OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.233
毎週金曜日に編集部セレクトのプレイリスト&コラムをお届けしている『OTOTOY EDITOR’S CHOICE』。8月は恒例のゲスト月間―OTOTOY Contributorsスペシャルです。第二週はフリーランス・ライターをしながらアーティスト活動を行っているAFAMoo (アファム) が登場。2023年の暑い夏にぴったりな10曲をお届けします。
2023 CONTRIBUTORS SPECIAL
音楽を作り、選曲する夏
今年も夏がやってきた。毎年 “今年は去年より暑い” と言っている。エアコンがないと生きていけない猛暑の日々。そんな中、私はいつものように曲を作り、選曲を行う。
私はフリーランスとして働いている。今年で独立3年目。職業はライター、ミュージシャン、DJ。音楽メディアを中心に執筆活動をしながら、楽曲制作やDJを行っている。また、Spotify上で毎週プレイリストを更新し、Curatorとしても活動中。記事を書く、曲を作る、DJやライヴを行う、プレイリストを更新する、というのをずっと繰り返している。自営業なので大型連休もない。そのため、夏と言っても大して何も変わらない。
AFAMoo (アファム) 名義で曲を作りつつ、Uilouという2人組ユニットとしても活動し、楽曲をリリースしている。私はトラックメイカーで、ダンスミュージックを軸にしたトラックを作る。曲を作ってすぐにリリースできるわけではないので、今作っている曲を世に出せるのは数ヶ月後。こんな暑い中、秋や冬に出る曲を作るというのも、なんだか変な感じがする。
今はひたすら音楽活動に没頭している。徐々に結果が出てきて、勢いに乗っている。過去のことを考える暇はない。ミュージシャンとして売れるために、日々必死にもがいている。目標に向かって突き進む毎日を、心の底から楽しんでいる。
私は野心家で過去のことに興味がなく、未来のことしか考えていない。だから、あの夏はどうだった、みたいなエピソードも特にない。音楽制作に集中しているため、誰かと会って何かが起きた、みたいなこともない。音楽に本気で取り組んでいる今の自分が全てであり、嘘偽りのないありのままの姿である。音楽を作り、選曲する。そんな夏を過ごしている。
今回は、この夏の暑さに負けないための曲をセレクト。最近の曲から昔の曲まで、様々なサマーチューンをお届けします。様々なと言いつつも、小中学生の時に日本語ラップを聴いて育ったことがあからさまに分かる選曲になりました。エアコンの付いた部屋でアイスでも食べながらぜひ聴いてみてください。
文・AFAMoo
