OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.28
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
2019 SUMMER SPECIAL「STEPHENSMITH編」
毎週金曜日に編集部がセレクトするプレイリストをお届けする連載『OTOTOY EDITOR'S CHOICE』。今夏は編集部が声を掛けたゲストによる選曲をお届けする特別編です。第4回となる今回は、都内で活動し注目を集めているトリオ・バンドSTEPHENSMITHが登場。メロウでブルージー、だけどポップな楽曲を生み出し続けるメンバー3人の「夏の終わりに聴きたい曲」を選曲してもらいました。3人が生み出す艶やかでパワフルなサウンドは、まさに今の季節にピッタリ。夏の終わりに肌にジワっと染み入るような、だけど心地よく吹き抜ける風のように爽やかな清涼感を孕んでいます!「この3人で」という形態に拘っている彼らのアンサンブル、ライヴでのパフォーマンスも必見。そんな彼らが夏の終わりに聴きたい曲とは? メンバーの個性が見えるコメントにも注目を! (伊達恭平)
1. Bibio / The Ephemeral Bruebell
夏休みがもう少しで終わっちゃうなってくらいの時に聴きたくなるような曲です。萎れたひまわりでも眺めながら聴きたい。(Taro)
2. yutaka hirasaka / eau
数年前、この曲が好きすぎて鍵盤ハーモニカを買いました。(Taro)
3. SUPER BUTTER DOG / ボーイ風なガール
この曲を聴くと妄想が捗ります。僕のような頼りない男子は聴くべし。(Taro)
4. the pillows / 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
中学生の夏に、この曲を知ってから夏はこの曲という自分の中の決まりごとです。歌詞とメロディーに何処と無く切なさがあります。(OKI)
5. Ásgeir / stardust
夏は公園で、一人ボーっとビールを飲んだりするんですがその時に聴いています。ちょうど良い爽やかさ。(OKI)
6. サニーデイ・サービス / セツナ
夏の終わりは、また歳をとったなぁと他の季節の終わりよりも感じる部分があって色んな事を考えてしまうんですが、この曲には軽やかさと重さがあるので聴いてしまいます。(OKI)
7. ゆらゆら帝国 / 太陽の白い粉
真夏のピークが去った…なんて曲を口遊み始める時期ですね。とは言えじめじめとした日本国の夏、最高気温よりも湿度が気になる夏。木造アパートの2階で建て付けの悪い窓を開けてなんとなく外を眺めているような一曲。なんでしょうか、この溢れ出る"畳感"は。色んな人がいるよね、色んな事があるよね…心で口遊む晩夏前線。 (CAKE)
8. 安藤裕子 / さみしがり屋の言葉達
晩夏前線が通り雨を連れて来ます。残暑混じりのゲリラ豪雨、溜息混じりの深呼吸。いつ雨が降るのか分からない空の下、そんな時にこの曲。「雨の街が私は嫌い」もう少しの辛抱です。雨が降るたび涼しくなっていくことに気付いた大人の夏。(CAKE)
9. 髭 / 闇をひとつまみ
雨模様と昼間の暑さは嘘だったのか…秋涼を起こしに夜が声をかけ始めます。優しい風の吹く夏の終わりの夜の窓辺でそっと、浸りたい一曲。暑さでボーッとしていた頭が少しスッキリして忘れかけてた大切なこととか思い出すつもりのなかったそうでもないこととか、ふと考えてみる。(CAKE)
10. akiko / i miss you
晩夏の端、秋めく背中。季節の変わり目、出会いがあれば別れがある。物心ついた時から季節がいつも教えてくれていたはずなのになかなかいつも初めてみたいな感覚。カメラロールを、自分のツイート達を、幸せな誰かとの時間を遡るように再生する一曲。ひっそり聴きたい曲。独りの時に聴きたくなりがちな音楽はこれからも大切にしていきたいです。そんなこんなでそろそろ秋が来ます。きっと良い日が続きます。(CAKE)
PROFILE

CAKE / Vocal & Guitar
OKI / Bass
Taro / Drums
2013年、福岡にて結成。
オルタナティヴな感性でコンテポラリーR&Bをブルージーに表現するトリオ・バンド。「リンゴ音楽祭」、「CIRCLE」などグッドミュージックオンリーなイベントに軒並み出演。2018年5月の配信SGリリース、その7inch化「 豪雨の街角 / 手放せ」に続く最新リリース、ニューアルバム『ESSAY』12月5日発売。
【STEPHENSMITH OFFICIAL HPはこちら】
http://www.breast.co.jp/stephensmith/
【STEPHENSMITH 公式Twitterはこちら】
https://twitter.com/steve_s_info
LIVE SCHEDULE
〈PLAY THAT FUNKY MUSIC vol.2〉
2019.9月13日(金)
LIVE : STEPHENSMITH / UEBO / Chapman
DJ : UEBO / Seiichi Kuroda
場所 : Shibuya Weekend Garage Tokyo
時間 : OPEN 19:30 / START 19:30
charge : ¥3500 (+drink)
Os Ossos pre.『 New Night Trip 』
2019年10月2日(水)
Os Ossos / STEPHENSMITH
場所 : 下北沢SHELTER
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
チケット : 前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000
