つしまみれ、ファンによるベスト完成! 最新ライヴ音源独占配信&〈外タレまみれツアー〉への意気込みを語る

日本を代表するガールズ・アート・パンク・バンド、つしまみれが2016年の7月7日に結成17周年を迎え、記念に企画された自主イベント〈7まみれ〉ではキャリア17年の持ち曲117曲の中からネット投票で選ばれた上位24曲をフルで演奏するというものだった。そのなかには定番の人気曲からアニメとのコラボ曲、そして最新曲まで、奇しくもつしまみれのキャリアを総括したベスト・ラインナップとなったようだ。そのファン・リクエスト24曲のライヴ音源が、OTOTOYで独占配信がスタート! ライヴ前に投票結果をメンバーがゆるーく発表したラジオ番組風トーク・ショー「生・まりとみずえのやよいでポン!」の音源とライヴ写真を収めたブックレットの特典をつけてお届けする。
勢い止まらぬつしまみれの次なる試みは、「衝撃を受け、度肝を抜かれる」と評する海外アーティスト3組をゲストに迎えた〈外タレまみれツアー〉。いよいよ9月12日から19日にかけて開催される。出演するのは、オーストリア出身のKids N Cats、アメリカ出身のWe Are The Asteroid、韓国出身のEgo Function Errorの3組。さらに国内から、キノコホテル、MASS OF THE FERMENTING DREGS、モーモールルギャバン、アルカラがかけつけるだけでなく、日本初にして唯一のプロ阿波踊り集団「寶船」も出演することとなった。
3カ国のバンドたちにライブハウスシーンだけに留まらない、日本の音楽と踊りの文化を伝えたいという、つしまみれの思いが今、まさに形となるこの瞬間、3人にその意気込みを語ってもらった。
ファン・リクエストによる24曲のライヴ音源を独占ハイレゾ配信!!
つしまみれ / 7まみれ
【Track List】
01. 生・まりとみずえのやよいでポン!
02. 良いテンポです
03. Sex on the Beach
04. おじいちゃんのおズボン
05. J-POP
06. アメリカのハンバーガー
07. さくらんボーイ
08. グレープフルーツガール
09. 空腹と空白
10. ストロボ
11. エアコンのリモコン
12. SORROWS OF ENEMY〜敵のテーマ〜
13. ミから出たサビ
14. さいあくま
15. 海老原眞治
16. ニンゲン・コーティング
17. JAGUAR
18. まつり
19. タイムラグ
20. 脳みそショートケーキ
21. バカ元カレー
22. 献血ソング
23. 愛の夢
24. スピーディーワンダー
25. ハイパースイートパワー
【配信形態 / 価格】
24bit/96kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC
アルバム購入のみ 1,080円(税込)
【特典】
・『7まみれ』フォトブック(PDF)
・「生・まりとみずえのやよいでポン!」トーク・ショー完全収録 (トラックNo.01)
INTERVIEW : つしまみれ

これまで日本を飛び出しアメリカ、韓国といった海外でもたびたびライヴを行ってきた、つしまみれ。そんな彼女たちが、これまで出会った国内外のバンドたちとともに日本全国をまわる〈外タレまみれツアー〉が9月よりスタートする。出演するバンドは、みんなインパクト大な音楽性と濃厚なキャラの持ち主。彼らとの出会いやツアーに至った経緯を訊くと、まるでこうなることが必然だったのではないかと思えてくる。しかしこれはきっと、バンド結成からこれまでの17年の歩みと、彼女たちが常に真摯に人や音楽と向き合ってきた結果が生みだしたものだろう。
そのツアーを間近に控え、今年の結成記念日、7月7日に行った初のリクエスト・ワンマンのライヴ音源を全曲配信する。このライヴや最近の活動、そして〈外タレまみれツアー〉に出演するバンドについてなど、つしまみれの3人にたっぷりと語ってもらった。彼女たちにしか成し遂げられないツアーが、いよいよスタートする。
インタヴュー&文 : 前田将博
取材写真 : 関口佳代
ライヴ写真 : 岩橋仁子
しみじみ味わっている人も多くて、ちょっといつものワンマンと空気は違いました
──つしまみれは、今年も海外で積極的にライヴをしていますよね。8月も、ロシアのフェス〈V-ROX〉に出演予定でした。
一同 : …ロシアは行けなかったんですよー!!
まり : 行くはずだったんですけど、ビザを取り忘れて…。ビザを取るための招待状を持って空港に行ってしまって、「あなたはこれを持って大使館に行かなければいけなかったんです」って言われました。それで諦めかけていたんですけど、主催の方に「ヘッドライナーが来ないとフェスが成り立たない」ってありがたい言葉をいただいて、緊急ビザを発行できるようにロシア領事館に話しをつけてくれたんです。それでなんとかビザを発行してもらえて、安心して空港に行ったら、ビザの日付が間違っていたという…。あの日は、みんなで泣いていましたね。
──そんなことが起こるんですね…。
やよい : 向こうも慌ててたんじゃないですかね。でも「つしまみれはどうしたんだ」って言ってくれた人も結構いたみたいで、ライヴやっていないのに元気づけられました。
──ロシアは今回が初ですけど、いままで行ったアメリカなどでは、こういうトラブルはなかった?
やよい : 飛行機を乗り逃したことはありました(笑)。搭乗ロビーにいたのに、コーヒー飲んでまったりしてたら目の前で飛行機が行っちゃった。
まり : アメリカ・ツアーのときで、途中で乗り換えなきゃいけなかったんですけど、アナウンスを待っていたらもうとっくに出てたっていう。「おまえらもうスターバックス行っちゃダメだぞ」って言われました(笑)。

──そんなことまで…。今年はかなり海外のライヴが多いですよね。
やよい : 春にアメリカへ行って、韓国に6月に行って、8月はロシアに行くはずが行けず。10月にまたアメリカに行って、12月にヨーロッパに行く予定です。
まり : ドイツ、オランダ、フランス、スイス、オーストリアですね。ヨーロッパもはじめてなので、気を引き締めないと。
やよい : もう失敗したくない(笑)。
──結成記念日の7月7日には、初ワンマンをやった下北沢Queでリクエスト・ワンマンを行いました。しかも今年は初ワンマンからちょうど10年なんですよね。
まり : 店長さんもPAさんも変わらず、成長をライヴハウスの人たちに見届けてもらいました。平日なのに結構お客さんが来てくれて、いい感じになりましたね。トークでは私たちは座って、みんなは立っていたので、腰の心配ばかりしていました(笑)。
みずえ : みんな10歳歳とってるからね。
まり : そのあとにリクエストの上位24曲を演奏しました。今回はやる曲を全部事前に発表してからやったんですよ。順位が決まった時点でセットリストを考えて、せっかくだから曲の思い出を語りつつ発表しようってことで。

──1位がダントツで「脳みそショートケーキ」。
まり : 1位だとは思ってたけど、ぶっちぎりでびっくりしました。ダブルスコアくらいだったかな。「聴きたい曲」っていうリクエストだったから、いつもやっている曲は入らないかと思ったけど、みんなやっぱり聴きたいんだなって。自分たちもこれはやり続けるべき曲なんだって思いました。
──ひとり7曲まで選べたから、なおさら外せない曲は入れたのかもですね。ほかにも、初期から最近の曲まで幅広く選ばれています。
やよい : アルバムごとにバラツキがないんです。
まり : 懐かしがられるだけじゃなくて、いまの私たちも聴いてくれているんだって思ってうれしかったですね。
──全体的には結構、順当な曲が選ばれていると感じましたが、意外な曲はありましたか?
まり : 「敵のテーマ」は練習しましたね。パワーパフガールズとコラボした音源に入っている曲で、シングルとかではなかったんですけど、それが好きでたまらない人がいることは知っていました。
やよい : これが上位に入ったのは意外だったかな。
──事前にやる曲がわかっているライヴということで、お客さんの反応はいかがでした?
やよい : 全体的にしっかり聴いている人は多かった気がする。
まり : あたたかかったと思う(笑)。しみじみ味わっている人も多くて、ちょっといつものワンマンと空気は違いました。私は久しぶりの曲もあるから、忘れちゃうと思って緊張してた(笑)。その緊張感がお客さんにも伝わっていたのかもしれない。でも全体的には、どの曲も良かったですね。久々に来た人と、いつも来ている人が肩組んで踊ってたりしていたのも良かったです。
──このライヴの音源が全曲配信されました。2014年にベスト盤を出しましたが、今回はある意味ライヴ・ベストみたいな立ち位置になりそうですね。
まり : ベストはこっちが勝手に選んだんですけど、今度はお客さんが選びましたからね。しかもライヴで聴きたい曲だから。
恩返ししたいし、日本でつしまみれがやっている場所を見せたい
──そして9月には、国内外のバンドを招いて〈外タレまみれツアー2016〉を開催します。
まり : これにすべてをかけています! ロシアに行けなかったし(笑)。
──まさに、つしまみれにしかできないツアーですよね。
まり : そうだと思ってやっています。海外でツアーして、「おれらを日本に呼んでくれよ」っていろんなバンドに言われていて。本当にみんなかっこいいし助けてあげたいけど、力がなくて助けてあげられないなって思っていたんです。アメリカはいろんなお客さんがお酒を飲みに行く感覚で気軽にライヴハウスに行く文化があるけど、日本にはそういう文化がないから、みんなを呼ぶには私たちがもっとお客さんを呼べるようにがんばらないとって。

──ツアーの構想が具体的になったのは、どういうきっかけがあったんですか?
まり : 1年前くらいに、オーストリアのKIDS N CATSってバンドが突然私にメールをくれたんです。「おれたちは世界11カ国をまわって各国のアーティストとコラボして、一緒に曲を作るワールド・ツアーをやろうとしています。日本に行ったら、つしまみれと一緒にやりたい」って。そこに貼ってあったYouTubeのリンクのMVを観たら、めちゃくちゃかっこよかったんです。それで彼らが日本に来るなら一緒にライヴをしたい、私たちのお客さんにこの音楽を知らせたいって思ったのが最初ですね。
>>つしまみれによるKIDS N CATSメール・インタヴュー<<
──最初に出会ったのがKIDS N CATSだったんですね。
まり : そのあとに、はじめての韓国ツアーに行きました。私たちのことは向こうでほとんど知られていなかったんですけど、1日目にやる予定のライヴハウスに到着したら、ロン毛の男の子が震えながら私たちを入り待ちしていたんです。「つしまみれ… 神」って(笑)。
みずえ : 日本語しゃべれない子なんですけど(笑)。

まり : その子に「ギターにサインしてください」って言われて、そのときにできない日本語で「つしまみれに憧れてバンドをやっています」って書いた手紙と音源もくれて。それで「あなたたちが出るフェスの違うステージに私たちのバンドも出ます」って言っていたので、せっかくだから観にいったら超良かったんですよ。それがEGO FUNCTION ERRORでした。
やよい : すごい良かったね。感動しちゃった。
まり : ギターの子もそうだけど、みんなうまくて変態なんですよね(笑)。ヴォーカルもメロディアスだし、1回聴いたら覚えちゃうくらいで。向こうの歌謡曲や童謡っぽさもありつつ、つしまみれっぽさもあるんです。
──女性ヴォーカルでバンド編成ということもあり、3組のなかでは一番つしまみれに通じるものを感じました。
みずえ : リスペクトしてくれているからね。そのときはまったく計画はなかったけど、日本で一緒にやれたらいいねって言っていました。
まり : そのあと勝手に、ツアーで出てもらう三軒茶屋 HEAVEN’S DOORで彼らがライヴをしている姿が浮かんだんです。ちょっと泥臭くてクレイジーな感じで。
──アー写を見ると全員女性に見えますが、ギタリストは男性なんですよね?
まり : まんなかのメガネの子がキム・クックックなんですけど、出会った頃は男の子だったのに、いまは女の子になっています(笑)。心は男の子みたいだけど。
みずえ : みんなスレンダーでかっこいいよね。モデルみたいな。
>>つしまみれによるEGO FUNCTION ERRORメール・インタヴュー<<

──そのあとにWE Are the Asteroidと出会うと。
まり : 3月にアメリカでテキサスを中心にまわるツアーをやったんですけど、そこで機材を貸したりサポートしてくれたりしながら一緒にライヴをしてくれたバンドがWE Are the Asteroidなんです。
──見た目からしていかつい感じで、貫禄があります。
まり : 最初は、このおじさんたちと10日間で10ヶ所くらいまわるのかって思っていたけど、聴いたら曲がすごくよくて。アー写のまんなかの人がギター・ヒーローなんですけど、爆音で顔でギターを弾くみたいな人で(笑)。ベースの人は歯はないし、みんなタトゥーでタンクトップだし、いかにもアメリカンみたいな。
やよい : ベースのネイサンはフジロックに出たことがあるんですよね。バットホール・サーファーズってバンドで。
まり : そうなんですよ。そしてなによりも、ライヴをやるうちに彼らがつしまみれに恋に落ちてくれたんです。おかげで、すごい手伝ってくれました。
やよい : カバン全部持ってくれた(笑)。
みずえ : 音出しのときは勝手に「さいあくま」完コピしてくれてたし(笑)。
まり : それで超楽しくて、彼らは日本に来たいって言っていて。私たちもアメリカで最高に楽しい思いをさせてもらったから、恩返ししたいし、日本でつしまみれがやっている場所を見せたいって思ったんです。
──なるほど。
まり : それで日本に帰ってきてから、9月にKIDS N CATSがきたときにヨーロッパとアジアとアメリカからバンドを呼んでツアーしたらおもしろいなって思ったんです。それで試しにEGO FUNCTION ERRORとWE Are the Asteroidに訊いたら、来るって言ってくれて。KIDS N CATSもライヴやるつもりじゃなかったから、レコーディングの前後にこういうライヴやらないかって訊いたら、「まりは今まで出会った女性のなかで1番活動的だ」ってメールが返ってきて、「全部やりたい」って言ってくれました。
>>つしまみれによるWE Are the Asteroidメール・インタヴュー<<
日和っている暇はないで。でも、焦っている。こんなにおもしろいことをやっているんだから、ひとりでも多くの人に来てほしい
──この3組が決まったあとに、日本のアーティストを選んだんですね。
まり : 私たちだけで海外のバンドと一緒にツアーやるのは過酷だけど、日本にも仲間がいるじゃないかって。いろんな権利とかお金とかを無視して話せて、かっこいい人たち。そして「おまえらの友達のバンドめっちゃかっこいいな」って3組に言われたくて思いついたのが、キノコホテル、アルカラ、MASS OF THE FERMENTING DREGS、モーモールルギャバンの4組です。みんな最初から食いついてくれて、日程もあわせてくれて感動しました。

──日本のバンドもバラエティ豊かですよね。
まり : マスドレはずっと休んでいたから、復活したら一緒にやろうって言ってた約束が果たせるのがうれしいですね。良き仲間というか、ライバルというか。最初に一緒にやったのは大阪FANDANGOで、まだマスドレが女の子3人でやっていたときで。それからバンドがうまくいかない時期もソロで一緒にやったりしていたから、すごい楽しみです。

──モーモールルギャバンとやるのも7年ぶりなんですね。
まり : そうなんですよ。彼らとも一緒にツアーをまわったこともあるし、仲良しなんです。しかもモーモーとはじめて対バンしたのが、今回出てもらう名古屋 CLUB ROCK’N’ROLLで。ゲイリーも「エモい」って言っていましたね。
──アルカラはいつ頃出会ったんですか?

みずえ : 7年前からの付き合いなので、なにげに古いですね。
まり : 私たちがコピバン企画をやったときに応募してくれて、それで神戸スタークラブの楽屋にあいさつしにきてくれた。それから東京のライヴに出てもらったりしています。その頃はアルカラはまだそこまで世に出ていなかったから、すごい感謝してくれていて、本当に義理堅いやつらですね。

──キノコホテルは2年前に出会ったそうですね。
まり : このなかでは1番最近です。最初に福島で共演したときに、楽屋でマリアンヌ様がご立腹で怖いって思いました(笑)。
やよい : 私はずっと気配消して話を訊いてた(笑)。
まり : そのあと新宿LOFTで共演したとき、打ち上げで「私たちのこと怖がっているでしょ?」って言われて。エンジニアさんが一緒なんですけど、バラしたらしく(笑)。でも、その日にマリアンヌ様と朝まで飲んで、それから仲良くなりました。ほかのメンバーに訊いたら、福島のときのことも「あれはマリアンヌ様の通常の状態でございます」って言ってたし(笑)。
──ツアーでまわる場所も馴染みの場所が多そうですよね。苫小牧とかもあって。
まり : そうなんです。箱もうちらがいつも愛用しているところを紹介できたらいいなと思って、かっこいいライヴハウスだけを選びました。味があって雰囲気のいい、お酒もおいしいライヴハウスばかり。しかも、つしまみれを愛してくれてる場所。
やよい : 苫小牧は街の人が協力してくれて、行くことになりました。
まり : 苫小牧はもともとロック・バーJAMで投げ銭ライヴをやらせてもらって、それからお客さんが集まってくれるようになったんです。店長さんが口コミでお客さんをいっぱい呼んでくれて、そこから大人のロック好きが集まって。大人だからただ観にいくんじゃないくて、自分たちも出て本気で盛り上げようって。だから日本のゲスト・バンドはいないんですけど、アットホームな感じで、地元のB'zのコピバンとかが出る予定です。WE Are the Asteroidも合っていると思いますね。
みずえ : お客さんの世代も合うようね。
まり : 太陽と虎も、店長の松原裕さんが病気になって、ずっと会いにいきたいって思っていたから、いましかないって。しかもマスドレは地元が神戸だし。仙台 enn 3rdも店長の沼田さんがめっちゃ熱くて。はじめて出たときに、武道館で自力でワンマンをやりたいって思いを話したら応援してくれて、今回電話したら「ついに自力でやりはじめたんですね」って言ってくれました。そういういろんな思いがこもっていますね。
──つしまみれは絶え間なく海外でライヴをしたり、今回のツアーのような熱量の高い企画をやったりしていますが、こういうひとつひとつの思いが原動力になっているのかもしれないですね。
まり : 原動力というか、思いに忠実にいたいと思っていたら自然とこうなりましたね。日和っている暇はないですから。でも、焦っています。こんなにおもしろいことをやっているんだから、ひとりでも多くの人に来てほしいんです。
やよい : 楽しいことしかないですからね。
まり : お目当てのバンドだけ観たい人とかもいると思うんですけど、私たちの思いが全バンドにこもっているし、全箇所最初から最後まで最高に楽しくするので、信じて遊びにきてください。新しい発見もあると思うし、こんなことは2度とできないと思うので。
やよい : 来るバンドの物販も買ってほしいですね。みんながんばってきてるから。WE Are the Asteroidが日本で売るために作ったCDのタイトル訳を私がやったりもしているので(笑)。
みずえ : 普段はあまり外国人のバンドを観る機会はないと思うんですけど、小さいサマソニ・ツアーだと思ってきてほしいです(笑)。いろんなカラーがあるから絶対に好きになるバンドはいると思うし、なによりうちらが1番楽しみです。

まり : あ! あとね、実は、9月18日の三軒茶屋ヘブンズドアに、プロ阿波踊り集団「寶船」が出演してくれることになったんです! 彼らとの出会いは、下北沢阿波踊りで3年前に私がめちゃくちゃ感動して涙してファンになったのがきっかけで、その後、リーダーの渉くんとSNSでつながって、渉くんは元バンドマンで、つしまみれを昔から好きでいてくれて、この前の代官山UNITの「花まみれ」ワンマンにも来てくれました。そして、今年の下北沢阿波踊りで会った時に、「ロックバンドと阿波踊りで共演するならば、絶対つしまみれと一緒にやりたい。」って話してくれて、今回の出演が決定しました! 実は、ロシアに行けなかったから、下北沢阿波踊りに行けたんです。外国のみんなも絶対喜ぶだろうなって思ってます。いろんな出会いが全て繋がっていくの本当に幸せです! 本当に全国のみんなに来てもらえたら嬉しいな。
LIVE INFORMATION

つしまみれ企画「外タレまみれツアー 2016」
2016年9月12日(月)@東京 新代田 FEVER
共演 : キノコホテル(東京) / KIDS N CATS(オーストリア)
2016年9月15日(木)@神戸 太陽と虎
共演 : MASS OF THE FERMENTING DREGS (神戸) / KIDS N CATS (オーストリア) / EGO FUNCTION ERROR(韓国) / WE Are the Asteroid(アメリカ)
2016年9月16日(金)@大阪 十三 FANDANGO
共演 : アルカラ(神戸) / KIDS N CATS(オーストリア) / EGO FUNCTION ERROR(韓国) / WE Are the Asteroid(アメリカ)
2016年9月17日(土)@名古屋 CLUB ROCK'N'ROLL
共演 : モーモールルギャバン(京都) / KIDS N CATS (オーストリア) / EGO FUNCTION ERROR(韓国) / WE Are the Asteroid(アメリカ)
2016年9月18日(日)@東京 三軒茶屋 HEAVEN'S DOOR
共演 : 寶船(阿波踊り、日本) / KIDS N CATS(オーストリア) / EGO FUNCTION ERROR(韓国) / WE Are the Asteroid(アメリカ)
2016年9月19日(月・祝)@仙台 enn 3rd
共演 : MASS OF THE FERMENTING DREGS (神戸) / KIDS N CATS(オーストリア) / WE Are the Asteroid(アメリカ)
2016年9月22日(木・祝)@苫小牧 ELLCUBE
共演 : WE Are the Asteroid (アメリカ)
プレイガイド(ぴあ、ローソン、イープラス)、店頭にてチケット発売中!
メール予約受付中 : info@tsushimamire.com
つしまみれ DISCOGRAPHY
古→新
PROFILE
つしまみれ
1999年、千葉大学バンドサークルにて結成。
2004年、初のアメリカ・ツアーをきっかけに本格的に活動開始。
日本を代表するオルタナティブ・ガールズ・ロック・スリーピース・バンド。
その精神はパンク。
結成以来15年間、同じメンバーで活動し続ける世界に類を見ないガールズ・バンド。
また、圧巻のパフォーマンスとグルーヴを誇る日本屈指のライヴ・バンドである。
全楽曲の作詞作曲、プロデュース、リリース、プロモーションまでを全てメンバーが行う。
これまでのライブ活動は、下記の通り。 日米大型フェスへの出演に加え(サマーソニック、アラバキロックフェスティバル、JOIN ALIVE、ロックインジャパンフェス、カウントダウンジャパン、SXSW 等)、毎年20か所以上で行う日本ツアー、10度を超えるアメリカツアーを行っている。特に、2006年、2007年に行ったスーサイドガールズとの全米40本ツアーはのべ10万人を動員。また、日本全国にコピー・バンドが多数いることでも知られており、ツアーに合わせて共演イベントも開催。
そして、ライヴを支える楽曲は、一筋縄ではいかないが、一度人々の心をとらえると決して離さない。様々なジャンルを独自の解釈で取り入れ情熱と愛情と泣き笑いを吹きこんだ作品はつしまみれの人生そのものを表現する。
日本でのアルバムリリースはこれまでに10作品。BENTEN Label、July Recordsを経て、2009年、ビクターエンタテインメントより、メジャー・デビュー。その後、2010年、モジャーレコードを設立して独立。『SHOCKING』(2011年)以降の作品はエンジニア中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎え制作。世界観は更に深まり、音楽性に広がりを見せている。全米リリースは、ガールズバンドレーベルの殿堂BENTEN Label、グーグードールズのベーシストRobby主宰グッドカラメルレコードより。
2014年、結成15周年を迎え、初のベスト・アルバム『つしまみれまみれ』をリリース。
著名人とのコラボレーションも多数。(泉谷しげる、ROLLY、ウルフルケイスケ、寺岡呼人氏等とのセッション、レコーディングや、映画監督ヴィム・ベンダースによるショートフィルム撮影、アメリカの国民的アニメ、パワーパフガールズのテーマソング作成等。2014年は小林幸子氏と対談。)
バンド名の由来は、ベースやよいの名字「つしま」の「つし」と、ボーカルギターまりの「ま」と、ドラムみずえの 「み」が「まみれ」て「つしまみれ」。
目標は「武道館でぶどうパンライブ」。合言葉は「80歳までスリーピース」。
世界を視野につしまみれの挑戦は続く。