
第4回『40分』開催決定!
『40分』Vol.4
2012年1月21日(土)@新宿MARZ
LIVE : MOROHA / 田我流 / STERUSS / mothercoat
エントランス : 2000円(1D付き)
OPEN : 0:00 LIVE START : 0:30
CLOSE : 5:00
応募枠を募集!
挑戦者募集!! 条件はラッパーが40分ライヴ出来る事です!
件名に「『40分』応募枠希望」、本文に氏名/住所/電話番号/アピール資料をご記入、添付の上、info(at)ototoy.jp までメールをお送りください。
当選者の方には、追ってメール、電話にてご連絡します。
※あらかじめ info(at)ototoy.jp からのメールを受信できるよう設定ください。
>>>『40分』開催の声明文はこちらからチェック!
アーカイヴでこれまでの出演者を振り返る!
2011年3月25日『40分』Vol.1の様子はこちら
2011年6月11日『40分』Vol.2の様子はこちら
2011年9月17日『40分』Vol.3の様子はこちら
何となく生きることに寛大な街「東京」
上京してもうすぐ7年になる。
上京したての頃、今東京に立っている、ただそれだけのことで満足だった。渋谷のスクランブル交差点を歩くだけでうれしくかった。初めて行ったクラブはとてつもなく、「東京」に満ちていて、そこにいるだけで憧れの「東京」の人になれた。当時、俺の思う「東京」はチャンスの塊で、この街にいるだけでドラマチックな日常が待っている。そう思っていた。実際はというと確かにこの街にはチャンスがあって、思った通り田舎じゃ有り得ないような出来事もいくつかあった。
しかしそれは「東京」が見せるほんの僅かな一面に過ぎなかった。今「東京」はどんな街かと聞かれてなんと答えるか? 俺は「東京」は妥協の街だ。そして妥協との戦いの場所だと答える。
この街は何となく生きることに対して寛大だ。特に自分くらいの20代の人間はこれといった目標がなくとも、カッコつけて生きることが出来る。ざっくり言えば何の目的もないフリーターが肩身の狭い思いをしない街だ。 専門学校を卒業した年、親に田舎に帰って来いと言われ、「もう少し東京で感性を研きたい」そう答えると、親父に 「そんな体裁だけのことを言うな。お前は東京で格好つけたいだけだろう」と言われ何も言い返せなかった。
田舎には生々しい生活感と危機感がある。だからこそ真剣さがある。それに引き換えこの街は、良くも悪くも優しい。だからこそ強い意志がなければ、その優しさに甘えてしまう。俺は「東京」の優しさに甘えに来たんじゃない。 あの日の親父の一言に今なら真っ向から返せる言葉がある。そしてそれを吐き出せる場所がある。
1月21日(土)新宿MARZにて「40分」開催。(Text by アフロ(MOROHA))
STERUSS参戦決定!

STERUSS
1997年から横浜を拠点として6人でSTERUSS(ステルス)を結成。その後メンバーの脱退を何度か繰り返し、現在CRIME SIXXX.BELAMA2.DJ KAZZ-Kの2MC.1DJの構成になる。03年に自主CDR「One coin sampler」を発表し、同年BLAST監修のコンピレーションCD『HOMEBREWER'S 2』の参加をきっかけに活動の場所を全国区に広げた。その後05年に7inch[白い三日月/白い三日月DUB」、アルバム『白い三日月』をリリース。その中の1曲「真夏のJAM」が縁を呼び、横浜のJAZZの一大イベント横浜ジャズプロムナードにおいて鈴木勲率いるOMA SOUNDと共演するなどジャンルの壁を越えて活動場所を広げていった。翌年2006年には、DJ KAZZ-KがP-VINE監修のJAPANESE RAP MIX CD『overrap』に大抜擢されDJ個人としても活動の場所を全国区に広げた。また、同年に12inch「風見鶏のうた/184045/マイク中毒pt2」を発表した。2007年に発表した12inch「ソラノウタ / 尖 / killing me softly」、翌年2008年に発表のアルバム『円鋭』では鈴木 勲(Bass)、スガダイロー(Piano)、toto(Poetry Reading)などと共演する事で音楽としての幅を広げた。進化を遂げると同時に自分達にとって大切な事とは何かを常に考え、それをひたむきに表現する姿勢を忘れず、現在も精力的に活動を続けている。
stillichimiyaから、田我流が登場!

田我流
田我流(でんがりゅう/stillichimiya)は山梨県一宮町をベースに活動するMCである。高校時代にヒップ・ホップの洗礼を受けMICを握り始めると、高校卒業後の2001年に武者修行の為アメリカ・ニューヨーク州へ留学。そこでヒップ・ホップ以外にも沢山の魅力的な音楽がある事を知り、サイケ・バンドでギターを担当するなど様々な音楽の可能性を探求する。そして一人の黒人青年との出会いによって再びヒップ・ホップ、そして生の黒人文化を体験し再びリリックを書き始める。アメリカ留学中に様々な経験を積み2004年に帰国。地元一宮町の幼なじみとラップ・グループ、stillichimiyaを結成。クルーとして2枚のアルバムと1枚のミックスCD、一枚のEPを制作した。またクルーの活動と平行してソロMCとしてのライヴ活動や、楽曲制作を積極的に行う。2008年にファースト・ソロ・アルバム『作品集~JUST』を自主製作し、発表すると、ヒップ・ホップだけではなく様々な方面から賞賛を受ける。その後、ラップだけでなく表現者としての活動の幅を広げ、2011年公開になる富田克也監督作品「サウダーヂ」では、映画初出演ながら主演を務めるなど、表現力を磨き続けている。2011年には待望のセカンド・アルバム『B級映画のように』をMary Joy Recordingsより発表予定。田舎独自の観点、またありのままの日本人としてのRAP STYLE、問題提起にこだわり、実験的かつストレートな音と表現に乗せて吐き出される田我流の音楽は音楽の核、SOULという一言に回帰する。
今回のバンド枠は、mothercoat!

mothercoat
2008年、神谷町光明寺で行われたイベントでバンドの概念を根底から覆すようなパフォーマンスを披露する。4月には1st single「yen」を発売。東名阪で自主企画「天才辞退」開催。新しいカタチを提示しきった後、ミョウジョウマコト(gt)脱退。2009年に、ようやく4人でのカタチを見い出し、2月に異例の超先行発売を敢行「まだ出来てもいないアルバム買いませんか? 」と銘打ち1stフル・アルバム『パッチワーク_式』を緊急発売。先にお金だけ頂き、購入者には制作過程をweb上で閲覧可にした上で、そのお金をアルバムのプロモーション費用に充てるという、新しいインディペンデントなカタチを打ち出す。そして6月に『パッチワーク_式』を世界初? 同内容CD2枚入り仕様で全国店頭発売。2010年6月には、単独で21日間に及ぶUKツアーを行う。イングランド、スコットランド、ウェールズと全土を周り、中でもスコットランド最大のショー・ケースGO NORTHや、大型野外フェスティバルROCKNESS(THE STROKESやFat Boy Slim等蒼々たるメンツが出演)に出演した際には限りなく高い評価を得る。2011年9月から12月まで、全国を回った末、暖簾に腕押さずして釘打つために次回アルバムに収録予定の新曲をちりばめながらの「暖簾に釘打ちツアー」で再び全国を回り始める。
チケットの取り置き受付開始!
チケットのお取り置きを希望される方は、お名前/電話番号/希望の人数をご記入の上 info(at)ototoy.jp までメールをお送りください。追って受付完了のメールをお送りいたします。当日はエントランスにてお名前をお伝えください。
※あらかじめ info(at)ototoy.jp からのメールを受信できるよう、設定ください。
【お問い合わせ】
オトトイ株式会社 03-5829-8371 info(at)ototoy.jp
新宿MARZ 03-5292-8371 info(at)marz.jp
MOROHA PROFILE
2008年に結成されたMCのアフロとGtのUKからなる2人組。結成当初は、渋谷Familyや池袋bedなどでクラブ・イベントをメインにライヴを行うが、ビートの無い編成ゆえに出演者やオーディエンスから冷ややかな視線を浴びることも多々あった。こうした現場を通して屈強な精神力を培う。言葉から汗が滲み出る程に熱量を持ったラップ、そして、ギター1本だからこそ際立つUKの繊細かつ獰猛なリフ。個々の持ち味を最大限に生かす為、この MC+Gtという最小編成にこだわる。抽象的な表現を一切使わず、思いの丈を臆面もなく言い切るそのスタイルとリリックは賛否両論を巻き起こしている。鬼気迫るLIVEはあなたにとって毒か薬か!? 雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。