2024/09/25 12:00

夢はアリーナ!

──素敵な6曲だと思います。あまりTOYさんに話を振れませんでしたが、さっき “世界に君一人だけ” のアレンジを「歌を聴かせる」という目標を立てて練っていった、という話がありましたよね。ドラムではどんなアプローチをしましたか?

TOY(Dr.):曲を決定する要素のひとつとして、跳ねるか、フラットに行くかとか選択肢はあるんですけど、PAELLASの人らとアレンジを進めていく上で「完全に決定しなくていい」っていう方向性を学んだというか。どっちにも取れるようなアプローチをとることでちょっと深みが出るというか、主張しすぎず幅が持たせられるというか。それは新鮮でした。

──高度な話ですね。

藤澤:ドラムはめっちゃ高度な話になりますよね。Ryosukeさんとbishiさんとも、めちゃめちゃ細かい専門的な話をずっとしてました。

TOY:リズムって曲のいちばんではないけどすごく大きい要素のひとつで、それぞれのデモのよさがいちばん引き立つようなテンポ、フィーリング、ノリの模索にはどれもめちゃくちゃ苦労したし、思い入れがあります。例えば “ゆ” はメロディがゆったりしててシンコペが多く入ってるところに雰囲気が出てるので、そこにどういうリズムを掛け合わせていくか。自分の中では、いままでとちょっと違う新しいアプローチができたかなって思ってます。リズム・パターンじゃなく、ハイハットのアクセントの位置で表現するっていう。そこでベースとの絡み、メロディのリズムとの絡みがもっともっと心地よくなる。上モノの規則的なリズムとも相まって、湯上がりの心地いい感じをリズムの絡みで表現する、みたいな。

──ベース・ラインも全体にすごくよかったと思います。

藤本:ありがとうございます。けっこう僕、いつもは頭の中で鳴ってるラインを弾いたり、アイデアを持ってきてそれを具現化するみたいな形で作るんですけど、今回は京都にいたときに作った “ゆ” と “うわついた気持ち” 以外の4曲は、ベースとドラム、もしくはベースだけでひとつの部屋に詰めて、レコーディング当日もフレーズ変えちゃうみたいな感じで作っていったんです。どっちかというとグルーヴ勝負みたいな感じで、持ってきたフレーズも絶対変わるし。しかもアドバイスが抽象的というか、「いま出たやつかっこいい」みたいに言われるけど、自分は覚えてないみたいな(笑)。

大池:みんなそれぞれ言ってくるし。特殊な環境やったな、あれ。

藤澤:でも途中から藤P(藤本)さんが鬼の覚醒をし始めて、全員の意見を「わかった」みたいになって(笑)、急に次々と繰り出してくるフレーズがいちいち最高で。あれはやばかった。

藤本: “世界に君一人だけ” のアウトロのベース・ラインは当日どうやって弾いたかわからんくて、後でコピーしました(笑)。

藤澤:あの曲のサビのベース、僕がスタジオに遅れて行って、着いたらちょうど完成するくらいだったんですけど、聴いて「僕らの曲ってここまで来れたんだ! 」って思いました。あの曲ってアプローチちょっと面白くないですか?  サビのノリが一定じゃないというか、ここでは表になって、ここでは裏になる、みたいな。

藤本:それこそシンコペーションの位置が変わるから。

藤澤:そこがはまると歌がめっちゃ気持ちよくなる。あの部分をいちばん操ってるのは、僕の中ではベースなんですよ。「わ、こんな曲になるんだ。えぐ」ってすげえ感動してました。サビの多幸感も一気に増して、コードとベースとドラムとヴォーカルだけでもういい、ってなった曲です。

──懊悩を経て悟りを開いた結果ですね(笑)。

藤本:あのサビだけで30周ぐらいしたと思います。サビは16のハイハットのノリが印象的やから、間にゴースト・ノートをけっこう入れててます。言葉が多いから、そこにはまるんかな。

藤澤:今回、ケンカがめっちゃ少なかったんですよ。そいつがどんだけ時間かけてそのフレーズを練ってきたとか知らないでみんな好きなこと言うから、揉めがちだったんですけど、今回は阿南さんたちが「それはそれで、もう一回やってみよう! 」って言って、俺らは「ウォーイ! 」みたいな、部活みたいな感じになってて(笑)。本当に音楽だけにリソースを割けて、めちゃめちゃ楽しかったです。


藤本:ベースとドラムは運動部みたいな感じやったよな。で、ギターは文化部みたいな。

藤澤:それをみんなが歌を引き上げるためだけにやってくれてるのがわかるんで、「うわ~、なんて贅沢なんだ」みたいな。バンドって曲作ってるやつが王様みたいになりがちじゃないですか。僕はそういう経験をしたいと思ったことはなかったけど、「なるほど、そら王様っぽいやつ出てくるよな」ってなりました(笑)。

藤本:次郎を王様やと思ってやってたわけじゃないけどな(笑)。

大池:楽曲のためやから。

藤澤:もちろんね。でも個人的にはそういう気持ちよさはあった。「歌を聴きやすくするためにやろう」っていう軸がひとつできるだけで、こんなに部活感が出るんだなってのもあったし。

──長時間ありがとうございました。《僕は音楽やバンドが大好きなんだ》というインタヴューになったと思います。最後に、浪漫革命が東京で何をやりたいか、話していただけますか?

藤澤:めっちゃ売れたいっす。浪漫革命の将来をどうしたいかっていう話をしたときに、例えば俺は「ある程度みんな食えて、みんなでずっと音楽やっていけたらいい」みたいに、それぞれの夢を語ったんですけど、藤Pさんが「俺、アリーナ立ちたい」って言って、半笑いが起きたんですよ。でもそれってすなわちめっちゃ売れたいってことだし、「俺も立ちたい」って思ったんですよ。「アリーナに立つためには東京に行くしかないよ! 」みたいな話になって、アリーナを目指して東京来たんで、僕はいまの浪漫革命の目標はアリーナに立つ、アリーナでワンマン・ライヴをできるようになることなんじゃないかなって思ってます。

大池:それや。それやね。

藤澤:あと、個人的な目標なんですけど、もっとバンドの文化を盛り上げたいです。自分が例えば椎名林檎さんとかミスチルの櫻井(和寿)さんくらいの人物になれたら、バンドマンが主催する賞レースみたいなのを作って、音楽やバンドが好きな人が部活のようにそこを目指せるようになったら楽しいな、とか。

TOY:僕もひとついいですか?  スポーツが好きなんで、オリンピックとかワールドカップのテーマ・ソングをいつかやりたいです。

大池:それマジで激熱やわ。

──ゆずの “栄光の架橋” みたいなことですよね。

TOY: “栄光の架橋” ってアスリートにぶっ刺さりまくってて、試合前とかに聴いてみんな励まされて、ゆずのライヴにアスリートが大挙押し寄せるみたいな。そういう存在になりたいっす。

藤澤:甲子園の応援ソングとかもいいですね。

大池:俺、上京してから浮かれちゃって忘れてたんですけど、みんなで「京都を東京に持っていく」って言ってたのを最近思い出して。やっぱ京都感っていうのはなかなか、東京で暮らしてたら感じないじゃないですか。ライヴでも楽曲でもいいんですけど、京都感を東京に持ち出したいっていう目標を最近、再認識しました。

藤澤:東の京都にしたいよね。東京都だから。

大池:とりあえずこの高層ビルたちをぶっ壊したい(笑)。

藤本:僕は漫画とか映画が好きなんで、そういうものを作ってる人らと一緒に作ってみたいです。タイアップじゃないですけど、自分が好きな作品の曲を作れたらすごい楽しそうやなと思います。

後藤:僕もちょっとかぶっちゃいますけど、もともと広告の音楽とか映像のサントラに憧れがあって。なのでトヨタのAQUAの曲を作らせていただいたのもすごく楽しかったし、特に映像の人ともっともっと関わってみたいです。


編集 : 西田健、石川幸穂

上京後の勝負の1枚! 高度なアレンジにも挑戦


ライヴ情報

〈PRAY for ROMANCE〉
◼︎東京公演
日程 : 2024年10月14日(月・祝)
会場 : 月見ル君想フ
時間 : OPEN 18:30 / START 19:00

◼︎京都公演
日程 : 2024年11月8日(金)
会場 : 磔磔
時間 : OPEN 18:00 / START 18:30

◼︎名古屋公演
日程 : 2025年1月12日(日)
会場 : CLUB UPSET
時間 : OPEN 17:30 / START 18:00

〈NEW ISLAND FESTIVAL〉
日程 : 2024年12月21日(土)
会場 : 味園ユニバース
時間 : OPEN 15:00 / START 16:00
ゲスト : 順次公開予定

〈ROMANCE is not DEAD〉
日程 : 2025年2月2日(日)
会場 : 恵比寿 LIQUIDROOM
時間 : OPEN 17:00 / START 18:00

浪漫革命のほかの作品はこちらから

PROFILE:浪漫革命


2017年5月5日京都にてこどもの日に立ち上がった5人組バンド。
日本人の持つ浪漫、音楽の持つ浪漫、今の時代に確かに在る浪漫、それらをこよなく愛し、音楽はいつだって黎明期であることを言じた革命児達。

■Web:https://romankakumei.com/
■X:@romankakumei
■Instagram:@romankakumei
■YouTube:@romankakumei

この記事の筆者
高岡 洋詞

フリー編集者/ライター。 近年はインタヴュー仕事が多いです。 https://www.tapiocahiroshi.com/

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この記事の編集者
石川 幸穂

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