2014年冬アニメ「のうりん」からアニソンは高音質で!! そしておとといあにそん部が登場!!

OTOTOYには、「おとといアニソン部」なる組織が密かに存在する。アニメ好きの有志が集い、日々語らうだけの組織だ。在籍しているのは、純愛系の学園ものを好む情熱の部長・じゅんを筆頭に、萌え系からメカ系までOK、幅広くアニメ文化に精通している知識の副部長・たくや。そんなふたりを時に冷ややかな目で眺める紅一点、サブカル少女かじこ。そして最近加入したばかりの新入部員・じんだ。
じんに話を訊くと、彼は音楽業界に身を置きながらも昨今のアニメ・ブームに感化され、もっとアニメの世界を知りたくてアニソン部の門を叩いたとのこと。とりあえず我々は彼に、たくやの今期一押しのアニメ「のうりん」を観てくるように課題を与えた。そして「のうりん」の放送を経て、再び4人は集まった。アニメ業界の変遷から「のうりん」の魅力までを語りつくした(?)、「おとといアニソン部」の記念すべき第1回。ロック好きな君も、じんと一緒にここからアニメを勉強してみないか!!
田村ゆかり&花澤香菜が高音質で聴ける!!
TVアニメーション「のうりん」挿入歌&エンディングテーママキシシングル
【価格】WAV(24bit/48kHz) 単曲 250円 / まとめ購入 500円
【Track List】
01. コードレス☆照れ☆PHONE / 02. も・ぎ・た・て♡フルーツガールズ
声優、そして歌手として絶大な人気を誇る田村ゆかりと花澤香菜がデュエットする「のうりん」のエンディング・テーマ「も・ぎ・た・て♡フルーツガールズ」、そしてアニメ内で田村ゆかりが声を担当する日本一のトップアイドル、ゆかたんこと草壁ゆかの新曲としての「コードレス☆照れ☆PHONE」がハイレゾ音源でリリース!!
■TVアニメ「のうりん」とは?
県立田茂農林高校――通称『のうりん』に通うちょっぴりアイドルオタクな主人公。憧れの超人気アイドル、ゆかたんこと草壁ゆかが電撃引退し絶望していたところに転校生としてやってきたのは、なんと、ゆかたん…!? 農業高校を舞台に繰り広げられるハイテンション学園ラブ・コメディー!! 原作は「みんなで選ぶベストラノベ2011」にてコメディ部門第1位&インパクト部門第2位を獲得した、白鳥士郎によるライトノベル。
>>TVアニメ「のうりん」 Official HP
おとといあにそん部!


部長 じゅん
純愛系の学園ものを好む情熱家。はじめてハマったアニメは「とらドラ!」
いわく、「「とらドラ!」は俺の人生だってことよ!」らしい。

副部長 たくや
幅広くアニメ文化に精通している知識担当。
はじめてハマったアニメは「機動戦士ガンダムSEED」

マネージャー かじこ
部長と副部長を時に冷ややかな目で眺める紅一点のサブカル少女。
はじめてハマったアニメは「少女革命ウテナ」

部員 じん
昨今のアニメ・ブームに感化された新入部員。
彼がはじめてハマるアニメが「のうりん」になるのかもしれない。
じん、おとといあにそん部の門を叩く
じん : 部長!! 最近アニソンの勢いがすごいと思うんです!!
じゅん : いやいや、もうだいぶ前からアニソンは売れてるよ!! でも、確かに10年くらい前はここまでの勢いはなかったよね。
じん : 僕は昔CD屋で働いていたんですけど、当時はアニソンの棚は小さかったし、チャートにもほとんど入ってなかったです。
じゅん : (じんって何歳なんだろう… ) 俺は声優の林原めぐみが昔から大好きなんだけど、あの人はもう90年代半ばくらいにはオリコンのベスト10に入るくらい売れてた気がするな。そのあとに「新世紀エヴァンゲリオン」ブームがあって、少しずつ盛り上がっていった感じかな。アニメもいまの10代や20代前半の人は当たり前のように見てるけど、当時はまだ一部のオタクのものだったもんなあ。いまはネタ化してるというか、ポップ・カルチャーとして受け入れられちゃってる気がする。
かじこ : ここ最近で幅広くアニメが見られるようになったのって「ハルヒ」の影響が大きいのかなって思います!
じん : 「ハルヒ」ってなに?
かじこ : 「ハルヒ」も知らないんですか!
たくや : 京都アニメーションっていう会社が作ってる学園ものの「涼宮ハルヒの憂鬱」っていうアニメがあるんですけど、クオリティがすごいんですよ。劇中でバンドが演奏する回があって、ギターのリフとかが絵も含めてすごい。そういう動きなんかも含めて普通に感動しちゃうレベルで。だから広まったんじゃないですかね。
じゅん : 映像のクオリティも高いし、なおかつ曲もめちゃくちゃいいんだよね。そこで一気に音楽も売れちゃった。
アニメは一般化した?
かじこ : あたし世代は「ハルヒ」がとっても流行ってたんですよ。で、次に「けいおん!」があって。そういう、ちょっと社会現象的にもなるアニメが定期的に出てきて、まわりも、たぶん昔よりは普通にアニメを見てるんです。高校の文化祭で、アニソンだけやるバンドもいたなあ。
じゅん : だからやっぱり、「ハルヒ」で土台ができて「けいおん!」で爆発したみたいな感じなのかもね。アニソンも含めて。どっちも見てたら楽器やりたくなるもん。俺、X JAPAN聴いてても楽器やらなかったけど、ハロプロと「ハルヒ」にハマったときはギター練習してたもん。
かじこ : ……それはまたなんかちがうような。
じゅん : (気にしない) だからやっぱり、かじこが学生のころにどんどんアニメが浸透していって、その人たちが20代になったいま、さらに一般化したんじゃないかな。それこそ、いまはバンドやってる人とかでアニメ好きな人も多いし。かじこも、アニソンもロック・バンドも分け隔てなく聴いてるでしょ?
かじこ : そうですねー。あたし、いわゆるデジタル・ネイティヴ世代なので、まず浅く広く情報が入ってくるんです。ニコニコ動画で公式にアニメが放送されてて、ニコ動になんとなくいるだけで「あ、いまこのアニメが盛り上がってるんだ」ってわかっちゃう。で、盛り上がってて、「曲も良い!」なんて言われてたら、やっぱり1回聴いてみようってなるから、色々聴いてるのかもです。あ、それに、ニコ動で見るとコメントが流れるからみんなで観てる感が強いんですよ〜。だからなおさら盛り上がっていくのかなって。
じん : なるほど。いまの人は同時体験がしたいんですね。だからテレビじゃなくてネットとかニコ動とかSNSに行くと。アニメはなんとなくわかったんですけど、アニソンは音楽ジャンルとしてはどうなのか、教えてください!!
アニソンの魅力ってなんなんですか!?
じゅん : 俺はアイドルに似てると思ってるんだよね。プロのクリエイターが作っているから、全部クオリティが高いし聴きやすいって点で。特に萌え系のアニメなんかだと、おもしろければなんでもありだし、かわいければなんでもあり。2次元だからアイドルよりも、もっと自由度は高いかもしれない。J-POPは歌う人のキャラクターや音楽性もあるから、なかなかぶっとんだことはできないからね。当然アニメの世界観に沿って作ってはいるんだけど、それで可能性が狭まっているというよりは、逆に触発されて広がっている気もするし。
かじこ : あたしは、歌っていて気持ちいいな〜って。 アニメは観てないのに歌だけ歌えるっていう曲もたくさんあるし。カラオケのランキング見ても、アニメとボカロがいっぱいですよ。
じゅん : おもしろいのは、同世代の人とカラオケに行っても最近のJ-POPを歌う人は皆無なんだよね。自分たちが学生のころに流行っていた懐メロを歌うか、いまのアニソンを歌うかっていう。J-POPはもはや誰も追ってない。
じん : アニメは観てたら追えるってことなんですかね。
じゅん : それもあるよね。あとさっきも言ったように、単純に音楽としてもそっちのほうがおもしろいというか、J-POPは少し飽きられてきてるのかもね。
たくや : 僕はアニメの世界観に則して歌詞とかを作ってるところが好きで、聴いてると物語の展開とかを思い出して胸が熱くなるというか。熱い挿入歌とかを聴いて仕事してると元気をもらえたりとか、そういうとこが好きです。
かじこ : うんうん。わかります!!
じゅん : ストーリーにリンクしてるから曲を聴くだけでアニメの世界に入り込めちゃう。
じん : なるほど。そういう意味ではアニソンの立ち位置って基本的に変わってないんですね。ドラゴンボールの時代と。
「のうりん」はラノベ原作のストーリーに期待!!
じゅん : そうだね。ところで、じんは「のうりん」ちゃんと観てきた?
じん : 見ました! あれ、めっちゃおっぱいじゃないですか(笑)!
じゅん : いやいや、あれは数ある深夜アニメの中ではだいぶおっぱい率は少ないよ(笑)。俺もあんまりお色気を前面に出してるものは苦手だけど、あれは全然許容範囲内だったな。
たくや : あれは昔のアニメのパロディがたくさん散りばめられているんですよ。「超時空要塞マクロス」に柿崎速雄ってキャラが出てくるんですけど、死に方が悲惨で有名なキャラなんです。その人と名字が同じ人が出てくるんですよ。「のうりん」の牛が逃げた場面で柿崎さんが歩いてたのを観て、「ああこれ死ぬなあ」ってもう約束でわかっちゃったんです。
じん : へええええー!!! それはすごいですね!
じゅん : あとはこれからどんな展開になるかだよね。すでに設定がぶっ飛んでて、アイドルが出てきたかと思えば舞台は農林高校だったり。そこは普通だったら絶対に繋がらないのに、なかば無理矢理転校して繋げてるわけだからね。
じん : それはでも、小説でも映画でもマンガでもそうですよね?
じゅん : だから、そこにいかに入り込めるかどうかだよね。絵も綺麗だし話の掴みもいいし、今後のストーリー展開に期待してる!
かじこ : 「のうりん」はもともとがラノべ(ライト・ノベル)なんですよね。だからこれからのストーリーも楽しみだなって。
じん : それはどういうことですか?
じゅん : ラノベが原作のアニメは、すでにある程度人気になってる作品が多いから、アニメでも人気になるものが多いよね。
かじこ : さっきの「ハルヒ」もそうだったんですよ。あと「のうりん」は、田村ゆかりさんとか花澤香菜さんっていう、とーっても人気の声優さんが使われてるので、それだけ力が入ってるアニメなんだなって感じます。
じん : 声優さんの歌の上手さはすごいですよね。
たくや : 僕はライヴの映像の臨場感が良かったんですよね。映像と歌がリンクしていて、一瞬引いたら恥ずかしいんですけど、生で見たら入り込めちゃう感じとか。
じん : 今期のアニメのベスト5には入りそうですか?
たくや : 間違いなく入りますね! もうブルーレイ予約してます。
じゅん : ちなみに、今期で「のうりん」以外のオススメはあるんですか?
たくや : 「Wake Up, Girls!」ですね。同じくアイドルものなんですけど、1話から辛気くさいんですよ。いきなり社長がお金を持ち逃げしたり、アイドルの子たちも続けられるか続けられないか、みたいな。新しいパトロンがいかにもそっち系な人で、水着とか持ってきていかにも汚れ仕事をやらされたり。
かじこ : でもオススメなんですね(笑)。
じゅん : 俺はまだ10本くらいしか観てないけど、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」ってアニメが良かったかな。
たくや : 徹底的に隠したエロ・アニメですよね。思春期的なエロスというか、二次成長みたいな。
じゅん : そう。おっぱいがあんまなくてムチムチしてないのにエロい。そこがいい。俺は基本的に二次元にエロを求めるのはNGだと思ってたんだけど、こういう絵ならエロもありかもしれないと思った瞬間だったね。俺はまたひとつ、新しい扉を開いてしまったかもしれない…。
じん : …… また今度アニメについて教えてくださいね、部長!
アニソンをハイレゾ音源で聴きたいあなたにオススメ!!
上原れな / 届かない恋 '13 short version
2013年10月から12月にかけて放送された「WHITE ALBUM2」の主題歌を歌う上原れな。彼女を含め、Suara、津田朱里(つだあかり)が所属するF.I.X. RECORDSは高音質に力を入れています。こちらはTVサイズのショート・ヴァージョンの未マスタリング音源。DSD2.8MHzと24bit / 96kHzのWAVの高音質でお届けします。本来ならレコーディング・スタジオでしか聴くことができない、貴重な音源をぜひ手に入れてください!!
>>そのほか、高音質でお届けするF.I.X. RECORDSの音源はこちら
ラノベ原作アニメが気になる君にはこれ!!
TVアニメ「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」オリジナル・サウンドトラック
「人生は選択の連続だっ!」2013年10月より放送中、スニーカー文庫の大ヒット学園ラブコメ「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」、通称『のうコメ』からサウンド・トラックがリリース! 作曲を担当するのはアニメ「ゆゆ式」劇伴や、「塊魂」「R4」「エースコンバット3」などのゲーム音楽で知られるsakai asuka! 「きらめき乳メモリアル」「UOGグループ社歌」「しろぶたくんのうた」など、センセーショナルな劇中歌も収録しています。
声優が好き? 「Wake Up, Girls!」の声優がアニソン・アレンジ・カヴァー!!
福原香織 / すぺしゃアニ研Vol.1 feat 福原香織 and ARM
歌って踊れる人気声優、福原香織と、ニコニコ動画で大ヒット作を連発する新進気鋭のアレンジャー、ARMのタッグによる名曲アニソン・カヴァー・シリーズ第1弾!! スペシャが初めて本格的にアニソンに挑戦。新レーベルであり“部活動"である「スペースシャワー・アニメ研究会(略称"すぺしゃアニ研")」が企画するシリーズCD。スペシャの目線で優れたアニソンを発掘。アニメ業界で活躍する声優とミュージシャンを起用して、新鮮でエキサイティングな音源を制作します。
ロック好きにも知られているかも?
岩崎琢 / 「ガッチャマン クラウズ」オリジナル・サウンドトラック -GALAX-
タツノコプロの「科学忍者隊ガッチャマンF」と聞けば、懐かしい人も多いのでは? 33年ぶりに引き継ぐことになったのが、2013年7月より放送していた「ガッチャマン クラウズ」。ロック好きにはWHITE ASHがオープニング・テーマをつとめていたことで知られているかもしれない。おなじみの「ガッチャマ〜ン」が、ボカロPとして活躍中のうたたP、toku(GARNiDELiA)、Treowの3名によって個性豊かにリミックス!! サントラ第1弾には未収録だった楽曲も。
おとといあにそん部バックナンバー
- おとといあにそん部 vol.1――TVアニメ「のうりん」
- おとといあにそん部 vol.2――TVアニメ「ノブナガン」
- おとといあにそん部 vol.3――TVアニメ「てさぐれ! 部活もの あんこーる」
- おとといあにそん部 vol.4――TVアニメ「極黒のブリュンヒルデ」
- おとといあにそん部 vol.5――TVアニメ「ジョジョ」シリーズ&「神々の悪戯」
- おとといあにそん部 vol.6――TVアニメ「ぷちます!! -プチプチ・アイドルマスター-」
- おとといあにそん部 vol.7――TVアニメ「一週間フレンズ。」
- おとといあにそん部 vol.8――TVアニメ「人生」
- おとといあにそん部 vol.9――2015年冬アニメ・チェック!
- おとといあにそん部 vol.10――2015年春アニメ・チェック!
- おとといあにそん部 vol.11――2015年夏アニメ・チェック!