2023/05/10 18:00

優秀なミュージシャンが消えていくんじゃないかという危機感

──まず、この日のライヴのことからお話ししてもらえますか。

加藤ひさし(以下、加藤):この1月15日のライヴっていうのは、去年発表したアルバム『ジューシーマーマレード』のリリース・ツアーのファイナルという位置付けが俺のなかでは強かったんだよね。当然、ニュー・アルバムからの新曲もすごく多い。今回のこのライヴ・アルバムはその1月15日のステージを、そのまま曲順通りに収録したの。MCは一部カットしているけどね。いまってSNSでこっちが悪気がなく言ったことでもいろいろ揚げ足取られたりとかすることが多いし。俺が言ったことで俺が責められるのは全然問題ないんだけど、これはTHE COLLECTORSのライヴ。バンドとスタッフ、レコード会社や出版関係の方々にも迷惑かけるのが申し訳ないかなと思って。だからトークの部分は少し編集してる。逆に言えば、MCはもうライヴに来た人だけのお楽しみだね。

──ただ、それが結果としてライヴ・アルバムとしてのスピード感、ダイナミズムに繋がっていると思いました。

加藤:そう思ってもらえたら本当に良かった。実はこの2023年、マンスリー・ライヴが1年続くのね。つまり全部で12回ある。だったら、この12回分を同じようにダウンロード販売していきたいなって思って。だから、このマンスリー初日公演を収めたライヴ・アルバムは、その第1弾ってこと。これ全部これからも出る。というか、これを出したいの。2月も3月も4月もこれからも全部。もちろん動画配信もあるんだけど、その後に音源も出していく。マンスリーを継続させながら、この1年のライヴをアルバムにして配信でどんどん発売していく……っていう、もう、とてつもなく恐ろしい作業になっていくんだけど、これやる理由のひとつは、実は2020年のコロナ禍突入になったときに、ほとんどのロック・バンド……あとは芸能の人もアーティストもステージに立つ人が、みんな活動できなくなったじゃない? それで活動の場をみんな配信に求めたわけだけど、正直、ライヴ配信の音ってお世辞にもいい音じゃないんだよ。当然、その場……ライヴ会場にいるわけじゃないから、聞き手のそれぞれがiPhoneで聴いたり、パソコンで聴いたりだから仕方ない部分もあるんだけど、音が悪いと下手くそな演奏に聞こえるし、逆にマイナス・プロモーションになっちゃうし。こんなことやってたら配信ライブをみんな飽きられちゃうよ、と思ったわけ。配信なんてこんなレベルなんだってね。だから俺たちの配信は、DVDにして販売しできるぐらいのクオリティを保証できるくらいミックスや映像編集とかをしっかりとやって見せていこうっていうのをコンセプトにはじめたの。でも、有料配信している期間はコロナ禍初期の頃は4日ぐらいしかなくて、その4日のために、ものすごいエネルギーを費やして映像の編集と音の編集をやってきたわけね。それが後にDVDボックスになったりはしたんだけど、それと同じように今回のマンスリー・ライヴをやる上で、このすごいエネルギーを使って編集もミックスもしている。そこで、これだけ丹精込めて作った音は、みんなに買ってもらいたいっていう気持ちになってね。配信で観て終わりじゃなくて、手元に置いてもらって何度でも聴いてもらいたいって思ったよ。

──確かにコロナ禍のライヴ配信は、おおかたが一時的、急場しのぎのようなものが多かった印象です。やらないよりはいい、という。

加藤:でしょ。でも、そうやっていい音で完成させても、いまはCDを買う人も限られている。かといってサブスクで聴かれてしまうと、とてもじゃないけど制作費をペイできるまでに時間がかかっちゃう。すごい再生回数を重ねないといけないからね。そこで考えたのはダウンロード販売がいちばん良いということ。しかも、このOTOTOYみたいにWAVファイルとか、CDと同じ音質、もしくはハイレゾなどCD以上の高音質でダウンロード販売しているところで買ってもらったら、いい音で完成させたライヴ音源をくりかえし楽しんでもらえる。だってさ、俺たちのライヴ・レコーディングって、48kHzの32bitっていう、CDより遥かに高音質で録音されてるわけなんだよ。俺たちはそういう音質で作ってて、それをCDにして販売するにあたっては、わざわざダウン・コンバートしてるってわけね。だから、今回のライヴ・アルバムはCD以上の音質でも聴けるし、もしくはCDが好きだっていう人はWAVファイルでダウンロードして、iTunes / Windows Media Playerを使って自分だけのハンドメイドCDを作ればいいじゃない。それもいらないよっていう人はもっと軽い圧縮ファイルで聴けばいいし。いずれにせよ、買ってもらわないと聴けないよっていう状況を作らないと良くないなと思ったの。じゃないとミュージシャンはみんな干上がっちゃう。とにかく、買わないと聴けない、というのを常態にしていきたい。そこだけは死守していきたい。

第一、さっきも言ったけど、高音質で録音して、それをミックスだの編集だのに何日もかけてやってるものを、数日の配信だけで終わらせるのは癪なんだよ。その思いがこの企画のはじまりかな。

──加藤さんがそこまで音質にこだわっていることは、熱心なファン以外には意外と伝わっていなかったような気もします。加藤さん自身は熱心な音楽ファンだし、加藤さんの趣味嗜好から多くのイギリスの音楽を知ったというリスナーも多いはずですが、ライヴ録音にそこまで熱意を傾けているということももっと知られるべきですね。

加藤:そうだね。そもそもレコーディングの音質に関していえば本当にデビューしたときから、すごくこだわってたのね。ただやっぱりデビューしたての頃は自分もレコーディングがどういう感じで行われるかとかわかってなかったし、そういうことを知らないままこの世界に飛び込んだわけじゃない? ただ、漠然と1960年代なのにザ・ビートルズはなぜあんなにいい音なのかっていうことはずっと考えていたし、フェアチャイルドっていうコンプレッサーがあったから当時はああいう音になったってことを知ったりするうちに、自分たちでも試してみたくなっていったんだよね。つまり、高価でレアなフェアチャイルドを持っているエンジニアと、レコーディングしたくなった。だから4枚目(『PICTURESQUE COLLECTORS’ LAND~幻想王国のコレクターズ~』1990年)は飯尾(芳史)さんにお願いしたわけ。それくらい、実は昔から音作りにこだわってたの。いまにはじまったことじゃない。ただ、いい音の作品を作って買ってもらわないといけないっていう状況を作らないと…と思ったのはここ数年。やっぱり自分もYouTubeとか簡単に観るし、映像だとNetflixとか入って、いろんなものを観るんだけど、その再生回数への対価の支払い方だと、どう考えてもプラットフォームを作った会社ばっかりが潤うようになってて、いちばん大事な音楽を作ってる人たちまで届かないんだよね、残念ながら。これをなんとかしていかないと優秀なミュージシャンが消えていくんじゃないかというすごい危機感があってね。

あともうひとつは、『ジューシーマーマレード』ってすごく自信作だったんだけど、売上の結果は難しいものだった。CDの売り上げっていうのが年々…それも世界中で落ちてて、もちろん俺たちも落ちてきているのがわかっていたし、実際『ジューシーマーマレード』で痛い目にあった。確かにサブスクがあるから買ってもらえないってのもあると思う。だから、買ってもらうためにはサブスクから切り離す、ということをやる必要があるかもしれないって。もちろんサブスクだけのせいではないのかもしれないんだけれども、ただ、もう、ミュージシャンってやっぱりレコードとかCDとか、そういう定価がしっかりしたものを売っていかない限り、なかなか収益が出ない。もちろんサブスクで聴いてくれた分だって収入として入るんだけど、とてもそれは生活していけるようなレベルじゃないんだよね。そこを変えていきたいという思いが、『ジューシーマーマレード』を作って売って改めて気づいたというのもある。いま、サブスクやってる会社も作り手のことを少し考えてみて欲しいと思うよ。

THE COLLECTORS「ジューシーマーマレード」MUSIC VIDEO
THE COLLECTORS「ジューシーマーマレード」MUSIC VIDEO

この記事の筆者
岡村 詩野

音楽評論家/ 音楽メディア『TURN』(turntokyo.com)エグゼクティヴ・プロデューサー/ 京都精華大学非常勤講師/ オトトイの学校 内 音楽ライター講座(https://ototoy.jp/school/ )講師/ α-STATION(FM京都)『Imaginary Line』(日曜21時〜)パーソナリティ/ 『Helga Press』主宰/ Twitterアカウント ▶︎ @shino_okamura / Instagram ▶︎ shino_okamura

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この記事の編集者
梶野 有希

1998年生まれ。誕生日は徳川家康と一緒です。カルチャーメディア『DIGLE MAGAZINE』でライター・編集を担当し、2021年1月よりOTOTOYに入社しました。インディーからメジャーまで邦ロックばかり聴いています。

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YAYYAYワールドをさらに広げていく──フリーダムな制作スタイルから生まれる世界観

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いい曲を作ることがいいライヴへ繋がる──神はサイコロを振らないがパフォーマンスへかける想い

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大柴広己が最終的に辿り着いた場所──ひとつのストーリーを締め括る『LOOP 8』から8年間の歩みを辿る

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「この10年間でいま、いちばん音楽を楽しめている」──『モンスト』コラボレーションを経て実感したKANA-BOONの変化

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ともに変化を遂げるKeishi Tanaka × 松村拓 対談──ふたりが考えるソロ活動とは?

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TWEEDEES『World Record』を2名の評者が徹底レビュー!──メッセージ性や音質の違いに迫る

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TWEEDEES『World Record』総力特集!4年ぶりの新作の魅力をたっぷりとお届け!

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世の中を静観し、様々な“世界”を旅したTWEEDEESが新作でみせたい夢

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ライブ配信アプリ「17LIVE」でのユニークな音楽活動とは?MASUNARIのいまに迫る

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東京初期衝動のしーなちゃんが語る、初の“ビッグ・シングル”と好きなものへの向き合い方

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シューゲイザーの入口を作るべき──ハイブリッドなバンドを目指すクレナズムが紡ぐ多彩な新作

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一生を終えたあと、貴方のなかに残る音──死生観と向き合いながら、前進したmollyの現在地

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社会人になるタイミングで結成!多様な音楽を取り込む気鋭のバンド、Seukolって何者?

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SPiCYSOLのいまのベスト盤ともいえる新作──四季の巡りと時代の遷移を湘南サウンドへ

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直江晋太郎(Mercy Woodpecker)× シロナカムラ(ユレニワ)対談──新たな出会いへの期待を胸に挑む〈MASH A&R presents「Treasure Tour」〉

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ドレスコーズからすべての“頭の悪い”若者のために、愛を込めて──新作『戀愛大全』

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四方颯人 × 岩渕想太 対談──MASH A&R presents〈Treasure Tour〉で提示する現代のバンド像とは?

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”声優”ではなく、山村響という“人”が届ける音──メイン・ディッシュだらけの新作になった理由

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ロックの矛先はパラダイスではない──踊ってばかりの国の日常と精神性を映した新作EP

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どこでも踊ろう!──the telephonesを全員で見つめ、生まれた“極踊”な新作

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メロコア・シーンの希望、IF──期待の新バンドはなにを思い、なぜ動き出したのか

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谷口貴洋が考える、綺麗なだけではない美しさ──人間らしさを実直に描いた6年ぶりのアルバム

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変化しながらも、大切なものはなくさない──GLIM SPANKYの美学と挑戦を反映したアルバム

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インスト・ロック・バンド、johannが歩んだ15年間。そして新たに見つけた映像×音楽の可能性とは?

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バンド解散を乗り越え、ひとりで音楽と向き合うということ──歌心を愛おしむ、岩崎優也の初作

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これは、人生の副作用──“なにもない”現状を映した、illiomoteの新作EP

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さとうもかのポジティヴをあなたへ──素直になることで生まれたシングル「魔法」

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tacicaのサウンドメイクと歌詞世界を最速で探る──〈『singularity』先行試聴会〉イベント・レポート

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音楽と遊ぶバンド、Helsinki Lambda Club──気持ちいいサウンドを追求した、ミニ・アルバム

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もう『正気じゃいられない』! ── マハラージャンの様々な視点と発想が活きた、正直な新作

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経験と個性を活かす奇才ポップ集団、YAYYAY──セカンド・アルバムに向けて動き出した一歩

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優河 × 谷口雄(魔法バンド)× 笹倉慎介 ──バンド・サウンドでの表現と追加公演への展望を語らう

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ネクライトーキーが再び彩る石風呂楽曲──個々の成長が紡ぐ、愛あるセルフ・カヴァー集『MEMORIES2』

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2022年3月〜5月)

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松本素生(GOING UNDER GROUND) × 半田修土(灰色ロジック) ── なぜ対バンすることになったのか。夢の共演へかける想い

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UlulUのファーストアルバム、ついに完成──ふたりの評者がそれぞれの視点で徹底レビュー

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KAGEROとILYOSSを手がける、白水悠────対照的なふたつのバンドの軌跡と可能性を語る

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これまでのイメージに囚われないで──“THEティバ”というなにかを目指す、ふたりの一歩

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SPiCYSOLが自由であり続けるために──2作品に込めたナチュラルな言葉とフリーな精神

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Emeraldの10年間を体現した初ワンマン〈TEN〉ライヴレポート

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歪でヘンテコな感性だって美しい──猫田ねたこがソロ活動を通してみつけた強さ

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視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

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詩に多種多様なキャラクターを宿して──“まなざし”を意識した、Predawnの新作

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SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

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デビュー25周年を迎えた岡本真夜──ベールに包まれたアーティスト像と人間性を探る

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「これがあるじゃん」の先は、それぞれで考えましょう──折坂悠太がたどり着いた『心理』

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前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

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自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

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イズミカワソラ×ニラジ・カジャンチ ── 新作『Continue』の意外な制作過程を語る

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ただ、承認されて自立していたい──励ましもせず、突き放しもしないステレオガールのアティテュード

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出発点である自分と向き合うきっかけに──ミクロを意識したJYOCHOの新作

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1万通りの1対1を大切にするpolly──つぶれかけていたロマンを再構築した新作

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理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

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これも、あれも、全部YAJICO GIRL──新作EPから聞こえる数々の好奇心

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2021年10月〜12月)

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バンドサウンドの必然性を深く問う新作──étéが鳴らす、流行へのカウンター

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原動力は「なにかを壊したい」という気持ち── 光と影が交差する、イズミカワソラの歩み

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PEOPLE 1 『PEOPLE』クロスレビュー  ── 集団として闘い、大衆を救う決意

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余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

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The fin. 『Outer Ego』クロスレビュー  ── 主観と客観を行き来する、普遍的なポップ・ミュージック

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“あなた”がいるからこそ綴られた、足立佳奈の言葉

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初ミニ・アルバムのテーマは“脱出ゲーム”!? ── ポップで攻撃的な5人組、あるくとーーふの全貌

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ポップなPARIS on the City!が、泥臭いロック・サウンドに振り切るまでの歩み

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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BALLOND'ORの止まらぬ鼓動! ── 国内外から注目を集めるサウンドの生まれ方

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キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

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京都から現れた、あえて言おう“すごいバンド“! WANG GUNG BAND!!!

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谷口貴洋はどのように育ったのか?ー自由で冷静な人間性の生まれ方

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ネクストモードなEmeraldが伝える制作の秘訣──10年間で培ったバンドサウンドの楽しみ方

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日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

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謎多きアーティスト・マハラージャン──2つの新作から浮かび上がる人物像とは?

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Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

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自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

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[インタヴュー] THE COLLECTORS

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