2024/10/21 19:00

ハイレゾ前夜、CDを超える体験をもたらす、デジタル高音質配信へ

本記事同時公開『年表 : OTOTOYの15年と日本の音楽配信史』を参考にぜひご覧ください

年表 : OTOTOYの15年と日本の音楽配信史

──個人的に大きな出来事は、2008年にナイン・インチ・ネイルズが新作『The Slip』を7月のCD版リリースを前にフリーダウンロードでリリース。ファイルのなかには24bit/96kHzのハイレゾ音源も入っていたという。レディオヘッドもその前にダウンロード先行というのをやっていたんだけど、たしか160 kbpsとかの圧縮音源で。

ミト : これは大事件でしたね。

──音源自体データでも、単に広めるためにあって、お金を稼ぐのはその後のライヴで、というスタンスの先取りをしたような感覚もあった。そのときトレント・レズナーは、レディオヘッドのやったことは劣悪な圧縮音源をエサにCDを買わせるトリックだ、みたいなことを言って非難している。その半年後にSpotifyが海外でスタートしているのが象徴的ですね。

竹中 : このあたりの出来事は違法の方のナップスターから一周してという感じがありましたね。

──当時はまだハイレゾとは言ってなかったと思いますけど、ナイン・インチ・ネイルズが配信して、高音質のファイルがなんかすごいらしいぞ、という認識が広がり始めたと。当時は回線的にもまだダウンロードするのも何時間もかかるような時期だったと思います。

ミト : 半日で終わらなかったかもしれない。 

──『配信おじさん』(編注11)にも載ってますが、ミトさんに当時話をきいてるんですね。ハイレゾはなにがすごいのか。当時すでにスタジオではハイレゾ・スペックの高音質でレコーディング、制作していた。でもCDに入れるためにそれをわざわざダウンコンバート(編注12)して、音質が劣化しているんだという話だった。ハイレゾだったら、スタジオで録ったままの音質をリスナーに届けられる。それが非常にうらやましいということをおっしゃっていました。CDというフォーマットがレコーディング環境の進化に対応できなくなっている、というのをそこで知ったわけです。

編注11 : 2008年〜2013年に小野島大が「ミュージックマガジン」誌で取材・執筆していた音楽配信関係のトピックを扱う連載記事。『音楽配信はどこへ向かう? ― アップル、ソニー、グーグルの先へ…ユーザーオリエンテッドな音楽配信ビジネスとは?』(インプレス)として電子書籍化。

編注12 : CDのデータ規格は、16bit/44.1kHz。現在売られているロスレスはここに準拠する。

ミト : あの頃、物理メディアで聴くしかないということに懐疑的な気持ちを持ってたんです。メディア自体を共有することの楽しみはあるんだけど、音楽として共有するときってライヴとか目の前に近い形がベストだと思っていて。そういうところのジレンマをCDという箱に無理やり入れてしまっていてる感じすらあって。そのジレンマを解放するためにもっと他の方法、例えば大容量のデータが落とせる環境があれば、そっちの方が絶対的に情報量があって良いに決まっていると。そのときは、ようやくストレスのない感じで音源を提供できる環境が整ったんじゃないかなと期待をしたんだと思います。

──2009年にはクラムボン「NOW!!!」のハイレゾをrecommuni先行で配信するという出来事がありました。

ミト : これはたまたま〈ハードコア・クラシック・チューンズ〉をやった日に、ちょうど「NOW!!!」のミックスダウンをやって、それをみんなに聴いてもらおうと24bit/48kHzで持っていったんです。デジタルの高音質の環境で、爆音でもって聴いてもらおうと。そこにいた人たちがそのダイナミックスも含めて、「こういうことなんだね」みんな揃って無茶苦茶イイって言ってくれて。このまま出せないかなって話をしていたら、その中に、健太郎さんがいたんですよ。「うちで実はそういうのやってるんだけど」って。そのままハイレゾで出そうよってなったのが最初ですね。次の日にはメンバーと事務所に話して、レーベルに掛け合って、で、自分が「こういうことやりたい」って言い出したら大概のことは引かないことがみんなわかっているので(笑)。「やってください」ってなって。

──当時のレーベル(コロムビア)との関係はどうだったの?

ミト : 最初はやっぱりシビアでしたね。配信で、ハイレゾで、しかもアルバムで出してない新曲でという。アルバムで出すことはすでに決定していたんですけど。そういう突飛なことに参加しやすいバンドだと思われていたと思うので、当時のコロムビアのディレクター・チームも、変なプロモーションとかではなく、いいカタチで広められるんじゃないかって(上に)掛け合ってくれて。

竹中 : スタジオで聴いている音質と、CDで聴いている音質が違うって事実は業界内なら誰でもわかっているわけですねよね。レーベルとかスタジオ関係者のところにしかスタジオ・クオリティの音源が残っていないという状況で、CDクオリティを売っていて良しとしているレーベルの感覚が僕にはよくわからなくて。変な話、新作が出るたびにスタジオ・クオリティのサウンドを聴くイベントだって考えられたはずで。そういうことがなんで起こらないのか素朴な疑問として思ってましたね。

ミト : やっぱりレコード会社はまだパッケージ全体を売るという感覚で音楽を見ていたと思うし……。

──レコード会社から見ると、レコード会社と契約を結んでCDを売る特約店(契約レコード店)との関係性があって、そういうところへの配慮がまだまだ当時は大きかったんだと思う。特にコロムビアみたいな老舗はそれが強かったんじゃないかな。

ミト : 音楽という見えないものに価値を付けている商売でありながら、さらにデータという見えないモノのプロモーションをすることに恐怖があったんじゃないかなと。あとは「本当に音だけで(音楽ソフトの価値が)わかるのかな?」っていう。そこは音楽をどれだけ信じているかによりますよね。

音楽の「売り方」の変化

──もちろん全員ではないですけど、昔からレコード会社の人ってびっくりするくらい音質とかに無頓着なんですよね。

ミト : まぁ、そうですよね(苦笑)。

──昔、洋楽では新譜の試聴会ってよくあったんですよ。メディアとかライターを集めて、レコード会社の会議室で試聴会やるんだけど、鳴らすのは情けなくなるぐらいショボいオーディオセットで、一度なんてテレビのスピーカーで某テクノ・グループの新譜聴きましたよ(笑)。

ミト : いまのレコード会社のA&Rって全員とはいわないけど、ちょっと発想がコンサル発想という感じがして。音楽が純粋好きでこういう風に広げたいってことよりも、自分はこの音楽を使ってこういうことをやって、レーベルの威厳を出したい、あわよくば業績のバッヂになればいいというようなことの方が強い気がするんでよね。昔にくらべて。「アーティストの音楽が良いから」、というよりは「このアーティストがこの世間にこういうアプローチができるぞ」という。

──楽曲というよりもアーティストというアイコン性を売るという方向性?

ミト : そうかもですね。

──最近はさすがに少なくなりましたけど、128kbpsのMP3とかで平気で送ってくるところもあった。送ってくれるのはありがたいけど、これで音楽の内容を判断しろって無茶すぎる。

ミト : 本当にその手の感じは、無茶苦茶あることだと思いますよ。かたや借金背負って自分たちのスタジオを建てて、寝る暇も惜しんで、寝ても覚めてもその曲のミックスのことしか考えられなくて、そうやってようやくできた音楽を、プロモーション用によくわからないショートサイズのダイジェスト版とか作って、配布されたりすると「なんだこいつらは……」とか思ってたりしましたよ(笑)。

──ミュージシャンは精神を削って最良の音を届けようとしても、レコード会社に渡すと「全曲を聴かせる必要はないからダイジェストでいいや」って、抜粋版とかいわゆるスニペット音源(各曲のイントロだけを切り出したもの)というのが出てくる。事前プロモーションに間に合わせるために完成前のラフミックス音源とか未マスタリング音源とかもよく送ってきてましたけど、あんなの海外の大物アーティストでは絶対考えられない。

ミト : そういうことじゃないんだよ、というのはいちから説明しないといけないとかね、本当に。今だったらインディだから、誰にお金もらってるわけでも払ってるわけでもないから最後まで自分たちがコントロールしてという覚悟があってやっている。だけど、特に当時はメジャー・レーベルに属していて、音楽において最も重要な出版という資本をレーベルが持っているのに、メディアやライターにラフ・ミックスを送ったりとか、その音楽の価値をどんどん下げるようなことをするなよとい言いたくなりましたね。……今日はだいぶおもしろい話してるな。

一同笑

竹中 : さっきのA&Rがコンサル的な動きをするというのは、サブスクリプション的な音楽の売り方と極めて相性がいいんだろうなという。

ミト : そう、そうなんです。補足すると、そういう意味で機能する方向になるという発想は間違いないと思います。そこの軸にちゃんと音楽があるかないかというのが実は結構難しいところで。そこは作ってる側、バンドであれば音楽が軸にあって欲しいと思いますよね。

──コンサル的なところとサブスクリプションの相性が良いというのはどういうことですか?

ミト : たとえば最近のVTuber系の話で、しぐれういさんの「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」という曲が話題になったんですけど、冗談で作った音楽で。しぐれういさんが幼い子になってロリータ好きな男性のユーザーをこき下ろすというような曲なんですが。ただ、これはアーティストのまわりの人たちが動画に出したら跳ねるとわかって、冗談で作った曲というのが密接につながっている。結果、めちゃくちゃ売れた曲になっちゃって。こういうタイミングでこういうことをやったら人は反応するんじゃないかっていう、いろいろなところの「数」にコミットさせるようにする企画力。ストーリーとか順番を作るのがコンサル的なものですよね。

竹中 : 自分が説明しようとしたらミトさんが言ってくれた(笑)。いわゆるマーケティング的ですよね。

──リリース時期や方法を自由にコントロールできるサブスクだからよりやりやすいと。

ミト : そうですね。もはやリリース日とか関係ないというか。むしろ動画として公開するときに、音楽とは別のアートフォームのスケジュールも含めたものになる。売り方のモードが多様化してるという。



OTOTOYの15年と日本の音楽配信 後編「サブスクリプション時代の音楽との向き合い方」へ続く

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この記事の筆者
小野島 大

 主に音楽関係の文筆業をやっています。オーディオ、映画方面も少し。 https://www.facebook.com/dai.onojima

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この記事の編集者
河村 祐介

1981年生まれ。ビヨンセとは1日違いで時差的に多分ほぼ一緒。渋谷区幡ヶ谷出身。2004年~2009年『remix』編集部で丁稚から編集者へ、LIQUIDROOM勤務やのらりくらりとふらふらとフリーを経て、2013年よりOTOTOY編集部所属、現在編集長。テクノあたりとダブステップあたり、ルーツ・レゲエ〜ダブあたり(そのあたりでライナーノーツなど多数)、その他では酒あたりと本あたり。

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[インタヴュー] クラムボン

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