションのときからダンスが目立っていて、当時12歳だったし小っちゃかったんですけど、話してみるとすごいませていて、そのギャップがおもしろいなと思ったんですよ。そのおもしろいキャラをもっと世の中に出していけたらおもしろいんじゃないかなって、めちゃめちゃ期待しています。
Miyuu : ふふふ。ありがとうございます(笑)。
