ライバルであり、1番心強い仲間
——上西さんのお姉さん(上西恵)はすでに卒業されていますが、おふたりはどちらも姉妹でNMB48 (青原の妹、優花はともに9期生)、という共通点があります。姉妹で同じグループとして活動するのって、どういう感覚でした?
上西:私はお姉ちゃんが1期生で、アイドルとしては大先輩だったんです。1年くらい活動が被っていたんですけど、その間にいろんなことを教えてもらいました。お姉ちゃんの存在ってすごいなと思います。でも同期で活動するとなると、私やったら負けず嫌いなので毎日喧嘩している気がします(笑)。でも和花ちゃん姉妹は仲良しで、妹の優花ちゃんのことを面倒見たり、教えてあげたりしているよね。

青原:そうですね。妹はダンスの経験がなかったので、1曲を全部歌って踊る最終セレクションにすごく苦戦していたんです。家で鏡を見ながら一緒に練習していました。
上西:ライバルであり、1番心強い仲間だね。
——青原さん姉妹はどちらが先にNMB48に応募しようとしたんですか?
青原:完全に私です。18歳でNMBに入ったんですけど、実は6期オーディションくらいから受けていたんですよ。今回のオーディションは私自身、年齢的にも諦めかけていたんです。だから妹には絶対入ってほしいという気持ちがあって、思いを託しつつ、「一緒に受けて!」と頼みましたね。
——実際一緒に活動してみていかがですか?
青原:活動する前は「仲悪くなるんかな」と思っていたんですけど、むしろ真逆ですね。年が4つ離れているので、生活リズムが全然違っていたんですけど、NMBで一緒に生活する時間が増えたので加入前より仲が深まったなと感じています。
——上西さんはお姉さんと活動していた時期はどうでしたか?
上西:お姉ちゃんが加入したときは私が小学校低学年くらいだったので、一緒にいた時間がそんなになかったんです。でも私も加入すると、本当に仲良くなりましたね。ファンの方にも「姉妹じゃなくて友達みたいだね」と言われることが多いんですけど、そういうふうになれたのもNMBに入ったからだと思います。
——大変だったことはありますか?
上西:最初はどうしても「妹」というイメージがついてきたので、そこは大変でした。でもそれが逆に自分のやる気を起こさせるきっかけになったと思います。
青原:普段から妹が私のことを好きすぎるんです。でもいつか別のチームに配属されて離れることもあるかもしれないので、私がいなくて大丈夫かなと心配になりますね。

——せっかくふたりでのインタヴューなので、お互いに質問したいことはありますか?
青原:そうですね…。私はポジションや動線を覚えるのがすごく苦手なんですけど、どうやって覚えていますか?
上西:もう慣れていくしかない! 私は勉強と一緒で読んだり見たりして覚えるタイプなんやけど、人それぞれ覚え方も違うし。その場に立って練習することが大事かな。
青原:実践してみます(笑)。
——真剣な眼差しで聞いていますね(笑)。逆に上西さんから青原さんへ聞いてみたいことはありますか?
上西:選抜メンバーに入るという1つの目標を叶えられたと思うんやけど、この先の目標を聞きたいです。
青原:まだ私は知名度がないと思うんですよね。この前のフェスでも「この子誰?」というコメントを見たりして、NMBを知っているファンの方でも私のことを知らない方がたくさんいるんだなと思いました。なので、まずは青原和花という存在を知ってもらって、NMB48に貢献できる存在になりたいですね。
上西:素敵!
